TOEIC初心者におすすめのアプリ4選【初心者は絶対有料アプリ】
初めてTOEICを受けよう!そう思った時にまず考えるのが「どうやって対策しようか?」ということですよね。
最近はTOEICの対策アプリも続々登場しています。
しかし「TOEIC初心者がアプリで勉強して効果が出るのか?」というのは気になるところですよね。
また、TOEICの受験に慣れていない場合、いわゆる普通の「おすすめアプリ」を選んでしまうとミスマッチになりかねません。
この記事ではTOEIC初心者の方にオススメのアプリを紹介していきます。
この記事で解決する悩み・疑問
- 「TOEIC初心者にもアプリ学習は効果あり?」
- 「初心者におすすめのアプリは?」
- 「アプリを学習にどうやって取り入れたらいい?」
現在TOEIC860の私が厳選したTOEICアプリを紹介します!
TOEIC初心者こそ有料アプリを活用すべき5つの理由
まず私がいいたいのは「TOEIC初心者は有料アプリを使うべき」ということです。
最近は質の高い無料アプリも出てきていますが、それは上級者でないと使いこなすのが困難です。
理由は次の5つです。
- 解説がしっかりしている
- 学習を継続しやすい
- 復習を補助してくれる機能が豊富
- 動画で効率よく学習できる
- 勉強の仕方や試験で使えるテクニックが分かる
1つずつ見ていきましょう。
解説がしっかりしている
アプリ・参考書どちらかを問わず、TOEIC初心者は解説がしっかりした教材を選択することをオススメします。
無料アプリは解説がついていない・不足している事が多いので、詳しい解説つきの有料アプリを選びましょう。
また、参考書には基本的に解説がついていますが、上級者向けの教材や模試の場合は解説があっさりしていることもあります。
日常学習には初心者向けの解説が詳しい教材や、文法の参考書を買う場合は受験参考書コーナーで購入するといいでしょう。
学習を継続しやすい
TOEICに限らず英語の学び直しや初心者の方にとって一番怖いのは「学習が続かない」ことです。
どんなに良い教材を使っても、勉強が続かない限りは点数は上がりません。
参考書と違ってアプリは学習のハードルが低く、モチベーションを保つ機能もそろっています。
アプリを学習に取り入れることで学習を継続しやすくなります。
英語学習を継続をする上で役立つアプリの長所は以下です。
- 移動時間やスキマ時間に学習しやすい
- 画面が動いてくれるから疲れない
- 学習時間が自動で記録されていく
- リマインダーやシェア機能で継続しやすい
どれも参考書だけの学習では得られないメリットです。
復習を補助してくれる機能が豊富
英語・TOEIC初心者に多い誤ちは「問題を解きっぱなしにしてしまう」というものです。
勉強の基本は復習です。
復習せずにどんどん問題を解いていくのは学習効果が低いです。
しかし「復習がめんどくさい」「正しい復習の仕方がよくわからない」という方もいるのではないでしょうか。
有料アプリであれば通常の解説に加えて、リスニング・リーディングの能力を高める上で役立つ機能が搭載されています。
例えばスタディサプリTOEICでは本文を繰り返し聞き直したり、英語の基礎能力を高めるシャドーイングやディクテーションを補助する機能が搭載されています。
やったことがある方は分かると思いますが、参考書でシャドーイングやディクテーションやろうとするとかなりめんどくさいです。
テキスト広げながら、再生ボタンや巻き戻しボタンを操作して…と杖の上がワチャワチャになります。
アプリの機能を使えば一文毎にワンタッチで復習できるのでストレスフリーです。
動画で効率よく学習できる
有料アプリの中には動画の解説がついているものがあります。
動画で学ぶことの意義は「最短で上達できる」という点にあります。
独学の経験がある方は「どこまで覚えたらいいのかわからない」「テキストがいまいち理解できない」というトラブルに出くわしたことがあると思います。
人から説明してもらうのって、独りでテキストを読み進めるよりもずっと理解がしやすいんです。
口調の強弱、テンポなどテキストよりも圧倒的に豊富な情報が入ってくるので、動画学習は効率がいいです。
だからこそ学校では授業があるし、塾を含めた「教える」仕事が成り立っているわけです。
無料アプリは自分でテキストを読み進めたり、どこまで覚えたらいいか判断できる人には有益です。
しかし、自分の力で学習をすすめるのが難しい場合は、動画で説明を受けたほうが圧倒的に早く上達できます。
勉強の仕方や試験で使えるテクニックが分かる
有料アプリの場合、動画講義や解説でTOEIC対策のための学習法や試験で使えるテクニックが紹介されます。
例えば「パート3,4を先読みする際は図表のうち選択肢に書いていない方に着目する」というテクニック。
無料アプリではこういった情報は得られません。
TOEICのスコアアップのためにはある程度こういった細かなテクニックが必要です。
また、「リスニングはパート1,2はディクテーションまで完璧に行う」など普段の学習で気をつけるポイントなども教えてくれます。
独学だとどうしても我流になりがちな勉強法ですが、英語のプロから具体的な対策の仕方を聞けるのは大きなメリットです。
TOEIC初心者におすすめのアプリ4選
以上のように機能や解説が充実している有料アプリであればTOEIC初心者の方でも十分対策をすることができます。
それでは早速、TOEIC初心者の方におすすめの有料アプリを紹介していきます。
無料アプリをお探しの場合は以下の記事からどうぞ。
①総合力No.1「スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース」
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
- 動画講義:約300本
- 問題数:模試20回分(4,000問)+文法講座+パート別対策
おすすめポイント
- 動画講義が秀逸
- パート別対策や文法対策が有益
- 復習機能がそろっている
スタディサプリの一番の強みは動画講義の質の高さにあります。
関先生はもともと予備校で教鞭をとっておられる先生ですが、業界では超一流の講師としてその名が知れ渡っていました。
私も実際に動画を見ましたが、暗記に頼らない英語の「核」を教えてくれるので特に英語初心者の方はそういった知識が非常に役立つと思います。
また文法講座やパート別対策では動画講義を中心に演習で徹底的にTOEIC対策が行なえます。
独学では時間がかかる項目も動画講義で知っておくべき箇所に絞って学習ができるので効率的です。
また、すでに説明しましたがスタディサプリは復習機能が揃っています。
アプリと言えどしっかり復習しないと問題数をこなしても意味はありませんから、こういった機能は非常に重要です。
残念ポイント
- 英単語機能が弱い
唯一残念なポイントは英単語機能があまり使えないということです。
収録単語数が全てのスコアの人を対象に1,500語と少ないので、ピッタリ合う人がいないです。
ですので、単語は普通に単語帳を使うか、この後紹介する「mikan」を使ったほうがいいと思います。
ポジティブなレビュー
開始から一年で約500時間使用し、TOEICスコア400点台⇨800点台となりました!CMでも桐谷美玲ちゃんが謳っているように、基本的なTOEIC対策は本アプリで完結すると思います。良質アプリです。
App Storeレビューより引用
ネガティブなレビュー
◼️アプリ:遅い。コンテンツを一括ダウンロードしてもネット接続は必要なため、地下鉄ではほぼ使えない。また記録や連続学習記録がおかしくなるなど使い勝手は良くない。
◼️内容:単語以外は悪くない。講義は良いと思う。
ただ単語は完全に金フレの劣化版なので、600円の金フレで十分。
◼️パーソナルコーチ:自分で使っていく気持ちが必要。ほっておくとできていてもできなくても毎日テンプレ&不特定多数に送っている内容が送られてくる。
App Storeレビューより引用
②AIが選んだ問題で効率的な学習が可能に「abceed」
abceed 詳細
Freeプラン月額(税込) | Proプラン月額(税込) | |
---|---|---|
1ヶ月プラン | 無料 | 2,200円 |
3ヶ月プラン | 無料 | 1,800円 |
12ヶ月プラン | 無料 | 1,400円 |
機能制限 | あり | なし |
各プランで使える機能について詳細は公式HPで確認できます。
- 動画講義:なし
- 教材数:100冊以上
- 問題数:20,000問
おすすめポイント
- TOEIC対策の教材が使い放題
- 料金が安い
- AIレコメンドの問題が解ける
abceedはアプリというよりも参考書のサブスクリプションという感じです。
オリジナル問題というよりはTOEIC対策の参考書が使い放題といったイメージです。
料金は安めで、AIレコメンドの問題を解くことで効率的にスコアアップを目指せます。
問題数も20,000問と圧倒的に多いのでネタ切れになることはないでしょう。
残念ポイント
- 動画講義がない
唯一残念なのは動画講義がないということです。
参考書が読み放題なので、解説は詳しいと思いますが「人から説明されたい!」と思う場合はマイナスポイントです。
ポジティブなレビュー
1. 予測スコアと実際のスコアの誤差が少ない
App Storeレビューより引用
11月のTOEICテスト受験前の予測スコアと、実際に受験したスコアの差が25点差でした。この事より、問題を解けば解くほどスコアの精度が上がり現在の自分の能力を判断し易いと考えます。
2. TOEICの参考書が網羅されており、自分に合った参考書を見つけ易い。
「オススメ問題」を解く事で苦手なパートが分かり、且つどの参考書が1番分かりやすく解説されているかの判別が出来ます。その後は、自分に合った参考書で苦手なパートを集中して勉強する事で弱点の克服に繋がると思われます。
ネガティブなレビュー
「5問毎に点数評価画面が表示されて、集中している場面では気になる。」
App Storeレビューより引用
→オススメ問題を解いている時、パート1,2,5では5問解く毎にスコアの評価画面が表示されます。例えば、難しくて問題を間違えまくった時はガクッとスコアが下がります。この時に僕は、集中力もガクッと落ち込んでいました。
スコアが下がって「次は正解してやる!」と反骨精神を燃やせる方には良いかもしれませんが、僕には少し気になるポイントでした。
③スコア予測の精度が凄い!「SANTA TOEIC」
SANTA TOEIC 詳細
- 料金:下表
6ヶ月プラン | 3ヶ月プラン | 1ヶ月プラン | |
---|---|---|---|
月額 | 2,960円 | 3360円 | 4900円 |
- 動画講義:約300本
- 問題数:模試25回分(5,000問)
おすすめポイント
- AIのスコア予測が正確
- AIのレコメンド問題の精度が高い
SANTA TOEICの一番の特徴は「AIによるスコア予測」です。
5分の診断テストを受けるだけで精度の高い予測スコアが出ます。
50問ごとに予測スコアが更新されるので、勉強のモチベーションが維持できます。
また、5,000問と豊富な問題の中からAIが自動で次に取り組む問題をレコメンドしてくれます。
すべての問題を解かずに、自分の弱点にフォーカスした問題に取り組めるのは非常に効率が良いですよね。
残念ポイント
- アプリの不具合が多い
- サポートが機能していない
- 月額料金が高額
SANTA TOEICはアプリのレビューで不具合が多いことが報告されています。
また、サポートがあまり親切でないという声も挙がっています。
海外発のアプリで日本に上陸してから日が浅いためサポート体制が不十分なようです。
また、料金表を見ていただくと単月プランだと月5,000円とかなり高額です。
キャンペーン期間や長期契約をすると値段は落ち着きますが、いきなり長期契約は不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ポジティブなレビュー
2ヶ月弱利用してますが、ある程度英語の基礎がある人や隙間時間を活用したい社会人には非常におすすめです。
簡単に個人的に良いと思う点を3つほど。
①圧倒的な問題数と難易度
約5,000問あり、難易度も3段階に分かれているため、自分のレベルに合わせて問題演習を詰めます。中級者以上であればこれをやり込むだけでも相当な力がつくと思ってます。
②予測スコア
スコアが全てではないですが、自分のレベルを把握できるし、何よりモチベーションになります。スコア更新で焦らされますが、それはご愛嬌ということで。笑
③学習分析レポート
AIにより自分の課題を分析してくれるので、勉強計画をたてる上で参考にしてます。独学者にはありがたい機能です。
他にも講義動画(私は問題ばかりこなしているためあまり見ていませんが笑)があったり、マイノートの復習機能があるなど、充実しています。
App Storeレビューより引用
ネガティブなレビュー
現在700点中盤で、800点超えを目指すために利用中。
・説明動画がYouTubeそのまま置いたもので、操作しにくい。視聴後も繰り返し見る操作ができない。
・説明文と講座動画の問題文が異なって表示されることがある。
・講座の後の問題文がそのテーマに合わせたものなので、答えがバレバレで復習にならない。
・回答説明文をコピーできないのでメモが取れない、その説明文を保存しておく機能もない。
・説明を見る際に、毎回問題文の一部が隠れていて、わざわざスワイプしないと全体見れない。
・回答後に説明を見るためには、なぜか数秒スクロールできない待機時間あり。
・回答説明の言い回しが複雑で、その用語や構文を結局自分でググる羽目になり、勉強効率がものすごく悪い。
・説明の語句が一般的ではない(接続副詞を副詞接続詞などと呼んで混乱させる)
AI云々言う前に、基本的な使い勝手は考えて欲しい。勉強に集中できないくらいイライラする。
一見良さそうな割にコンテンツ、プロダクトともに有料の価値は無い。
また、他の方も言っているが問題が追加されないので集中的にやると1〜2カ月ほどで問題が一周してしまう。長期間の契約の意味がない。
App Storeレビューより引用
④単語学習ならこれ一択!「mikan」
おすすめポイント
- レイアウトがきれいで使いやすい
- 目標設定機能で楽しく継続できる
- 選べる教材が多い
単語学習アプリの中でも抜きん出た存在の「mikan」
とにかくレイアウトにムダがなく非常に使いやすいです。
無料の単語アプリだとTOEICに対応していなかったり、デザインが古臭くて使いづらいものが多いです。
またリマインダ機能や目標管理機能で自分の勉強が可視化されていくので楽しく継続しやすいです。
「mikan」はTOEIC対策の単語帳も数多く選べるのでabceed以外の有料アプリと相性がいいです。
残念ポイント
- 単語以外は学習できない
デメリットではありませんが、mikanは単語専用アプリなのでこのアプリだけではTOEIC対策ができません。
あくまでメインのTOEIC対策アプリの補助と考えましょう。
ポジティブなレビュー
・いつでもどこでも気軽に単語学習ができて、良いです。1日の目標単語数を設定できたり、連続目標達成日数が表示されたり、過去1週間の学習グラフが見える化されるので、モチベーションアップにつながっています。
・発音と一緒に覚えられるのが良いです。単語をクリックするだけで発音が聞ける手軽さも良いです。本で学習する場合、発音をすぐに確認できないので、アプリで学習する最大のメリットだと思っています。
・無料で学習できる単語数もかなり多く驚きました。私はアプリ独自のTOIECレベル別単語集(500点、600点、700点、800点、900点)、TOIEC2500を主に学習しています。
・大学受験なら速読英単語やターゲット1900、英検ならパス単、TOEFLならTOEFL3800など、かなりメジャーな単語帳と連携している点は高評価です。(課金必要ですが、その価値が十分あると思います)
App Storeレビューより引用
ネガティブなレビュー
・課金してもTOEICは有名な単語帳(金のフレーズ、金のセンテンスなど)と連携していないのが残念です。TOIECも著名な書籍とぜひ連携していただきたいです。
今はTOIECを中心に対策しているので、課金には踏み切れていないのですが、著名な単語帳と連携頂けたら課金すると思います。
・発音の音声のボリュームが単語によってまちまちです。特に電車などでイヤホンをつけて音声を聞いてる時に感じるのですが、同じ音量設定でも、すごく大きな音で発音されるものと小さい音で聞き取りづらいものがあります。音のボリュームを統一していただきたいです。
App Storeレビューより引用
【TOEIC初心者のアプリ活用術】アプリ×公式問題集がおすすめ!
さて、TOEIC初心者におすすめのアプリとその理由を紹介しました。
次に気になるのは「アプリだけで大丈夫?試験までどうやってアプリを活用したらいい?」というところだと思います。
結論から言うと「アプリ×公式問題集」の組み合わせがオススメです。
アプリでも対策自体はできます。
しかし、本番は紙の冊子に印字された問題を読むわけなのでアプリだけだと完璧な対策が難しいです。
実際にスタディサプリ講師の関先生も本番前は本番形式の練習を勧めています。
また、「どうしてもアプリだけでTOEIC対策したい!」という方に向けて以下の記事では、アプリだけで対策する場合のロードマップを紹介しているので参考にしてください。
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