アプリだけでTOEIC対策が可能な4つの理由【対策ロードマップあり】
「アプリだけでTOEIC対策できないだろうか?」
こんなことを思ったことはありませんか?
スタディサプリを筆頭に世の中にはたくさんのTOEIC対策アプリがあります。
今回は参考書を使わずに、アプリを使った学習だけでTOEIC対策ができるのかを解説していきます。
この記事で解決する疑問・悩み
- 「アプリだけでTOEIC対策できる?」
- 「メリット・デメリットは?」
- 「アプリだけでどうやって勉強したらいい?」
アプリ中心にTOEIC対策をしてきた私が様々な体験談をもとに徹底的に調査しました!
アプリだけでTOEIC対策が可能な4つの理由
結論から言うとアプリだけでもTOEIC対策は可能です。
主な理由は次の4つです。
- アプリでも十分演習量を確保できる
- 通しで演習できるアプリもある
- 解説や講義が充実している
- 実際にアプリだけで結果を出した人がいる
1つずつ見てきましょう。
理由①アプリでも十分演習量を確保できる
アプリでの学習習慣がない人にとっては「アプリってスキマ時間専用では?」「参考書に比べて演習量が足りなくなりそう」という印象があるかもしれません。
しかし、アプリによっては数千問の問題が用意されていることもあり「アプリだから演習量が足りない」ということはありません。
理由②通しで演習できるアプリもある
アプリで勉強する際に心配になるのが「本番の環境と違いすぎるのでは?」ということですよね。
例えば本番はリスニング・リーディングを200問通しで解かなければなりません。
多くのアプリはTOEICの設問パート別での演習がメインになるので、心配にもなります。
しかし、実際にはパート別対策とは別に「本番型模試」という時間を測って200問連続で出題できるアプリもあります。
理由③テストだけでなく、解説や講義も充実している
参考書で学習する場合、必ず詳しい解説がつきますよね。
「アプリだと問題だけで解説が無いのでは?」と思うかもしれません。
しかし、アプリの中にも詳しい解説が付くものもあり一概に「アプリだから解説がつかない」というのは誤りです。
中には動画講義などが付いているアプリもあり、むしろ参考書よりも解説が詳しい場合もあります。
理由④実際にアプリだけで結果を出した人がいる
何よりも実際にアプリだけの学習で結果を出している人がいます。
もちろん取り組み方や得意かどうかによってスコアの伸びは変わりますが、十分対策ができることがわかります。
アプリだけで対策した場合のデメリット
アプリだけでもTOEIC対策ができるということをお伝えしました。
しかし、アプリだけで対策した場合のデメリットも存在します。
具体的には次の3つです。
アプリだけで対策した場合のデメリット
- 紙で解く練習ができない
- 書き込みができない
- 目が疲れる
デメリット①紙で解く練習ができない
先ほど「本番のように通しで解けるアプリもある」と言いました。
しかし、厳密には本番は「紙」でアプリは「電子機器」で解くわけなのでその溝は埋まりません。
実際に紙で解いてみるとページをめくる、文字の大きさや配置などがスマホなどで解いたときとは違うものだと気づくと思います。
デメリット②書き込みができない
参考書で勉強するメリットとして解説などに直接ペンなどで書き込みができるというものがあります。
また慣れない内はアプリで勉強しているとペンを動かさなくなってくるので「勉強している感」が薄れます。
とはいえ、本番でも書き込みは禁止なのでそこまで気になりません。
デメリット③目が疲れる
アプリで勉強すると必然的に画面を見る時間が長くなります。
夜寝る前にやると若干寝付きにくくなったり、目が疲れたりします。
これは避けようがないデメリットです。
アプリで対策した場合のメリット
アプリで勉強するデメリットがあれば、反対にアプリでしか得られないメリットもあります。
具体的には次の4つです。
アプリで対策した場合のメリット
- スキマ時間を有効活用できる!
- お勉強感なく楽しく続けられる!
- モチベーションが維持しやすい!
- 機能を使った復習がしやすい!
メリット①スキマ時間を有効活用できる!
アプリはスマートフォンなどで使えるので、持ち運びを気にせずサクッと勉強ができます。
まとまった時間を取ることが難しい方にとって移動中や休憩時間にスマホでTOEIC対策ができるのは大きなメリットです。
メリット②お勉強感なく楽しく続けられる!
学生時代机に座って英語を勉強するのがニガテだった方もいるのではないでしょうか?
アプリだと画面が勝手に動いてくれたり、正解時には「ピンポン!」と音がなったりと何かと楽しく勉強ができます。
いわゆる「お勉強」している感が薄れるので気軽に続けられます。
メリット③モチベーションが維持しやすい!
アプリの多くは自動で学習時間や解いた問題数を記録してくれます。
中にはホーム画面でグラフ化して表示してくれるものもあるので、モチベーションに繋がります。
メリット④機能を使った復習がしやすい!
アプリならではのメリットとして復習に役立つ「機能」があります。
例えば「復習問題チェック機能」は間違えた問題を自動でストックしてくれて、後で解くことができる機能です。
参考書の場合は自分でチェックを付けなければなりませんが、これも自動でできるのでOKです。
他にも有料アプリなら問題文の単語チェックやディクテーション、シャドーイングなどが簡単にできる機能もついています。
参考書での対策しかしていなかった私は初めてこういった機能を使ったとき感激しました。
アプリだけでTOEIC対策する学習ルート
さて、ここまで読んだ方は「アプリのメリット・デメリットは分かった。具体的にアプリだけでどうやって勉強したらいいの?」と感じていると思います。
ここではアプリだけを使ったおすすめの学習ルートを紹介します。
いきなり有料アプリですが、学習の始めはスタディサプリTOEICをおすすめします。
無料アプリは解説がつかないため、日常学習には不便です。
2ヶ月というように期限を決めてスタディサプリTOEICの以下の機能を使い込みます。
- パーフェクト講義
- パーフェクト講義 英文法編
- 英単語TEPPAN
- 実戦問題集 5回分まで
- 実戦問題集NEXT 5回分まで
2つの実践模試は時間に余裕があれば全部やったほうがいいですが無い場合は解説がつく5回目まででOKです。
スタディサプリの英単語機能TEPPANをマスターしたら次は「mikan」or「究極英単語TOEIC800突破編」のどちらかのアプリで単語を補強しましょう。
無料版でOKです。スタディサプリの単語以外の機能と並行して使う感じになります。
スタディサプリを2ヶ月で使い終えて、試験2週間前になったら「TOEIC Exam」という無料アプリで「通し」で解く練習をしましょう。
スタディサプリにはない本番モードがあるのでそちらを利用すればOKです。
上は一例です。
この他にもオススメの無料アプリを以下の記事でまとめていますのでご覧ください。
アプリと公式問題集の併用がおすすめ
「アプリだけでTOEIC対策するんだ!」という方はここは読まなくてOKです。
この見出しは「アプリと参考書を併用していいとこ取りしたくなった!」という方向けに書いていきます。
メリット・デメリットで見たようにアプリでのTOEIC対策は一長一短です。
どうしても「紙」と「アプリ」は違うので、より本番に近い状態で対策するためにアプリと公式問題集の併用をオススメします。
具体的には次の流れです。
- アプリで勉強する
- 本番近くなったら公式問題集で勉強する
普段はアプリで勉強して、本番前だけはTOEICを運営する機関が発行する「公式問題集」で紙で解く訓練をします。
スタディサプリ講師の関先生も同じことをおっしゃっています。
2回分の模試で3,000円くらいなのでちょっと高いですが初受験の場合は一冊持っておいて損はないです。
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