【初心者におすすめ】英語コーチが解説!英語学習は何から始めたらいい?
「よし、英語を勉強しよう!」と思ったときに「で、結局何から始めたらいいの?」と立ち止まってしまった経験はありませんか?
英語学習に関する情報は書籍にも、ネット上にもたくさん溢れていますが、この記事では英語学習のプロである現役英語コーチの私が、「英語学習初心者は何から始めればいいのか?」が分かるように説明していきます。
この記事では、以下の疑問に答えていきます。
・英語初心者は何から勉強を始めたらいい?
・初心者がやりがちなNG勉強法って?
・英語学習を効率よく進めるためのポイントは?
・初心者におすすめの英語教材・アプリは?
・英語初心者には独学以外にどんな選択肢がある?
初心者の方でもこちらの記事を読めば、「何からはじめたらいいか」がバッチリ分かります!
何から勉強する?おすすめの英語勉強を6ステップで!
初心者が英語学習を効率的に進めるための具体的なステップを紹介します。
まずは全体像をつかみましょう。
STEP 1 発音の基礎を習得する
英語学習で一番最初にやるべきことは、正しい発音の習得です。
以下の3つを最初に習得することで、その後の英語学習が効率的になります。
- 子音・母音の音素
- フォニックス
- 音声変化
1日1時間取り組めば、1ヶ月で終わります。
STEP 2 中学レベルの英単語・文法を習得する
英文は、英単語と英文法の集まりです。
学習の初期には最低限の知識として、英単語・英文法を集中的に学習することが大切です。
中学レベルまでの基礎英単語・英文法の学習は、1日2時間取り組めば2ヶ月程度で終わります。
STEP 3 英語の基礎回路を作る
基礎的な英単語・英文法を習得したら、中学レベルまでの知識を「知っている」から「使いこなせる」レベルに引き上げましょう。
具体的には、中学レベルの英語を使って読む・聞く・書く・話すことができるようにしましょう。
STEP 4 高校レベルの英単語・英文法を習得する
中学レベルまでの英語を使いこなせるレベルになれば、目標によってはSTEP4・5を飛ばして、4技能のトレーニングに移行してもいいです。
仕事で使える英語、資格試験などにも挑戦したい場合は高校レベルの英単語と英文法を習得しましょう。
中学レベルまでの知識からのスタートならば、高校レベルの基礎英単語・英文法は3ヶ月もあれば習得できます。
STEP 5 英語の上級回路を作る
基礎的な英単語・英文法を習得したら、高校レベルの知識を「知っている」から「使いこなせる」レベルに引き上げましょう。
具体的には、高校レベルの英語を使って読む・聞く・書く・話すことができるようにしましょう。
STEP 6 目標に合わせて、4技能のトレーニングを行う
ここからはすべての人がこうすべき、という決まった学習ルートはありません。
英会話を伸ばしたい方であれば、そちらに重きをおいたカリキュラムで、英語で本が読みたい方はボキャブラリーと精読のトレーニングに力を入れるなどの工夫が必要です。
英語の初心者がやりがちなNG勉強法
英語初心者の方がやりがちなNG勉強法を紹介します。
具体的には以下のような勉強法は、効果がないorそもそも継続できないNGな取り組みです。
- 聞き流しばかり行う
- 英会話スクール任せにする
- 映画や海外ドラマをひたすら見た
- 文法の参考書を熟読した
- 英字新聞を読み始める
- いきなり英会話を始める
- フレーズ集で英語表現を覚えるだけ
- 初めから大きなノルマを設定する
- いつまでも日本語に訳して理解しようとする
- インプットに偏った勉強をする
こういった勉強法を見て「当てはまっているかも。。。」と思うものがあれば、ぜひ効率の良い勉強法に切り替えましょう。
参考までに「なぜ」こういった学習法がNGなのか、については以下のようになります。
NG勉強法とその理由
1.聞き流しばかり行う
→英語学習の初期は「理解した英文を繰り返しインプットする」が重要です。
ほとんど意味がわかっていない英文をたくさん聞いても学習効率が悪いです。
2.英会話スクール任せにする
→「英会話スクールに行けば、英語が話せるようになる」というのは幻想です。
週1時間だけ英会話をしてもほとんど成長はありません。
スクール任せ、という受け身の態度では成長は望めません。
3.映画や海外ドラマをひたすら見る
→インフルエンサーなどがよく口にするのは「映画や海外ドラマをたくさん見て、英語ができるようになった」ということです。
しかし、意味がほとんど分からない字幕・吹き替えでは「英語学習」としてはほとんど効果がありません。
都合のいい言葉に惑わされず、基礎から勉強しましょう。
4.文法の参考書を熟読する
→文法学習は重要ですが、薄い参考書で基礎を押さえれば十分です。
いつまでも文法学習ばかりしていては、4技能の成長が見込めません。
細かい文法は、実際に学習を進めていく中で徐々に身につけていきましょう。
5.英字新聞を読み始める
→英字新聞は英検1級を取ってから読みましょう。
学習の始めにしては、語彙・文法ともに高度すぎます。
6.いきなり英会話を始める
→英会話は自分の中から英語を生み出すアウトプット学習です。
弾を込めていない銃からは弾丸が出ないのと同様、インプットの基礎がないうちにアウトプットをしても効果は薄いです。
7.フレーズ集で英語表現を覚えるだけ
→「明日から使える」という謳い文句のフレーズ集だけをやっていても、そのフレーズの使い所以外では一切英語が話せなくなります。
構文も分からないまま、フレーズだけを暗記しても応用が効きません。
8.初めから大きなノルマを設定する
→いきなり1日3時間などと大上段に構えると、すぐに燃料切れになります。
英語学習の初期は「やることを絞る」ことが重要です。
9.日本語の語順で理解しようとする
→日本語と英語は、対照的な語順を取ります。
日本語の語順に直して理解しようとすると、「後ろから、後ろから」という訳し方になり、非常に非効率です。
10.インプットに偏った勉強をする
→英語学習の鉄則は「インプット7割、アウトプット3割」です。
大学受験で高い偏差値を持っていた人が、英語を話せないのはアウトプットの機会が少なすぎたためです。
初心者が英語勉強を効率良く進めるための7つのポイント
初心者が英語学習を始める上で、最低限押さえておく7つのポイントをまとめました。
- 発音から学習を始める
- アプリ・教材は最後までやり抜く
- 習慣化する
- スキマ時間を活用する
- 小さな目標をいくつも設定する
- 学習記録をつける
- 検定試験を受ける
ポイント①発音から学習を始める
英語学習でまずいちばん始めに取り組むのべきなのは、発音です。
発音は4技能すべての基礎となっており、初期に正しい発音を習得しておくことでその後の英語学習を加速することが出来ます。
リスニング・スピーキングでは、発音は正しい聞き分け・話し分けに役立ちます。
例えば、「L」「R」は発音を間違っていると単語レベルでの聞き取りが難しいですし、発音したときも正しく聞き取ってもらえなくなります。
リーディングでは、正しい発音を覚えることで読解が速くなります。
「リーディングで発音?」と思うかも知れませんが、人間は文章を読むときに無意識に頭の中で音読しています。
例えば日本語を読むときでも、無意識に口を動かしながら・軽く口ずさみんながら文章を読んでいるときはないでしょうか?
これを「音韻表象の形成」と呼びます。
このステップで詰まってしまうと、処理がスムーズにいかなくなります。
語彙についても、実は発音が重要で発音記号を正しく読める・認識できることで効率よく英単語を覚えることが出来ます。
ポイント②アプリ・教材は最後までやり抜く
英語学習において、アプリ・教材は英語を身につけるための「手段」です。
どの教材を選ぶか、というのももちろん大切ですが、それ以上に大切なのは「最後までやり抜く」ということです。
最後までやり抜く、というのは「1周する」ということではありません。
「その教材で出来るようになりたいことが身につくまで」です。
例えば、スピーキングの入門学習として大人気の教材に「瞬間英作文」があります。
多くの人がこの教材でスピーキング能力を養成出来ている一方で、中には様々な理由をつけて「身につかなかった」「優れた教材ではない」というレビューを付けている人もいます。
この差は「やりこみ度」です。
私もこの教材を使って学習しましたが、この教材のゴールに「すべての英文で、日本語を聞いた後、CDの英語が読まれるまでのポーズ間に英訳を終える」というものを設定しました。
こうしてはじめて「瞬間」で英作文が出来るようになっている、と考えたためです。
実際、ここまでやってはじめて、英会話で明らかな手応えを感じました。
本来目標を叶えるための手段である、教材を終えることが目的にならないよう注意しましょう。
ポイント③習慣化する
英語は一朝一夕では身につきません。
たくさん勉強しても、パタリと学習を止めてしまえばすぐに元の木阿弥です。
1日2時間を3ヶ月やって、その後勉強しなくなるよりも1日15分を1年間続けたほうが1年後の英語力は高くなります。
1日10分でもいいので、「英語が生活の中にある」状況を作りましょう。
ポイント④スキマ時間を活用する
忙しい方が英語学習を習慣化するためには、スキマ時間を上手に活用することが大切です。
誰しも、移動・家事の時間・急な待ち時間など日常の中にスキマ時間が存在します。
こういった時間を英語学習に回せば、短時間でも日常に英語学習を取り入れやすくなります。
とはいえ、スキマ時間というのは案外唐突に生まれるもので、常に参考書を持ち歩くのは大変です。
スキマ時間を活用するためには、意識を変えるのではなく、スマホアプリで勉強するのがおすすめです。
私はスキマ時間にわざわざ英語の勉強をすることに抵抗があるタイプでしたが、試しにスマホアプリでの学習を取り入れたところ、スキマ時間を活用できるようになりました。
アプリの良いところは、短時間でもパッと取り組めること、学習のハードルが下がることの2点です。
電車の中で単語帳や参考書を取り出して、広げて、学習するのは意外に手間です。
アプリならワンタッチですぐに英語学習に没頭でき、辞めるときもすぐに辞めることが出来ます。
スキマ時間を活用する上では、短時間でも取り組みやすい事が重要です。
またアプリは画面が動いてくれるので、疲れているときにも取り組むハードルが低いです。
例えば、紙の問題集は問題集を取り出して、解いて、解説を開いて、該当箇所を開いて読む必要がありますが、アプリではすべて勝手に動いてくれます。
このようにアプリを上手に活用することで、スキマ時間に英語学習が続けやすくなります。
ポイント⑤小さな目標をいくつも設定する
あなたが英語を勉強する目標は何でしょうか?
英語学習を長く続け、効率よく目標を達成するためには長期の目標が必要です。
しかし、多くの人が学習の始めに大きな長期目標を設定して、挫折していきます。
長期目標の設定は必須ですが、あと1ステップ、長期の目標から落とし込んだ「短期の小さな目標」の設定が重要です。
例えば、英語をゼロから始めて「3年で英検1級を取得する」という目標を立てたとしましょう。
これをモチベーションに頑張れるのは、始めだけになりやすいです。
というのも「3年で英検1級を取得する」という目標だけでは、3年間正しい方向に向かっているのかも分からず、達成感もないまま英語学習を続けることが出来る人は極稀であるためです。
参考までに、「3年で英検1級を取得する」という目標を以下のように逆算して、スモールテップにしてみました。
ざっくりでもいいので、こういった中間目標を設定することで、遠くの目標までの道のりが身近に思え「今やっていることが、長期目標につながる」という実感が持てます。
ポイント⑥学習記録をつける
目標設定に関連して、学習の記録を付けておくという点も意識しておきましょう。
学習の成果を可視化するメリットは、以下の2つです。
- 継続しやすくなる
- 効率的に学習できる
まず英語学習の記録を残すことで、学習が継続しやすくなります。
学習記録アプリなどでは、日々の学習の成果が自動でグラフ化され、これまでの累計の学習時間も簡単に確認できます。
自分の頑張りがグラフで可視化されることで、モチベーションを高く継続しやすくなります。
このあと説明する検定試験の役割と重複しますが、学習記録をつけておくことで自分の学習状況を客観的に振り返ることが出来ます。
検定試験の結果を元に、自分の学習を見直す時、学習記録がないと「時間が足りないことが原因だったのか」「学習の内容や、時間配分が原因だったのか」という判断が出来ません。
ポイント⑦検定試験を受ける
定期的に英語の試験を受けることで、モチベーションが高まり、学習の成果が正しく出ているかをチェックできます。
検定試験では自分の英語の実力が、合否やスコアという形で分かります。
学校のテストでも、やはり試験があることで気を引き締めて学習をするようになります。
例えば、高校に入学してから大学受験まで一切中間のテストがなかったら、勉強しなくなる人が急増するでしょう。
英語学習は長い道のりですから、最低でも半年に1回は試験を受けることをオススメします。
また、特に独学の場合、英語の勉強法に迷走する方が多くいらっしゃいます。
試験の数値は嘘をつかないので、「今までの勉強の成果が出ているか」「学習時間に対して、大きな成果が出ているか」を客観的に把握することが出来ます。
これをもとに、その後の勉強の方向性を修正出来るようになります。
英語初心者におすすめのアプリ・サイト・本(参考書)教材
英語学習初心者の方におすすめの英語学習アプリ・学習サイト・本(参考書)を紹介していきます。
英語初心者におすすめの発音学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①発音をAI判定で可視化 ELSA Speak
ELSA Speakは発音のトレーニング・テストが出来るスマートフォンアプリです。
無料で受けられるAIによる発音評価が優秀で、かなりの精度で自分の発音がどれほどかということが分かります。
特に独学の場合、自分の発音を評価することは難しいため、発音の上達を可視化するのに非常に有効です。
発音テストの後には、音素ごとの評価や流暢性などの項目別に細かく自分の発音の弱点を把握することが出来ます。
テストだけではなく、発音のショートレッスンを動画を通して受けられるので「レッスン」→「定期的にテストを受験」という流れで取り組むといいでしょう。
アプリ内で完結できるため、電車の中やちょっとした待ち時間にもサクッと取り組めるのも嬉しいですね。
②DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
以下のような表示を発音記号の中で見たことがある方も多いのではないでしょうか?
/iː/, /ɪ/, /e/, /æ/, /ʌ/, /ɑː/, /ɒ/, /ɔː/, /ʊ/, /uː/, /ɜː/, /ə/, /eɪ/, /aɪ/, /ɔɪ/, /əʊ/, /aʊ, ɑʊ/, /ɪə/, /eə/, /ʊə/; /p/, /b/, /t/, /d/, /k/, /g/, /ʧ/, /ʤ/, /f/, /v/, /θ/, /ð/, /s/, /z/, /ʃ/, /ʒ/, /h/, /m/, /n/, /ŋ/, /l/, /r/, /w/, /j/
これは音素と言って音の最小単位を表す記号となります。
この聞き分け、使い分けが出来ないとその後の英語学習で間違った発音が身についてしまうだけでなく、そもそも聞き取れない、聞き取ってもらえないという事になってしまいます。
このテキストでは、文面だけでは分かりづらい英語の音素の発音の方法をDVDで確認しながら練習ができます。
また付属のCDで繰り返しのトレーニングが出来るので、定着を促すためにもうってつけです。
③<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本
フォニックスとは、アルファベットの綴り字と発音の関係をルール化したものです。
例えば「a」単体は「エー」と読みますが、antのときは「ア」と読んだりcaughtのときは「オ」と読んだりします。
これらを体系的に学習することで、単語学習がスムーズになったり、文章の読み上げが出来るようになったりします。
このテキストでは、フォニックのルールをフレーズと一緒に基礎から自然に身につけることが出来ます。
④5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる
音声変化とは、英語が読まれる際に音同士が繋がったり、脱落したりする発音上のルールのことです。
例えばCheck it up.は個別の発音を見れば「チェック イット アップ」となりますが、実際には音声変化の影響により「チェケラ」と聞こえます。
音声変化のルールを知らないと、いつまで経ってもCheck it up.が聞き取れなくなってしまいます。
音声変化には以下の5種類があり、ある程度の速さを持った英語の音声ではこれらのルールが複数適用されて読まれます。
- 連結
- 同化
- 脱落
- ら行化
- 弱形
このテキストでは、1つ1つの音声変化のルールを、実際の音源とともに学習することが出来ます。
さらに後半の総合テストでは、音声変化が組み合わされた音声が付いているので、自分の理解度を確かめながら進めることが出来ます。
英語初心者におすすめの英単語学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①サクッと語彙力推定 Test your vocab
知っている単語にチェックを入れるだけで、無料で語彙数が測定できるサイトです。
使い方はとっても簡単。
表示された単語のうち、意味がきちんと分かるものにチェックを入れます。
終わったら下の「continue」ボタンをクリック。
②サクサク進める最強の英単語学習アプリ! mikan
単語学習アプリの中でも抜きん出た存在の「mikan」。
とにかくレイアウトにムダがなく非常に使いやすいです。
無料の単語アプリだとTOEICに対応していなかったり、デザインが古臭くて使いづらいものが多いです。
またリマインダ機能や目標管理機能で自分の勉強した量が可視化されていくので、楽しく継続しやすいです。
「mikan」は英検、TOEIC、IELTS対策など幅広い単語帳から教材を選ぶことが出来ます。
有料版でないと使える教材が少ないですが、月額1,000円以下というのが信じられないくらい、コスパがいいです。
「mikan PRO」の詳細
- 料金:無料版と有料版あり。プラン内容は学割適用か否かのみの違い。
- 対象レベル:初級〜上級
- 学習スタイル:4択から回答or単語カードで日英・英日。上の表参照。
- 対応OS:iOS, android
③キクタン【Entry】2000語レベル
中学英語の内容に不安がある方は、こちらの単語帳からスタートするといいでしょう。
ゼロからスタートして、中学卒業レベルの最低限の語彙2,000語を習得することが出来ます。
④キクタン【Basic】4000語レベル
中学内容に不安はないが、高校内容、大学受験レベルの英語に不安がある方には4,000語レベルの習得に進みましょう。
「基礎は大丈夫」と思っている方でも、こちらの単語帳のすべての単語を即答できる方は多くないと思います。
特に英語学習にブランクが有る場合は、多少学生時代の英語力に自信があってもここからスタートすることをオススメします。
英語初心者におすすめの英文法学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①無料で動画講義を受けられる ひとつひとつわかりやすく学研(Youtubeチャンネル)
もともとは同名の参考書の付録として作成されていますが、一般公開されているので書籍を持っていなくても視聴できます。
著者自身による動画講義で、中学3年間分の英文法の解説が聞けます。
問題などは書籍に付いているので、購入したほうが学習効果は高いと思います。
本当の初心者向けに解説されているので、書籍だけで英文法を勉強するのを好まない方にはおすすめです。
②中学英語はこのサイトだけでOK 中学英語学習サイト
完全無料で、中学英文法の要点チェックと演習ができるWebサイトです。
各文法項目の要点が簡潔に抑えられます。
このサイトが優秀なのが、練習問題が印刷しなくてもWeb上でパソコン・スマホのクリックやタッチだけで完結できる点です。
以下のような選択肢が表示されるので、クリックするだけで解答できるので印刷いらずで出先や移動中でも気軽に取り組めます。
③高校英文法の要点を確認 ちょいデブ親父の英文法
完全無料で中高の英文法を学習できるWebサイトです。
高校英文法を体系的にまとめているサイトは貴重なので、掲載しています。
④英文法パターンドリル 中学全範囲
こちらも中学3年間分の英文法を簡潔な番所と演習のセットで習得できるテキストです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」との違いは、演習の量です。
こちらは文法事項の説明は簡潔に、ドリル形式で問題数が多く設定されており、英作文までしっかりと演習を行う仕様です。
「中学英文法の説明はいいから、問題を解く中でさらっと復習したい」という方にピッタリのテキストです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」とこちらのテキストは、レベルに合わせてどちらか一冊を仕上げればいいでしょう。
⑤Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]
大人の方が高校英文法を習得する場合、学習序盤に大学受験レベルまでの細かな知識は必要ありません。
高校内容の英文法は基礎だけを理解していれば、一旦は問題ないです。
大学受験用の参考書だと、基礎を超えた内容を扱っていたり、演習が中心で学校で講義を受けていることが前提になっていたりするため、講義形式である程度演習がついているテキストがオススメです。
こちらのテキストは、その名の通り、中学内容と高校内容の橋渡しとして必要十分な内容を掲載しています。
こちらを繰り返し読み込み、取り組んで、8割方理解できたらOKです。
⑥総合英語Evergreen
こちらは大学受験用の英文法の解説書です。
高校生向けに書かれているため、図表を交えて非常に分かりやすくまとまっています。
英語学習を進めていく上で、こちらの本に載っていない英文法で頭を悩ませることはないでしょう。
必要十分な量の知識が整理されているため、こちらを手元に置いておくと安心です。
⑦一億人の英文法
こちらも「総合英語Evergreen」と同じ英文法の解説書ですが、語り口調で通読しやすいため、お堅い文法書が苦手な方にはオススメです。
核のイメージの理解が一貫したテーマとなっており、英文法を丸暗記せずに定着させることが出来ます。
英語初心者におすすめのリーディング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①学習者にピッタリの最強リーディングアプリ Polyglots
Polyglotsは、英語学習アプリの中でもトップクラスの人気を誇るアプリです。
学習の助けになる様々な機能があるので、非常に勉強がしやすいです。
有料会員になると、様々な機能が使えるようになりますが無料会員でも十分活用できます。
Polyglotsでは、ボタン1つで記事を英語版と日本語版で切り替えることができます。
記事の内容を日本語でざっと確認してから英語版を読んだり、逆に英語版で読んだ後に日本語版で意味が取れていたかを確認したりできます。
Polyglotsには、英語の長文学習に役立つ便利な機能があります。
まずはスラッシュリーディング機能です。
ワンタッチで英文の区切りを示してくれます。
黄色いマークがスラッシュです。
スラッシュがあると英語を語順のまま読んでいく感覚が掴みやすくなります。
特に中級者までの学習者におすすめです。
次に、紹介するのは辞書機能です。
タッチした単語の意味が下に出てきます。
Polyglotsの辞書はこの点めちゃくちゃ使い勝手がいいです。
指で範囲をドラッグせずに、タッチするだけで自動で単語を認識してくれます。
他のアプリの辞書機能っていちいちグーグル翻訳に飛ばされたり、単語をうまく認識できなかったりでスマホ向きじゃないのが多いんです。
辞書機能は長文読解で結構使うので、単語を即座に調べられるのはめちゃくちゃ大きいです。
Polyglotsでは記事の難易度が☆の数で表され、読解にかかる想定時間まで教えてくれます。
画像の赤枠の中を見てください。
この記事だと難易度は☆2つ分なので易しめで、読むのに1分31秒かかるということが分かりますね。
スキマ時間に英文記事を読む場合、英文が難しすぎたり、途中で終わってしまうことがありますよね?
この機能があれば予め難易度と所要時間が分かるので、最後まで読みきれる記事を選びやすいです。
②【多読学習に必須】英語書籍読み放題サービス 英語多読の森
単月契約で月額税抜800円、年間契約で月額600円で利用できます。
多読教材は一冊800〜1000円くらいするので、月に1冊読めば元が取れてしまいます。
例えば、50冊を書店で購入した場合、1冊900円として45,000円ほどかかります。
しかし、「多読の森」を利用すれば、月に8冊読めば7ヶ月5600円と約8分の1で済むわけです。
多読の森はブラウザ上の電子書籍リーダーで読めるので、いちいち持ち運ぶ必要がありません。
また「多読の森」では過去に読んだ本の一覧や現在多読した語数が分かります。
マイページ内に読了したたくさんの本が並んでいたり、読んだ語数がどんどん増えていくのは英語学習のモチベーションを保つ上で大きな存在です。
また、英文を読むスピードを測定する機能がついているため、時間あたりに読める英文の量が増えて成長を感じることができます。
「多読の森」ではすべての英文に朗読音声がついています。
音読教材として使用したり、リスニングの練習にもなります。
また、各書籍の読み終わりに内容確認のクイズや要約の練習ができる機能もあります。
私がこのサービスを利用し始めた1つの理由がラダーシリーズが読めるからなんです。
ラダーシリーズというのは語彙制限本の中でもかなりメジャーなレベル別シリーズです。
ラダーシリーズは書店でも普通に購入できるのですが、いくつか読みたい本があったのでこのシリーズを読めるサービスを探していたんです。
学習者の間でも人気の高いこのラダーシリーズが読めるだけでもサービスを利用する価値はあると思います。
③Web辞書ならNo.1 Weblio
インターネット上で英単語・フレーズの意味を調べるなら、Weblioが一番使い勝手が良いと感じます。
圧倒的網羅性で、この辞書で調べて出てこない単語はないと言ってもいいでしょう。
音声も再生できる上、例文も豊富に掲載されているので、大満足です。
④英会話・ぜったい・音読 【標準編】
こちらのテキストは、掲載されている英文の内容はかなり古いですが、当時の中学3年生の教科書からの抜粋で構成されており、非常に骨太な英語らしい表現がふんだんに詰め込まれています。
何度も読み込み、声に出してトレーニングに取り組むことで英語の基礎回路が出来上がり、資格の枠に囚われない本質的な英語力を手に入れることができます。
和訳はついていませんが、辞書を使えば、難しい内容ではないので問題ありません。
⑤英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】
こちらのテキストは、上で紹介した「英会話・ぜったい・音読」シリーズの続編で、高校1・2年生の教科書からの抜粋で構成されています。
標準編と同様、質の良い英文が揃っており何度も繰り返し声に出してトレーニングすることで、英語の上級回路を形成するのに有効です。
⑥共通テスト過去問研究 英語 リスニング/リーディング
こちらのテキストは大学共通テストとセンター試験時代の過去問を掲載しています。
同テストの英文はとにかく感動するくらい、英文が素晴らしいです。
日本最大の受験者数を誇るテストですから、当然大規模に草案から校正まで、高校レベルの基礎的な英語力を測定するため、練りに練られた英文の宝庫です。
これらをすべて理解できるようになれば、英語の初心者レベルはとうに脱出できていることでしょう。
英語初心者におすすめのリスニング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①Webでディクテーションを完結できる Listen and write
ディクテーションを手動で紙に書きながらやったことがある方は、次のような点に煩わしさを感じたことがあるのではないでしょうか?
- 紙とペンがないと出来ない
- 短い文章を繰り返し自分で巻き戻し・再生・一時停止するのが大変
- 適切なレベル、長さの音声素材を見つけられない
Listen and writeでは、ブラウザ上で選んだ教材のディクテーションを完結できます。
以下のような形で動画から聞こえてきた文章をタイピングしていくだけです。
聞き取れない箇所があっても、自動でループ再生が一定時間繰り返されるので「聞いたものをアウトプットする」というディクテーションの作業に専念出来ます。
教材を選ぶ際も書くサムネイルの下に次のような表示があり、レベルと音声の長さを事前に知ることが出来ます。
スパッと教材を選んで学習に入れるのもいいですね。
②圧倒的操作性でディクテーションができる 英語リスニング無料学習館
すでに紹介した「Listen and write」という学習サイトと同様、Web上でディクテーションが完結できるサービスです。
こちらは日本語で制作されているので、操作が分かりやすく、作りもシンプルで使いやすいです。
再生速度も0.5倍、通常、1.5倍と選べて、ループ再生で同じ箇所を何度も聞くことができます。
その下の空欄に聞き取った英文をタイプすればいいので、紙やテキストツールを自分で用意する必要がありません。
すぐ下で答えを確認できるのも便利です。
③レベル別のリスニング音源・スクリプトが使える ESL fast
無料で利用できるレベル別のリスニング音源サイトです。
wpm=words per minute、つまり1分間に読まれる単語の数でレベル分けがされており、レベル1〜6まで自分に合った音声を探すことができます。
ネイティブスピーカーの吹き込みによる音源なので、何度も練習することで着実にリスニング能力を向上させることができます。
上のように、すべての音源にスクリプトが付いているのでリスニングに必要なものがすべて揃っています。
④英会話・ぜったい・音読 【標準編】
すでにリーディングのオススメ教材として挙げていますが、リスニングの際もこちらを一言一句、お手本と同じようにシャドーイング出来るようになるまで繰り返しましょう。
さらに、すべてのレッスンで英文の意味を前から取りながらシャドーイングするコンテンツ・シャドーイングができるようになればこの教材は卒業でいいでしょう。
ちなみに私は12レッスンあるこのテキストで各レッスン100回ずつ音読したので、合計1,200回音読をしたことでリスニングの基礎ができあがりました。
毎日1.5時間取り組んで、1ヶ月半で完成しました。
⑤英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】
こちらもリーディングのオススメ教材として挙げているシリーズの高校レベルです。
WPM(1分間に読まれる語数)は150ほどで、この教材でも細部まで意味を考えながらシャドーイングが出来ればリスニングの上級回路が出来上がったと言えるでしょう。
私は同じ取り組み方で、1ヶ月半で1000回音読しました。
この教材を終えた後、TOEICのリスニングトレーニング(WPM175程度)を行いましたが、すんなり聞こえるようになり、模試20回を経て無事リスニングパートで満点を取得できました。
⑥究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム
こちらはリスニングの取り組み方についての理論を詳しく学びながら、学習を進めていける教材です。
シリーズ化された教材で、説明がかなり詳細であるため人を選ぶテキストですが、英語教育を専門にされている方でおすすめされることが多いです。
英語初心者におすすめのライティング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①自動で英文の誤り・不自然な表現を添削 Grammarly
自動で英作文の間違い、不自然・冗長な表現を自動で添削してくれるアプリケーションです。
人から添削を受けるのにはお金がかかりますが、Grammarlyなら無料で自分の英文の間違いをチェックできます。
実際に私も使ったことがありますが、冠詞や名詞の単複、スペルミスなどの簡単な判定には最高です。
一方で、文法そのものの間違いなどはあまり検知できないのが現状です。
またブラウザ上でも動かせますし、自分のパソコン内で起動させることもできるので、活躍の場面は広そうです。
②We know英検の予想問題でエッセイライティングを極める We know
We knowでは英検3〜1級までのライティングの予想問題が無料で閲覧できます。
英検の出題形式に沿った問題なので、英検対策にはぴったりです。
下のようにpdfで解答欄まできちんと整備されているのも嬉しいですね。
英検対策以外でも、論理的な英文を書けるようになりたい方にとっては格好のがライティング素材となります。
③豊富な話題で書くネタに困らない Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom
もともとは英会話用のテーマ・お題集ですが、英作文のテーマとしても同じような使い方ができます。
英作文を始めたときに意外と困るのが、「何を書いたらいいかがわからない」というものです。
初めの方は自己紹介や、お仕事紹介などで書くことがある程度存在するのですが段々とネタが無くなり、テーマ選びが億劫になってきます。
こちらのサイトでは、とんでもない量の英作文のテーマが掲載されているので、幅広いジャンルの英作文を書いてみるといい練習になります。
④最短合格! 英検3級ライティング完全制覇
こちらは英検3級のライティングの教材になります。
テキストに掲載されているお題に対して自分の考えを書いていく形になりますが、気になるのは「自分の書いた英文が正しいのか?」という部分です。
添削を受けることが出来るのが理想的ですが、そういった状況にない場合はこちらのテキストの特徴でもある「豊富な解答例」を参考にしていくと自然な英文の書き方が身についてくるはずです。
こちらのテキストを選定している一番の理由は「初学者でも書き得る」英文で解答例が掲載されているためです。
多くの参考書は例え英検3級の内容でも、試験時間内で、3級を受験する人間が到底書き得ないレベルで執筆されていることが多く「こんなの書けっこない」と感じてしまうことが予想されます。
⑤Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom
英検のテーマは少しアカデミックで堅い内容ですので、もう少し日常的でフランクなテーマで書きたい場合はこちらのWebサイトからテーマを選定することをオススメします。
私も自分で英作文を勉強として書くときはこちらのサイトを利用しています。
英語初心者におすすめのスピーキング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①いつでもどこでも低価格で英会話 オンライン英会話
オンライン英会話は、月額7,000円〜という低価格で英会話の練習ができるサービスです。
1回あたり25分間のレッスンを毎日受けることが出来ます。
ネット環境さえあれば、いつでも・どこでも受講できるので、忙しくて英会話学校に行く時間がない、時間が合わないという社会人の方でも非常に受講がしやすいです。
僕が利用していたNative Campは無料で7日間の体験ができるので、一度試してみることをオススメします。
②AI相手だから気を使わずに英会話ができる スピークバディ
スピークバディは、高機能AIと英会話ができるスピーキングアプリです。
月額1,983円〜という低価格で、まるで対人で話しているかのようにAIと英会話の練習が出来ます。
インプット教材もしっかりと揃っており、800を超えるシーン別のレッスンで自然と語彙・表現が身につきます。
スピークバディAIとの英会話には以下のようなメリットがあります。
- 発音分析してくれる
- 対人での緊張や気疲れがない
- いつでも受講できる
搭載しているAIにより、学習者の発音を音素レベルで分析してくれるため、発音の学習も一石二鳥です。
対人の英会話と違って、AIが相手なので心理的なハードルがグッと下がります。
個人的には、これがAI英会話の一番の魅力だと思っています。
私も学習者として英会話を始めた時、仕事終わりなどにはハードルが高くて英会話に対する心理的障壁は高かったです。
AI相手なら、自己紹介を毎回したり、相手に気を遣ってうまくしゃべれない、ということもなくなり、一気にアウトプットの時間を増やすことが出来ます。
相手がAIなので、自分が思い立ったときに予約いらずで受講できるのも嬉しいですね。
仕事終わりや家事の合間などにも空き時間にサッとアウトプットが出来るのは忙しい方にはぴったりです。
③どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
こちらはあまりにも有名なスピーキングのテキストで「瞬間英作文」という学習分野を作った時代の寵児です。
中学3年間の文法事項に対してそれぞれ10個の英文が口をついて出るまでトレーニングしていきます。
暗記要素が強く、例文データ、すなわち基本的な英文が反射的にアウトプットできるようになります。
英語上級者と言われるTOEIC900を超える学習者でも、この中学レベルの英文を即座に引き出すことは出来ていません。
リスニングやリーディングといったインプット活動では、英単語の意味が即座に浮かぶことが不可欠ですが、アウトプットにおいては、この例文データが最低限口をついて出ることが不可欠です。
私は毎日1ヶ月半、1時間取り組んですべての英文が口をついて出るようになりました。
④スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
一つ前で紹介した「瞬間英作文」シリーズの次のレベルのテキストです。
こちらは蓄積した例文データを、英文法・語彙と組み合わせて瞬時に言いたいことを脳内で形成する能力を育成します。
瞬間英作文の基本編で基本的な短文は口をついて出るようになりますが、長めの英文を話すためにはより長く複雑な英文を構成できる能力が必要です。
長めの日本語を少しラグがあってもよいので、頭の中で日本語→英語に直すトレーニングになります。
こちらは覚えるまで繰り返し取り組むのではなく、時間を掛けて少ない繰り返し回数でトレーニングを積んでいくのが良いです。
英語初心者におすすめの学習記録アプリ
学習記録アプリの金字塔 スタディプラス
スタディプラスでは、教材ごとに学習時間、進んだページ数などを記録できます。
自分は記録を付けるだけで、過去の勉強記録が自動で棒グラフ・円グラフで確認できます。
例えば、上の画像だと棒グラフが一日の勉強時間を日別で集計したものになります。
一方、同じ画像内の円グラフは教材別の学習時間の割合を表しています。
これにより「この日は勉強時間が短かった」「最近はこの教材に学習時間が偏っている」というような分析がひと目でできるようになります。
1週間の学習時間の目標を設定することができ、その目標をTwitterなどのSNSと連携して公表することも出来ます。
またスタディプラスでは、SNSのようにフォロー・フォロワー機能があり、同じ目標を持っている学習者の学習記録を見たり、相互にフォローすることで切磋琢磨することが出来ます。
英語初心者におすすめの英語学習サービス
「英語を勉強したい!」と思ったときに、独学以外で利用できる英語学習サービスを一覧で比べてみましょう。
学習内容 | 月額費用 | 通いやすさ | 学習効率 | |
---|---|---|---|---|
①英語教室 | 文法・英会話 | ¥20,000 | △ | ○ |
②英会話教室 | 英会話 | ¥20,000 | △ | △ |
③オンライン英会話 | 英会話 | ¥8,000 | ◎ | ○ |
④英会話カフェ | 英会話 | ¥3,000/回 | △ | △ |
⑤英語コーチング | すべて | ¥120,000 | ○ | ◎ |
それぞれのサービスの特徴を1つずつ解説していきますね!
①英語教室
英語教室のおすすめポイント
英語教室は、英会話教室の中でも文法講義なども展開している教室になります。
イメージは学校や塾と近く、英語の初学者の方などが通いやすい場所です。
社会人になると、なかなか他人から「教えてもらう」機会がなくなります。
学校での教育に慣れていると、なかなか自分一人で参考書を開いて進めるのに抵抗がある方もいるかもしれません。
そういった方にとっては、文法のレッスンを直接受ける機会があるのはメリットになります。
大人向けの英語教室のほとんどは、英会話のレッスンが中心ですから自然と英会話の機会が持てるようになります。
英会話を上達させるためには、実際に英会話の実践が不可欠です。
また英語教室はマンツーマンレッスンでない限り、集団で受けることになり、同じ志を持った英語学習仲間ができやすくなります。
英語教室のイマイチなポイント
英語教室は文法のレッスンが特徴ですが、レベル別に毎週出席する形で講義を受けるので、自分のペースで学習するのは難しいです。
特に短期間で文法を仕上げたい方にとっては、週1,2回の講義ではペースが遅すぎると感じることもあるでしょう。
英語教室がおすすめの人の特徴
英語教室はこんな人におすすめ!
・英語の基礎から不安がある人
・ゆっくり基礎から固めていきたい人
英語教室は英語の基礎から不安があって「何から手を着けていいかわからない」という方にオススメです。
一定のペースで文法学習からスタートできるので、学習の事始めにはピッタリのサービスと言えます。
週1回のペースであれば、急ぎの人や仕事で英語が必要という方には不向きですが、反対にゆっくり自分のペースで進めていてきた方にはおすすめです。
②英会話教室
英会話教室のおすすめポイント
大人の英語学び直しと言ったらまっさきに出てくるのがこの英会話教室でしょう。
大手の会社も多く、法人で勤務先が提携している、なんて方も多いのではないでしょうか?
英会話教室はマンツーマンから、集団まで幅広く英会話の機会を持つことが出来る教室です。
気分が乗らなくても「レッスンがあるし、行こう。」と出席のモチベーションが出来ます。
また同じ英会話のレッスンを受けている受講者の方と仲良くなったり、刺激をもらったりすることもあるでしょう。
英会話教室のイマイチなポイント
英会話は原則、英会話以外の学習には対応していません。
第二言語習得理論によれば、インプット7割、アウトプット3割の時間の掛け方がもっとも効率よく成長できるとされています。
つまり英会話の倍以上の時間をかけて、リーディング、リスニング、単語などの学習に取り組む必要があるということです。
英会話学校に通っているだけではNGで、自分でインプット学習に取り組む必要があります。
英会話教室がおすすめの人の特徴
こんな人におすすめ!
・英会話以外にインプット学習の時間を取っている人
・英語学習の基礎ができている人
・発話の機会を多くしたい人
英会話教室は、英会話から始まるので、基礎が固まってないうちは効果がでにくいです。
反対に基礎が出来ている方は、とにかく英会話の機会を持つことが必須ですから、有効でしょう。
また上述の通り、倍の時間インプットが必要なので、そちらを自分でインプット学習に取り組める方は英会話教室でしっかり結果を出すことが出来ます。
その名の通り、英会話がメインになるので、普段英会話を話す機会がない方にとっては、格好の練習場所になるはずです。
③オンライン英会話
オンライン英会話のおすすめポイント
オンライン英会話は、海外の講師とインターネットを通してマンツーマンで英会話のレッスンを受けることが出来るサービスです。
リーズナブルなものだと月7.000円から受講できるため、低予算で英会話の機会を持つことが出来ます。
またオンラインという性質により、場所・時間を選ばずに受講することが出来ます。
例えば、近所に英会話教室がない方や、仕事や育児などで自宅以外で英会話のレッスンを受けられない方には最適ですね。
また低価格でありながら、マンツーマンのレッスンで、発話の機会が豊富に保てる点も見逃せません。
オンライン英会話のイマイチなポイント
オンライン英会話は、英会話以外の学習には対応していません。
第二言語習得理論によれば、インプット7割、アウトプット3割の時間の掛け方がもっとも効率よく成長できるとされています。
つまり英会話の倍以上の時間をかけて、リーディング、リスニング、単語などの学習に取り組む必要があるということです。
オンライン英会話が安価に提供されているのは、講師が非ネイティブ圏であるためです。
私も実際に8つほどオンライン英会話サービスを受講したことがありますが、サービスが安価になるほど、講師が十分にトレーニングされていない傾向にあります。
オンライン英会話がおすすめの人の特徴
こんな人におすすめ!
・英会話以外にインプット学習の時間を取っている人
・英語学習の基礎ができている人
・英会話学校に通う時間がない人
上述の通り、英会話の上達には倍以上のインプット学習が必要です。
自分でインプット学習に取り組める方にはオンライン英会話はコストパフォーマンスに優れたアウトプットの場になります。
英会話は英語の基礎が出来ていないうちに取り組んでも、上達はおろかまともなコミュニケーションは取れません。
そうなってしまうと、英会話に対する恐怖心ばかりが育ってしまいます。
オンライン英会話は英語の基礎が出来ている方のためのサービスと言えます。
オンライン英会話は、前述の通り場所時間を選ばないため、対面式の英会話学校に通う時間がない方でも自宅で受講できるというメリットがあります。
「通う時間がない」と諦めていた人にもピッタリのサービスです。
④英会話カフェ
英会話カフェのおすすめポイント
英会話カフェは、カフェで外国人とお茶をしながらお話ができるサービスです。
月額課金制のスクールと違って、買いきりで行きたいときに行ける気軽さが魅力です。
また先生と生徒、というよりは「カフェで外国人とお話している」形式なので、楽しさ・親しみを感じながら英語を話す機会が持てます。
同じテーブルに他の学習者が座る機会が多いので、話しているうちに自然と仲良くなれることもあるでしょう。
英会話カフェのイマイチなポイント
英会話カフェは外国人、そして学習者もある程度の数が揃わないと成り立たないので、大都市圏を中心に展開されています。
お住いの地域によってはそもそも「英会話カフェが存在しない」可能性があります。
英会話カフェはあくまで英語での交流がメインの目的となり、英語を教えてもらったり、とにかく発話の機会を多くしようとすると他の学習者に迷惑がられることもあります。
英会話カフェがおすすめの人の特徴
こんな人におすすめ!
・楽しみながら英会話をしたい人
・英会話の仲間を探したい人
・外国人の友だちが欲しい人
・趣味として英語を続けていきたい人
英会話カフェは、勉強というよりも一種の楽しみとして捉えられます。
長いスパンで英会話の仲間、外国人の友人を作りながら英語の世界に浸るにはうってつけです。
一方、短期間で英語のスキルを上げたい、黙々と学習を進めていきたい方には物足りなさもあるはずです。
趣味として英語を楽しく続けていきたい方におすすめのサービスです。
⑤英語コーチング
英語コーチングは、コーチと呼ばれる英語学習のプロが英語を習得したい受講者に対して英語学習のサポートを行うサービスです。
もちろん英語そのものを指導することもサービスに含まれますが、「英語学習の方法」「英語学習の習慣化」を重視しているのが特徴となります。
英語コーチングは、コーチと呼ばれる人が英語学習者の学習を様々な角度からサポートするサービスです。
学習塾や英会話教室との違いは英語の内容そのものを扱う「ティーチング」ではなく、学習計画に沿って都度修正を加えながら学習をマネジメントしていく「コーチング」に重きを置いている点です。
具体的に提供されるのは以下のようなサービスです。
なお、サービスによって面談の頻度・時間が異なったり、添削がついていなかったりとそれぞれ特徴があります。
英語コーチングのおすすめポイント
英語コーチングは、英語コーチと呼ばれる英語学習のプロがマンツーマンで学習者の支援を行うサービスです。
一人ひとりのニーズを深堀りして、専用の学習カリキュラムを組んでもらえます。
わからないことがあれば、いつでもチャットで質問したり面談で解説を受けることも出来ます。
英語学習のプロが、自分だけのカリキュラムを作って、トレーニングの方法も丁寧に教えてくれるので、学習者は「勉強するだけ」という状況を作れます。
社会人の英語学習では「そもそもどうやって英語を勉強したらいいのか?」というのが挫折の原因になりやすいので、プロにサクッとプランニングを任せて、自分は時間を取って勉強に集中できるのは大きなメリットです。
上級者の方でも「自分の英語は正しいのか?」という疑問を感じることはあるでしょう。
特に社会人ともなると、自分の英語に指摘を入れてくれる存在はいなくなります。
英語コーチングでは、英作文、発音添削などを通して、コーチから客観的なアドバイスが貰えます。
英語コーチングでは、英語力を着けるだけでなく「自走できる学習者」を育成することも目標としています。
第二言語習得理論という、科学的に正しい英語学習をバックグラウンドに、サービス終了後も自分で英語学習を計画して実行できる様になるのは何にも代えがたい大きなメリットと言えます。
英語コーチングのイマイチなポイント
英語コーチングは、マンツーマンで担当がつくため費用が高額になり、月額の平均料金は約12万円になります。
今回紹介した他のサービスに比べると、かなり高額な料金設定となっています。
また短期間で目標達成を目指すため、ある程度学習時間を確保する必要が出てきます。
中途半端な取り組み方だと結果が伴わないため、自由時間を削って、英語学習に捧げる必要があります。
英語コーチングを受講したとしても、結局は自分で勉強しなければ当然効果は得られません。
地道に自習に取り組む必要があります。
英語コーチングがおすすめの人の特徴
こんな人におすすめ!
・意思が強くなく、独学やスクールで挫折した事がある人
・直近で結果を出す必要がある人
・英語の勉強の仕方を習得したい人
・仕事で使える英会話力を身につけたい人
・英語力の伸び悩みを感じている人
・初学者の人
英語コーチングは、今回紹介したサービスの中で唯一マンツーマンの担当者が英語学習をフォローしてくれるサービスになっています。
これまでスクールでうまく行かなかった方で、英語コーチングでは英語学習を継続できた、結果を出せたという方は多いです。
英語コーチングは、4ヶ月、6ヶ月など受講期間が設定されており、その短期間で結果を出すことを目指すため、直近で英語学習で結果が出す必要がある方にはオススメです。
また、上述の通り英語コーチングでは、第二言語習得理論に基づいた英語学習のカリキュラムを提供しますから、サービス期間終了後も自分で英語学習の取り組み方を設計できるようになります。
上級者の方であれば、伸び悩みをプロのサポートを通してブレークするしたり、初学者の方であれば、プロのプランニングにより最高のスタートを切ったりすることが出来ます。
PR:オンライン英語コーチング「Satellite」
サービス名 | Satellite | ||
---|---|---|---|
URL | https://keizokushitai.com | ||
受講期間(ヶ月) | 4 | 6 | 12 |
料金 | ¥308,000 | ¥445,500 | ¥792,000 |
入会金 | ¥55,000 | ¥55,000 | ¥55,000 |
総額 | ¥363,000 | ¥500,500 | ¥847,000 |
月額料金 | ¥90,750 | ¥83,416 | ¥70,583 |
受講スタイル | オンライン | ||
添削 | ○ | ||
教材 | 市販 | ||
面談 | 月4回50分 | ||
学習時間 | 制限なし | ||
月払い | ○ | ||
割引 | 紹介・学生・即日割引 | ||
初学者向け | ○ | ||
ビジネス | ○ | ||
英会話 | ○ | ||
TOEIC | ○ |
Satelliteのおすすめポイント
英語コーチングの中では珍しく、毎日の添削サービスが付いているのが特徴です。
発音矯正、英作文から英会話の添削までついているのは唯一無二のサービスと言えます。
初心者の方は英語のプロから添削を受けることで成長の角度を上げることが出来ます。
また大手と違い「カウンセリング担当者=自分の担当コーチ」であるため、「担当のコーチと合わない」という可能性が少なくなります。
通常、無料カウンセリングは営業の担当者が行い、実際のコーチングは英語コーチが担当します。
そのため無料カウンセリング時に抱いた印象と実際のコーチングの印象が異なる、ということがよくあります。
どのコーチがアサインされるかはわからないので、自分の性格と合わなかったり、十分な実力がないコーチが担当になる可能があります。
そういったリスクがないのは、すべての業務を一人の担当している個人サービスならではと言えるでしょう。
Satelliteのイマイチなポイント
個人で提供しているサービスのデメリットとして、返金保証がないことが挙げられます。
このあたりは大手のサービスが強いので、手厚い保障などを求めている方には合わないでしょう。
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