こんにちは、Akioです。
2021年3月実施のTOEIC L&Rでスコア985を取得しました。
2016年に就活のためにTOEIC860を取得してからは、英語の学習はしていません。
ひょんなきっかけから2020年8月頃、4年ぶりに勉強を再開して約7ヶ月で、スコアを125伸ばすことに成功しました。
この記事で分かること
- 「TOEICのスコアアップにオススメの参考書は?」
- 「アプリは何か使ってた?」
- 「どんなスケジュールで勉強してた?」

この記事ではこの7ヶ月でどのような勉強をしていったかについて解説していきます!
結論:TOEICのスコアアップにつながったのは「音読」・「スタサプ」・「単語帳」
まず結論から言うと、TOEICのスコアアップにつながったのは「音読」・「スタサプ」・「単語帳」の3つだと思います。
実際に行った勉強は以下です。
1〜4ヶ月目 | 5・6ヶ月目 | 7ヶ月目 |
---|---|---|
・音読 ・パス単準一級 | ・スタディサプリ TOEIC対策コース ・TOEIC英単語スピードマスター | ・TOEIC Exam ・公式問題集 ・TOEIC英単語スピードマスター |
最初の4ヶ月は音読+ちょっと英単語という感じでした。
この時は特にTOEICのことは考えていなかったので「英語の底力をつけたい!」と思って音読してました。
5ヶ月目からはスタディサプリ TOEIC対策コースを2、3ヶ月間受講しました。(どっちだったか忘れた)
同時並行で、TOEIC用の単語帳を高速で回してました。
試験直前は通しで演習するために「TOEIC Exam」というアプリと公式問題集で試験と同じ形式で問題を解きまくりました。
ここからは「音読」・「スタサプ」・「単語帳」の3つに絞って具体的な学習について紹介します!
最初の4ヶ月はほぼ音読のみ
英語学習を再開した当初は「英語の力を一から鍛えなおそう」と考えました。
特にTOEIC対策とかは考えてませんでした。
英語の学習法を調べまくって、この本に書いてあるプランをベースに勉強を開始しました。
こちらの本では英語の「基礎回路」を作るためには音読がもっとも効果的であるとされています。
1つの教材を100回読むことが推奨されており、若干気後れしましたが自分で記録表なんかも作ってスタートしました。
使った教材
英語学習自体4年ののブランクがあったので、1冊目は初歩の初歩。
中学1年生レベルの教材からはじめました。
使ったのはこちら。
昔の教科書からとった英文を集めた教材です。
音声を取り入れた学習を前提に作られているので非常に使いやすかったです。
ちょっと簡単すぎて60回音読したところで、文章をほとんど暗記してしまったので切り上げました。
それまで英語学習で音読を取り入れていなかったので、喉から出血したり、飽きが来たりと中々ハードでした。
次に取り組んだのは、1つ上のレベルのこちらの教材です。
昔の中学3年生の教科書レベルですが、音声を聞きながらだと負荷が高くなるので丁度いいレベル感だったと思います。
この教材は100回音読しました。
12レッスン×100回なので合計1200回。
1日30回ずつ読んで、大体40日くらいで終わりました。
音読の詳しいやり方は結果が出る音読のやり方とおすすめの参考書で詳しく解説していますが、普通に読むだけでなく音声をふんだんに取り入れたやり方だったのでリスニングもかなり鍛えられたと思います。


次に取り組んだのは「英会話ぜったい音読」シリーズの最上級レベルのこちらの教材です。
高1レベルの英文が10レッスン分です。
こちらも100回音読しました。
この頃になってくると「飽き」に対処するためにいろいろとバリエーションを含ませたりして、音読を継続するための工夫をしました。


最後に使った音読教材はこちら。
こちらは簡単だったので30回ずつくらい読んで切り上げました。
音読に効果はあったか?
4ヶ月間音読ばかり(一応瞬間英作文も)していましたが、効果が実感できたかどうか。
結論から言えば「めちゃくちゃ世界が変わった!」とかはなかったです。
ただし、その後の学習で「あー、これ音読の効果かもな」と思ったのは
- 返り読みしなくなった
- リスニングが以前より聞き取れるようになった
- 発音が良くなった
というところです。
結果としてその後TOEIC対策でリスニングの得点がすぐに上がった、リーディングで時間が足りなくなることが減ったという感覚はありました。
詳しくは音読、3ヶ月やってみた感想と変化の中で良かった点・辛かった点などをまとめています。


スタディサプリ TOEIC対策コースはめちゃくちゃオススメ!


ある日「TOEICを受けよう!」と思い立って、CMでもおなじみの「スタディサプリ TOEIC対策コース」を受講しました。
はじめは「無料体験だけ…」と思っていたのですが、実際に使ってみて以下のメリットを感じて継続を決めました。
スタディサプリTOEIC対策コースの5つのメリット
- 20回分の模試だけで30,000円の価値がある
- ディクテーションやシャドーイングなどの復習がしやすい
- スキマ時間で学習できる
- 300本の動画講義がタメになる
- 学習目標・結果が見える化されるから続けやすい
動画講義を見る機会や学習管理って独学だとあまり機会がないと思いますが、そういった点をしっかりサポートできるのは心強いです。
また、なんと言ってもアプリならではの復習補助機能でディクテーションやシャドーイングがめちゃめちゃ捗ったのが一番良かったです。
移動中や時間が少し空いたときもアプリならサッと学習できるのもメリットでした。
私は以下のように使っていました。


はじめに動画講義+演習で文法を総復習しました。
文法はある程度分かっているつもりでしたが、動画講義で説明を受けると「意外と抜けている」ポイントが分かり、演習で弱点を補いました。
次に動画講義+演習でパート別の傾向と出題例を学習しました。
最近のTOEICの傾向やパート別の対策を動画講義で学ぶことができました。
けっこう問題数も多いので、これをやるだけでもTOEICの概要がつかめます。


パート別対策が終わった後は、実際に本番形式の問題演習を通してTOEIC慣れを目指しました。
模試が20回分収録されており、リスニングとリーディングを隔日で演習しました。
英語学習では復習が上達のカギを握っているので、倍の時間をかけて復習しました。
使ってみる前は「アプリはスキマ時間用。メインの勉強には使えない」と思っていましたが、登録した後は上の使い方の通りメインで使っていました。
7日間すべての機能が無料体験できるのでまずは使ってみることをオススメします。
\ 7日間すべての機能が使い放題 /
スタディサプリの詳しいレビューはスタディサプリTOEICの評判は?【3ヶ月使ったレビューと口コミまとめ】の中で紹介しています。


TOEICは単語学習が肝心!オススメの単語帳と使い方
TOEICはそこまで多くの語彙力が求められるわけではありません。
ただし、英検や受験英語と違って「日常生活」「ビジネス」といった場面で頻繁に使われる単語が登場するのである程度対策が必要になります。
オススメの単語帳
書店に行けばTOEIC向けの単語帳はたくさん売っています。
正直どれでもいいですが、私が使っていたのはこちら。
TOEICの単語帳はほかにやっていませんが、これで満点近く取れたので語彙力としては十分だったと思っています。
単語帳の使い方
使う単語帳は何でもいいです。
意識したのは以下の点です。
- 1冊を使い込む
- 何度も繰り返す
- 1日に触れる単語の数を多くする
- 強弱をつけて覚える
まず、使う単語帳は1冊で十分です。
たくさんの単語帳をつまみ食いするよりも1冊を100%覚えることが重要です。
単語学習は繰り返し使っていく中で加速度的に定着していきます。
5周程度で単語帳を変えてしまうと、せっかく頭に定着する準備ができていた単語たちが頭から抜けていってしまいます。
そして日々の学習で触れる単語の数は300語程度とかなり多くしていました。
単語帳を学習したのは1日30分程度でしたが、フラッシュカードのように発音しては次の単語、というように進めていきました。
また、1周目の時点で覚えていた単語はチェックして最後まで触らず、比較的簡単に覚えられた単語もあまり触れる回数を多くしませんでした。
そうして生み出した時間を覚えづらい単語や新しく覚える単語に割いていました。
試験直前は通し演習で実戦モードへ!
試験直前期、TOEIC対策はリスニング・リーディング通しでの演習と単語帳の学習でした。
スタサプはTOEICの基礎学力を上げるのには非常に役立ちましたが、通しでの演習はできません。
ですので、私は「TOEIC Exam」という無料アプリと公式問題集の2本立てで通し演習を行いました。
「TOEIC Exam」とは?


「TOEIC Exam」とは海外製の無料アプリです。
良い点・悪い点はまとめると以下の感じです。
- 模試50回分を演習できる
- 広告が邪魔にならない
- アプリの動作がスムーズ
- 無料で全機能が使える
- パート別演習や英単語暗記機能も充実
- 解説がない
- 誤字や文法の誤りがある
- 本番の試験傾向と少しズレている
無料アプリで解説がつかないなどのデメリットはありますが、試験前の通しの訓練としてはコスパ最強だと思います。
数ある無料アプリ試しましたが、使いやすさも抜群です。
「公式問題集」とは?
公式問題集はTOEICを運営する団体が出版する模試です。
上でアプリを紹介しましたが、試験本番は紙も問題が配られてマークシートを塗りつぶすわけなので公式問題集も1冊は持っていおいたほうが良いと思います。
私はアプリだと余裕で時間内に終わってたんですが、いざ公式問題集に取り組むとぎりぎり時間内に終わるという感じでした。
使ってみたわかった良い点・悪い点はこんな感じです。
- 公式の模試だから運営団体の出題意図・傾向が分かる
- 紙で解く練習ができる
- 通しで解く練習ができる
- 解説が詳しい
- 本番より簡単(な気がする)
- 高い(1冊3000円超え)
まとめ
この記事では私が4年ぶりに英語学習を再開させて約7ヶ月でTOEICスコア985を取得した方法を解説しました。
この記事のまとめ
- 役に立ったのは「音読」「スタサプ」「単語帳」
- 音読はとにかく繰り返す
- スタサプで試験対策&実戦慣れ
- 単語帳はハイスピードで繰り返す
- 試験直前は通して演習



他にもTOEICについての解説記事を多数執筆しているのでぜひ覗いていってくださいね〜!
コメント
コメント一覧 (2件)
TOEICスコア985!!!!
すごい!!おめでとうございます!
私もAkioさんのように勉強頑張ります!
ありがとうございます!
まだまだ勉強は続きますがお互い頑張りましょう!
野沢菜は漬物で食べたいです!