私は大学生の終わりに、使い終わった教科書や本をメルカリで販売し、1ヶ月程度で1万円を手にしました。
大学生のみならずせっかく買ったけどもう使わない教科書や、もう読まない本などがご自宅にあるならぜひメルカリで売ってお小遣いを稼ぎましょう!
これは実体験から言えますが、メルカリで出品した教科書や本は割とすぐ売れました。
初心者だった私でも出品した翌日に売れる、なんてこともありました。
これが実際に1ヶ月位で売った本達です。

これらの本はすべて引越し時にまとめて捨てられる運命でした。
ですが、少しの手間だけで1万円に生まれ変わり、そして次に誰かの役に立ってくれるのです。
メルカリで商品を買ってもらうには出品する際にいくつか抑えておくべきポイントがあります。
ポイントを抑えながら、登録から現金に変わるまでのステップを画像つきでわかりやすく説明するので安心してくださいね。
ステップ1:メルカリに登録する
まずはメルカリに登録しましょう。
メルカリのトップページを開くと、こんな画面になるかと思います。

画面上部右側の新規会員登録ボタンを押してください。
すると、4つの会員登録方法からお好きな方法で会員登録ができます。

Google、Facebook、Appleなど既にお持ちのアカウントと連携させて登録すると早いですが、連携をしなくていい、もしくはこれらのアカウントをお持ちでない方は一番上の「メールアドレスで登録する」を選択してください。
次の会員情報入力画面を入れ終わると電話番号の確認が入ります。

前の画面で打ち込んだ番号の携帯電話に4桁の番号がSMSで届いているはず(画面上部に通知が来ると思います)ですので、それをこちらに入力します。

これで登録完了です。
中央の「メルカリをはじめる」ボタンを押すと次の画面に遷移します。

こちらがマイページとなります。
画面左と上部のメニューの「やることリスト」に①が付いていますので、押して確認しましょう。

こちらは新規登録すると送られてくるメール認証のお願いです。
会員登録時に登録したメールアドレスにこのようなメールが届きますから、URLをクリックして認証を済ませてください。

URLをクリックすると…

これで認証完了です!
お疲れさまでした。
ステップ2:写真撮影
次はいよいよ出品になりますが、その前に出品する商品の写真を撮りましょう。
今回は教科書・書籍の販売になりますから、写真によってそこまで印象は変わりませんのであまり神経質にならなくても大丈夫です。

こちら私が実際に出品した際に掲載していた画像です。
タイトルと本全体がはっきりと映るようにしておけば良いでしょう。
ステップ3:出品
いよいよ出品です。
画面右下のカメラマークを押します。

すると画面が遷移して、出品する商品の情報を入力していきます。
ここでいくつかポイントがあるので、項目ごとに解説していきます。
出品画像

画面の点線枠内に、ステップ2で撮影した画像ファイルをドラッグ&ドロップするか、枠内をクリックするとファイルを選べるようになっているのでいずれかの方法で画像ファイルをアップロードしてください。
※スマートフォンで撮影した場合はパソコンに取り入れてからこの作業を行ってください。
スマートフォンで出品する場合はパソコンに取り入れる必要はありません。
商品名/商品の説明

商品名は書籍のタイトルを入力しましょう。
商品の説明では、商品の状態や特記事項を記入します。
ここを詳細に書くことを勧めるサイトもありますが、この記事では「簡単に」出品することを掲げているので1行程度で構いません。(例:ほぼ新品です。)
実際に私が出品した本はすべて一言程度しか記入していませんでしたが、問題なく売れました。
メルカリに本を買いに来ている方が注目するのは「値段」と「状態」です。
他にも商品の状態を選択する項目がありますが、具体的な本の状態はここで記入しておきましょう。
商品の詳細

まずカテゴリーは「本・音楽・ゲーム」を選択してください。
ブランドは必要無いでしょう。
商品の状態です。
こちらは次のようにドロップダウンになっています。

こちらはありのままに書いてください。
トラブルになると購入者から低評価をつけられてしまい、その後商品が売れづらくなってしまいます。

上の図が相手の画面に表示され、右側の青い顔マークが低評価を付けられた数です。
傷や汚れがあるのに「新品、未使用」などを選んだりすると、後でトラブルになる恐れがありますのできちんと正直に書きましょう。
配送について

配送料の負担は送料込み(出品者負担)もしくは着払い(購入者負担)から選択できますが、後者にするとなかなか買い手がつかないケースがあるので送料込みを選択することをおすすめします。
発送元の地域はお住まいの地域を選択してください。
発送までの日数は意外と気にする方が多いポイントです。
例えば、教科書を売る場合テスト直前に売れる可能性が高いわけですが、このとき発送までに日数がかかってしまうと他の出品者にお客さんを取られてしまう恐れがあるのです。
メルカリの発送はとても簡単ですから、遅くとも「2〜3日で発送」を選択するほうが安心です。
価格

メルカリでの出品において、商品が売れるか売れないかを最も左右するのがこの価格の決定です。
高すぎては買い手がつかず、安すぎては売るメリットが無くなってしまうという板挟みの中で価格を決めなくてはなりません。
ここでは「競合に合わせる」のが手っ取り早いです。
例えば漫画「鋼の錬金術師」を全巻セットで売ろうと思ったら、画面上部の検索窓で「鋼の錬金術師 全巻」と検索してみます。
すると、画面は次のようになるかと思います。

もちろん同じ商品でも幅広い価格帯で売られていますが、ここで注目すべきは商品画像の左上に「SOLD」と書いてある商品の価格です。
これは既に売却された商品であることを表し、出品商品の価格を決める上で参考になるものです。
上の画像だけだと少し物足りないですが、この画像を見る限り「3500円〜4500円」で価格をつけると良さそうです。
5000円以上の高値で売却されたものもあるようですが、それらは特典付きだったりたまたま売れたものである可能性が高いです。
この記事は「手軽に売る」のがテーマですから、価格は相場に合わせてしまいましょう。

また、画像中には販売価格の下に、「販売手数料」と「販売利益」という項目があるかと思います。
販売手数料は売上の10%をメルカリの運営が徴収するというもので、販売利益は上で設定した販売価格からそちらを差し引いたものになります。
画像中の価格設定5000円では、10%を差し引いた4500円が販売利益となり出品者の手元に残ります。
最後にページ下部の「出品する」ボタンを押して出品は完了です。
ステップ4:販売する
出品後は基本的に購入者が現れるのを待つのみですが、商品を見た人から出品した商品について質問や交渉がある場合がありますので、定期的にマイページを巡回するようにしましょう。
ここではよくある質問・交渉とそれへの対応例を紹介します。
・価格交渉:〇〇円で売れないか?という交渉
→こちらは一番来るコメントです。基本的にはあまり応じないほうが良いですが、早く売ってしまいたい場合などは利益がきちんと残るなのなら値下げしても良いでしょう。
・発送日数への質問:今頼んだら、いつ発送できるかという質問
→こちらもよく来ます。出品情報に記載してはいますが、出品者の事情により、実際の発送日にはズレが生じます。購入者がお急ぎの場合は早めに発送をお願いしたいと言ってくることもあるでしょう。これらは購入を前程にした質問ですので、早急に対応しましょう。
他にも、商品の状態や他の出品とセットで購入するから安くしてほしい、といった問い合わせが来るかもしれません。
ご自分で納得できる範囲で対応しましょう。
とにかく、迅速に対応するのが大事です。
ステップ5:梱包・発送する
さあ、いよいよ出品した商品が売れたら最後は発送作業です。
発送が遅れたり、梱包が雑だったりすると購入者からの評価が低下し後の商品の売れ行きに影響するので丁寧かつ迅速に梱包・発送しましょう。
まず、雨対策でOPP袋などに包みましょう。
通販や百均で買えます。

【 送料無料 】 テープ付 A4 【 国産 OPP袋 】 透明OPP袋 【 100枚 】 透明封筒 【 A4用紙 / DM用 】 30ミクロン厚(標準) 225 x 310 + 40 mm OPP
その後ダンボールか封筒に入れて発送するわけですが、現在のおすすめはコンビニで発送キットが買えて郵便ポストから出品できる「ゆうパケットポスト」です。

ゆうパケットポストでの発送方法
こちらに詳しい発送方法や専用箱の購入方法が書いてありますので、こちらに沿って発送してください。

発送費は一律200円で、専用箱は65円ですので265円プラスOPP袋代が発送にかかる金額となります。
※幅32.7cm/奥行き22.8cm/厚さ3cmを超えるサイズはこの方法で発送できないので、他の発送方法をお試しください。
ステップ6:出金
最後に商品を売り上げたあと、メルカリから皆さんの残高に入金があります。
こちらをご指定の口座に振込申請をして出金完了となります。
マイページから左下の売上・振込申請ボタンを押します。

これを押すと画面は次のようになります。
「振込申請して現金を受け取る」を押して口座情報を入力します。

なお、すでにお持ちのアカウントでメルペイに登録されている場合はWeb版では振込申請はできません。
スマートフォンの公式アプリから申請を行ってください。
振り込みには一律200円がかかります。
申請後の振り込みスケジュールはこちらをご覧ください。
最後に
これでメルカリでの出品準備から実際に手元にお金が来るまでの工程は終了です。
はじめは少し手間に感じるかもしれませんが、慣れると発送から出金までをスムーズにこなせるようになります。
お家で眠っている本や教科書を売れば、部屋は片付き、お金は手に入り、本もまた必要な人のもとでまた役目を果たしてくれます。
ぜひメルカリを活用して、お小遣いを手にしましょう!
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