TOEIC600点ってどのレベル?勉強法とオススメ教材も
会社の昇進や、就活などで「まずTOEIC600」を目指す人は多いです。
TOEICスコア600は、英語学習初心者がまずぶつかる壁です。
この記事はそんな方に向けてTOEIC600のレベル感、評価で達成するための勉強法やオススメ教材を解説します。
この記事で解決する悩み・疑問
- 「TOEIC600ってどれくらいのレベル?」
- 「TOEIC600を超えるための勉強法は?」
- 「オススメの教材は?」
この記事を読めばTOEIC600を達成するイメージが湧きますよ〜!
TOEICスコア600のレベルは?何ができる?
2019年のデータでTOEICの平均点は523点。
TOEIC600点は平均よりはちょっと上ということが言えます。
TOEIC公式によると社会人に求められるTOEICスコアは上のようになっています。
海外部門を除いた部署では600点を持っていれば会社からの要求は満たしているということになります。
履歴書にかけるようにはなりますが、TOEIC600点は及第点であり強みにはなりません。
ただし、スコアアップを目指す上で一番最初の壁になるのが600あたりです。
ここを突破すれば一つ上のステージ到達したと言えるでしょう。
TOEIC600を突破する3つのコツ
具体的な学習方法を解説する前に、600点を取る上で抑えておくべき3つのコツを紹介します。
- 模試をたくさん解く
- 少ない教材を使い込む
- 学習環境を整える
①模試をたくさん解く
たいていの試験は「慣れ」である程度点数を伸ばせます。
TOEICは特に出題のパターンが決まっていたり、「処理能力」が問われたりする試験なので試験慣れは必須です。
特に120分で全問を解き終えるのは至難の業です。
できれば20回ほど本番と同じように時間を測って模試に取り組んでおきましょう。
②少ない教材を使い込む
学生時代、単語帳や参考書に次々と手を出して「結局、どれも中途半端」なんて経験無いでしょうか?
使う参考書は少ないほうがいいです。
同じような範囲をカバーしている参考書を3冊それぞれ1週ずつやるんなら、1冊を3周するほうが絶対有益です。
「この本から得られることはもう何もない」そう思えてから新しい参考書に取り組みましょう。
③学習環境を整える
TOEIC学習で一番怖いのは「勉強しなくなる」ということです。
「時間が取れない」「マンネリ化」様々理由はあると思いますが、挫折して途中で学習をストップしてしまう人もいます。
特に独学だとモチベーションの維持が難しいですよね。
挫折を防ぐには学習前にきちんと学習環境を整えることが有効です。
具体的は次のような事項です。
- 1日の勉強時間を記録する
- 勉強を習慣化できるよう毎日の活動をルーティン化する
- 有料サービスに登録する
- 仲間を見つける
- スマホを封印する
- 目標を明確化する
勉強を開始する前に、予め学習を続けるための環境づくりを済ませておきましょう。
TOEICスコア600を突破する勉強法
TOEICでスコア600を突破するのは難しくありません。
「基礎+模試演習」
突き詰めればこれだけです。
基礎とは中学レベルの英語をマスターしているということ。
中学英語だけでTOEIC500は取れます。
それに加えて模試を数多く解くことで「TOEIC慣れ」の状態を作ります。
これだけで十分TOEIC600は到達可能です。
では具体的な勉強を見ていきましょう。
- 模試を解いて現在地を知る
- 苦手ポイントを集中して特訓する
- 試験前になったら模試を解く
- 単語帳を何周もする
まず一番初めにすべきことは「模試を時間を測って解いてみる」です。
「まだ勉強してないのにいきなり模試?」と思うかもしれませんが、最初に模試を解くことで勉強のゴールを知り今の自分の実力をを知ることができます。
そして時間もしっかり測ってください。
TOEICは英語を素早く処理する能力も試されます。
「時間内に解き終わらなかった」「リスニングが全然聞き取れなかった」「文法問題が取れなかった」様々な反省点が出ると思います。
それを一番初めに知ることで自分の勉強すべきポイントが分かります。
ステップ1で模試を解いた際に自分が集中して失点しているポイントがあると思います。
試験一ヶ月前まではその弱点部分に絞って学習をしましょう。
ある程度得点できているパートは勉強しなくていいです。
6割取れているパートを8割にするよりも、4割のパートを6割にするほうが簡単だからです。
また最初に受けた模試で400点を切っている場合は中学英語に不安があります。
以下を参考にして学習してからの方がいいでしょう。
TOEICは「慣れ」がスコアに大きく影響するテストです。
実際の実力が伸びていなくても、模試をたくさん解いて傾向を知ったり、解き終わるような時間配分をマスターすればある程度点数を伸ばすことができます。
本番前までにできれば20回くらい模試を解くといいでしょう。
もちろん解いた後はしっかり復習をして自分ができていない箇所を潰すようにしましょう。
可能であればリスニングパートはシャドーイングやディクテーションも取り入れると効果が高いです。
「シャドーイングやディクテーションって何?」という方は以下の記事で解説していますのでご覧ください。
単語学習は最終ステップというわけではなく、学習開始した日から試験当日まで続けてほしいです。
語彙力がない場合、英語を理解するのに限界があります。
逆に語彙力があればなんとなく文章の意味がつかめることも多いです。
TOEICでは高度な語彙は必要ありません。
スコア600であれば大学受験の単語だけで事足ります。
ただし、TOEIC独特の英単語というのも存在するのでTOEIC用の単語帳を1冊仕上げれば十分でしょう。
TOEIC600を突破するためのオススメ教材
それでは実際にTOEIC600を突破するためにオススメの教材を紹介します。
模試を受ける前の基礎づくりの方法は以下の記事で紹介しています。
公式問題集
まず必ず1冊は必要になるのがTOEICを運営している団体が発行する「公式問題集」です。
1冊につき2回分のTOEIC模試が収録されています。
本番と同じように、マークシートを使って時間も測って使いましょう。
解説をしっかり読み込むことでTOEIC公式が求める解答のプロセスや出題傾向が分かるので受験者必携の参考書と言えます。
単語帳
ぶっちゃけ単語帳は何でもいいです。
浮気せずに1冊を使い倒すのが何よりも重要です。
私が使っていたのは「TOEIC L&R TEST英単語スピードマスター : 7つの戦略で効率的に完全攻略頻出3000語」です。
音声は時間がかかるので、発音記号が読める方は聞かなくてもOK。
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
ぶっちゃけ上の参考書以外を買うんだったら、スタサプの方がコスパがいいです。
参考書と違って動画講義がついているので、理解度が段違いです。
他にも模試が20回分収録されていたり、パート別解説・演習が付いていたり、復習補助機能がついているなど本当に勉強がはかどってオススメです。
私も無料体験だけしようと思ってたんですが、使いやすすぎてそのまま継続しました。
アプリに抵抗ある人にこそ試してみてほしいアプリです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
まとめ
この記事ではTOEIC600を突破するためのコツや勉強法、オススメの教材を解説しました。
この記事のまとめ!
- TOEIC600はハイスコアへの最初の壁
- 3つのコツを抑えて学習する
- TOEIC600は「基礎+模試演習」で達成可能
TOEIC600は英語学習者にとって最初の壁です。
やるべき学習、教材を絞って一点突破で600点をもぎ取りましょう!
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