【現役塾講師が解説】失敗しない学習塾の選び方

子供の成績や進路を決める上で重要な塾選び。
せっかく高いお金を掛けて通うなら、しっかりと成果が出る塾に通いたいですよね。

しかし、実際には多くの人が下調べをしなかったり、友人紹介で入塾してしまったせいで塾選びに失敗してしまいます。

この記事では現役塾講師の僕が塾の内情も含めて8つの軸から塾選びのポイントをお伝えします。
ぜひ一番合う塾を考えてみてください!

目次

塾選びの軸①個別指導か集団指導か

学習塾は大きく分けて、講師1人につき生徒が1人もしくは2人の個別指導と、3人以上の集団授業の2つの形式があります。

どちらか一方が優れているということは有りません。
それぞれ特徴がありますので表で比べてみましょう。

指導人数授業料授業内容テスト対策
個別指導先生1人につき生徒1、2人割高オーダーメイド学校に合わせてきっちり
集団指導先生1人が2〜30人程度同時に指導割安画一的・クラス分け授業外で自分で対策

経験上、学校の授業についていくのが大変だったり、大勢の中で勉強するのが嫌いな生徒は個別指導が向いていると感じます。
個別指導は1人1人にあったカリキュラムを組むので「授業についていけない」ということがありません。
また、隣に常に先生がいてくれるので質問がしやすく、先生も手元が見えるのできめ細かい指導が可能です。

一方、学校の授業では物足りないと感じており、競争心を持って学習を進めたい生徒には集団指導が向いていると思います。
集団指導はクラス分けにもよりますが、学校内容の先取りで進めることが多いです。
自分と同じレベル、もしくはより高いレベルの生徒と切磋琢磨できる環境なので、ガツガツ学習を進めて行きたい人には集団指導が向いています。

個別指導と集団指導の特徴は他にもあります。
【両方の指導経験有り】現役講師が教える個別指導と集団指導のメリット・デメリットで詳しく解説していますのでご覧ください。

塾選びの軸②大手か個人塾か

塾には大きな会社が同じ名前の塾を展開している大手塾と、学習塾などから独立した個人が開業した個人塾があります。

この2つの選び方は「料金で選ぶなら個人」「設備の充実度で選ぶなら大手」です。

基本的に個人経営の塾は、料金設定が低めになることが多いです。
個人塾で大々的に宣伝を打つことも少ないですし、人件費もかかりません。
それが料金に反映されてるわけです。

一方、大手塾は個人塾に比べて設備が整っていることが多いです。
僕は大手・個人塾両方で働いたことがありますが、自習室や建物の綺麗さで言ったら大手に分があります。
個人塾は個人で集めた資金が元手になるので、設備にお金がかけられないケースが多いんですよね。

大手・個人に関わらず、サービスの充実度については教室長次第です。
詳しい話はこちらの記事で解説しておりますので、大手か個人かで迷いがある場合は参考になさってください。

塾選びの軸③塾の場所は通いやすいか、治安は良いか

塾選びにおいて、立地というのは非常に大事です。

具体的には2つの観点で立地を考えるといいでしょう。

塾の立地で抑えるべきポイント

  • 通いやすさ
  • 治安



1つ目は「通いやすい場所にあるか」という点です。
どんなにいい塾でも家から遠かったり、送り迎えがしづらい場所にある場合は注意が必要です。

保護者が車で送迎する場合は、停車しやすい場所があるかや、車で入っていきやすいかということを考慮する必要があります。
生徒が自分で通う場合は、学校もしくは自宅からの距離が近いところの方がいいでしょう。
あまり離れていると、だんだんと通塾がおっくうになり自習しに行くのにも不便です。

2つ目の観点は治安です。
塾の帰りは遅くなりますから、人通りが少なかったり、街灯が少なくて暗い道路を通って帰宅する場合、非常に不安です。
また、繫華街に面している場合も治安が悪くなりやすいので注意が必要です。

塾選びの軸④レベルが合っているか

塾にはそれぞれターゲットにしている学力レベル層があります。

もちろん学力によってクラス分けがされている塾も多いので、1対1で対応しているわけではありませんが、自分がその塾のターゲット層に入っているかを見るのは重要です。

例えば、中堅・下位レベルの高校を狙っているのに上位校を専門にした塾に通ってしまうと、授業についていけなかったり、自分のわからないポイントが解説されずに授業が進んでしまい成績が上がらないどころか勉強嫌いになってしまうかもしれません。

生徒の現状の学力と志望校を考えたうえできちんと自分にとって最適なレベルの学習環境があるかどうかを考える必要があります。

塾選びの軸⑤自習室が整っているか

学習塾では多くの生徒が自習室を利用します。
自宅ではなかなか集中できなかったり、先生に質問できる環境で自習をしたい場合自習室というのは理想的な環境です。

しかし、規模が小さい塾、特に個人塾などでは自習室を設置していない場合があります。
そうなると授業時間以外は通塾しても勉強する場所がないため、自宅で勉強がはかどらない生徒の場合、勉強量の確保が難しくなります。

また、自習室があっても席数が少なかったり汚かったり、騒がしかったりするとせっかく塾に行ったのに勉強できなかったり、モチベーションが保ってなかったりと勉強の妨げになってしまいます。

塾選びの際には必ず自習室の様子をチェックしましょう。

塾選びの軸⑥授業料はどれくらいか

塾は指導形態(集団か個別か)や経営母体(大手か個人経営か)などによって授業料が変わります。

一般的に個別よりは集団、大手よりは個人経営の方が料金設定は低くなります。
図にまとめてみました。

最も高額なのは大手の個別指導です。
2番目は個人塾の個別指導、3、4番目は大手の集団、個人の個別と続きます。


また、通塾にかかる費用は毎月の授業料だけではありません。

大手学習塾は教室ごとに売上目標があるため、生徒にどんどん講座の受講を勧めます。
中にはかなり高額な講座を勧められることもあります。

そのため、年間トータルで見たときには大手学習塾のほうが費用はかさむことになります。

塾選びの軸⑦テスト対策イベントやフォローがあるか

テストや入試では事前の対策が非常に重要です。
テスト対策として、学校の定期テストの過去問を用意してくれていたり、テスト範囲の復習用の教材を用意してくれる塾もあります。
また、入試に向けた入試特訓や進路についての情報提供量も塾によって大きな差があります。

この点は教室長や塾の方針によってかなり異なります。
大手だから強いとかも特にないです。
入塾前に面談でしっかりと「テスト対策」「受験対策」としてどんな取り組みを行っているのかを確かめておきましょう。

塾選びの軸⑧しっかり生徒を見ているか(面談の頻度や宿題の量)

多くの生徒、保護者の方が勘違いされることですが、「塾に来さえすれば成績が上がる」ということはありません。

塾の授業時間は週1時間から5時間程度でしょう。
この程度の学習時間の増加では成績を変えるのは難しいです。

学校での授業時間、塾での授業時間、家庭学習の時間これらがすべてつながって成績に現れます。
成績がいい生徒は時間の使い方や勉強の仕方が上手です。

勉強が苦手な場合は塾の授業を受けるだけではなく、むしろ塾の授業時間以外での学習の仕方を教えてもらわなければなりません。
そのためには、塾によるきめ細かいサポートが必要です。

生徒の現状の学力、時間の使い方、1日の勉強時間、科目別の勉強の仕方など一人一人の状況を詳しく聞き取ったうえでやるべきことを指導しなければ成績は上がりません。

学校では一人一人にそこまでしてくれる先生はそうはいませんから、塾で勉強の仕方を学ぶ必要があります。
塾を選ぶ際には授業内容だけでなく、その塾がどこまで生徒を注意深く面倒を見ているかという点を考えなければなりません。

塾の面倒見のよさは面談(生徒・保護者)の頻度や宿題の多さに現れます。
授業時間内だけで勉強の仕方まで教えるのは難しいです。
面談や塾でのイベントを通して学習の仕方を本気で教えてくれる塾なのかを見極めましょう。

また、宿題が少ない塾は成績を上げることはできません。
これは断言できます。
宿題が少ないと生徒はその場では喜びます。
しかし、生徒が本当に喜びを感じるべきなのは勉強した成果が成績となって現れたときです
授業で扱った内容を数日に分けてこなせるくらい宿題は多い方が好ましいです。

塾選びの際は必ず体験授業を受けましょう

この記事では現役塾講師の僕が塾選びの際に気を付けるべきポイントをまとめました。

塾選びのポイント8つまとめ

  1. 個別指導か集団指導か
  2. 大手か個人塾か
  3. 塾の場所は通いやすいか、治安は良いか
  4. レベルが合っているか
  5. 自習室が整っているか
  6. 授業料はどれくらいか
  7. テスト対策イベントやフォローがあるか
  8. しっかり生徒を見ているか(面談の頻度や宿題の量)



これらの観点をしっかり抑えておけば塾選びで失敗する可能性はグッと減るでしょう。
しかし、この記事で見たほとんどの軸が「塾に入ってみないとわからない」ことでした。

ですから、塾選びの際には必ず体験授業を受けましょう。
複数の体験授業を受ける中で、上記の軸に照らし合わせてみることで後悔しない塾選びができます。

しかし、いざ体験授業を受けるとなるとそれぞれの塾での申し込みが面倒ですよね。

「イーリズム塾さがし」を利用すれば一括申し込みで複数の塾で体験授業を受けることができます。


もちろん料金は無料です。
まずは気軽に体験授業を申し込んでみましょう。

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この記事を書いた人

現役の英語コーチ・講師が英語学習に関するお役立ち情報を発信中!
TOEIC985・英検1級保有

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