【これだけ読めばOK】英語学び直しは何から始めたらいい?

多くの企業で英語を使う場面が日に日に増え、英語を学び直す社会人の方が増えています。
とにかく英語をやらないといけないのはわかっていても、「結局何からはじめたらいいの?」と迷子になってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では英語の学び直しは何からはじめたらいいの?について以下の疑問に答えていきます。
- 英語の学び直しは何から始めたらいい?
- 英語の学び直しはどんな順番で進めていくべき?
- 英語の学び直しを成功させるためのポイントは?
英語の学び直しは何から始めたらいい?
結論、英語の学び直しは発音から始めるのがおすすめです。
発音は聞く・話すという口頭でのやり取りの基本ですが、学校できちんと習うこともないため多くの日本人が十分な知識を持たないまま英語学習を進めてしまっています。
「発音できないものは聞き取れない」ため、自分が話すときはもちろん聞き取りにおいても正しい発音は非常に重要です。
学習のはじめに発音をしっかり学ぶことで、その後の英語学習の効率を飛躍的に高めることが可能です。
英語の学び直しはどんな順番で進めていくべき?
英語の学び直しは以下の2ステップで進めていくのがおすすめです。
- 発音→発音記号と音声変化
- 基礎語彙→5,000語をすぐに英語から日本語に
- 中学英文法→中学レベルの英文法をすべて理解する
- TOEICスコアアップ→語彙増強、高校英文法、リーディング・リスニング学習
- 旅行英会話→瞬間英作文、オンライン英会話
まず学び直しをする全員にしてほしいのが、発音・基礎語彙・中学英文法の学習です。
英語には読む・聞く・書く・話すの4技能がありますが、どの技能にも共通して必要なのが発音・基礎語彙・中学英文法の3つです。
この3つの項目をマスターしたら、そのあとはそれぞれの英語学習の目標に応じた学習をしていくのがおすすめです。
ここからは、学び直しをする人全員が行うべき発音・基礎語彙・中学英文法それぞれの学習方法を解説していきます。
発音の学習方法
発音学習で身につけてほしいのは以下の2つです。
- 発音記号
- 音声変化
発音記号(/ɑ/, /ʌ/など)とは英語の音素を表すもので、約15個の母音と24個の子音で構成されています。
正しい発音を身につけることで、リスニングでの聞き分けができるようになる、スピーキングで相手に聞き取ってもらえる、リーディングのスピードが上がるといったような効果が期待できます。
英語と日本語の発音は大きく異なります。例えば日本語の母音「あ」に近い発音は、英語では/ʌ/, /ə/, /æ/, /ɑ/など複数存在します。
本来は一番はじめに学習するべきですが日本の学校教育では学ばないことのほうが多いです。
これから学び直しをする社会人の方は、一番はじめに発音記号を学習しましょう。発音を学ぶ際は動画つきの教材がおすすめです。
英語の会の発音記号3時間マスターは動画とセットで発音記号を学習できます。書籍で学習したい方はDVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本がおすすめです。
発音記号は数が多くないので、数時間程度で学習を終えることができます。実際に発音しながら、学習してみましょう。
音声変化とは文章を読むときに発音が変化する現象のことで、大きく5つに分類できます。
英語の文章を読めば分かるのに、うまく音が聞き取れないのは音声変化が発生しているためです。
音声変化のルールを学ぶことで、リスニング力を効率的に上げることができます。2週間程度で一通りのルールは学習できます。
音声変化を学習する際には、kindle版とハードカバーがある5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れるがおすすめです。
発音の学習を終えたら、自分の発音の正しさをチェックできるELSA Speakなどのアプリでテストを受けるのがおすすめです。
画像のように発音の正確さが数値で確認できます。

音声記号別に発音の正確度を診断することもできるので、例えば/ʌ/の発音は90%出ているけれど/ə/の発音が30%という数字の場合は、後者の音素を復習する、といった効率的な学習ができます。
基礎語彙の学習方法
英語を含む語学では「語彙数が正義」と言われるくらい、知っている単語の数が重要です。
社会人の学び直しではまず5,000語の英単語の意味が即座に出るようにすることが必要です。
語彙5,000語のレベル感としては、英検2級、TOEIC500レベルです。具体的な語彙数はTest your English vocabularyなどのサイトですぐに分かります。
大学受験レベルまである程度しっかり英語を学んでいた場合は、すでに5,000語の語彙を習得していることもあります。
基礎語彙の学習方法としては英単語アプリか単語帳がおすすめです。
英単語アプリはmikanがおすすめです。以下の記事で詳しい使い方を解説しています。
mikan, 単語帳ともに学習するレベルとしては、以下の目安があります。
・中学レベルの英単語から復習したい
→「高校入試レベル」、「中学全範囲」、「英検5〜3級」「3,000語レベル」などの記載があるもの
・高校レベルの英単語を復習したい
→「大学入試入門レベル」「英検凖2〜2級」「5,000語レベル」などの記載があるもの
中でも「英検でる順パス単シリーズ」は単語が重複せずにレベルに合わせた学習ができるのでおすすめです。(mikanにも収録されています。)

単語学習の際には以下のポイントを意識しましょう。
- 復習の頻度を高くしすぎない
- 最低1日100語以上触れる
- 発音も一緒に覚える
- 一語につき1つの和訳だけ覚える
- すぐに覚えられると思わない
具体的なスケジュールとしては以下のような進め方です。
- 1,500語収録されている場合、毎日100語ずつで15日間で一周する
- 発音を聞き、自分でも発音したあと和訳も口に出す(口パクでもOK)
- セクションを区切らずに一番最初の単語からいちばん最後まで一気に進める
中学英文法の学習方法
社会人の学び直しの場合でも中学英文法はすべての技能の基礎になりますので、必ず復習しておきましょう。
おすすめの参考書は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版です。
わかりやすい挿絵もあり、演習もセットになっているので一冊仕上げれば十分です。
文法を学習するときは以下のポイントを押さえましょう。
- わからない部分は動画を見る
- 問題を解く
- 完璧主義を捨てる
- 1つの参考書を3周する
- 早めに4技能の学習に進む
文法学習で分からないところは何度読んでもわからないことが多いので、理解度が高まる動画視聴がおすすめです。Youtubeで該当の文法事項の名前で検索すれば文法講義の動画が見つかるはずです。
文法を学ぶときは説明を読んだあとに問題を解きましょう。アウトプットしてみると理解度が低いところが分かったり、記憶に残りやすくなったりします。
文法事項は参考書の学習だけでは100%分からない部分があります。実際に英語を読んだり書いたりする中で分かることもあるので、この時点で100%理解する必要はありません。
分からない箇所に詰まって時間をかけすぎるのは得策ではありません。
文法の参考書はコロコロ変えず、これと決めた一冊を最低三周しましょう。周回を重ねることで次第に理解が深まるので、三周を目安に取り組みましょう。
また、一周したら参考書を変える人がいますが、記憶が定着しないうちに参考書を変えるとせっかく深まりかけた記憶がリセットされるのでおすすめしません。
80%ほど中学英文法が理解できたら、もう4技能の学習に移りましょう。いつまでもルールブックを見ているだけでは英語は上達しません。目的に合わせてリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの学習に移って、実際に生きた英語に触れていきましょう。
英語の学び直しを成功させるためのポイントは?
英語の学び直しを成功させるためのポイントは以下のとおりです。
- 目標を明確にする
- 現状の英語力を明確にする
- 学習計画を作る
- インプット8割、アウトプット2割で勉強する
- スキマ時間を活用する
- 英語コーチングを利用する
目標を明確にする
学び直しでの英語学習は挫折する人が多いです。それは忙しい社会人生活の中で明確な目的のない英語学習を続けるのが困難なためです。
はじめの1ヶ月は勢いで続けられますが、次第に仕事やプライベートで自由時間がなくなっていくと、「自由時間を削ってまで英語をやる必要があるのか」と継続が難しく感じてしまうのです。
英語学習を長期間継続させるためには、学習の目的を明確にすることが大切です。期限とセットで目標をセットしたら、目標を細分化して日々の学習にまで落とし込めるとベストです。
例えば「外資系に転職するために2年後にTOEIC800点を取る」という目標を設定した場合、「1年後にTOEIC700取得」、「3ヶ月で5,000語レベルの語彙を習得」、「毎日アプリで英単語に150語触れる」などといったように徐々に小目標に落とし込んでいくと、目標と日々の学習のつながりが意識しやすくなります。
現状の英語力を明確にする
一口に「英語ができない!」といっても、人によって細かな状況はバラバラです。
計画を決める前に自分の現在地を把握しましょう。
学習開始時点で現在地を把握しておくことで、今後学習を進めた後、学習の成果がきちんと結果に表れているかを可視化できます。
例えば、現状を把握せずに語彙学習を行い、3ヶ月の勉強の結果語彙テストで2,000語という結果が出たとします。
最初にテストを受けていないので、2,000語のうちどこまでが語彙学習の成果なのかはわからないままです。
しかし、学習開始時点で1,000語だったものが、3か月後に2,000語になっていれば、3ヶ月間の語彙学習で1,000語を新たに覚えたことが分かり、このまま学習を続けていってもいいという判断ができます。
具体的には以下のスキルを数値化しておくといいでしょう。
- 発音
- 語彙力
- 文法
- リーディング、リスニングスキル
- 英会話スキル
発音はELSAというスピーキングアプリでAI判定によってテスト可能です。
下の画像のような形で、発音・抑揚・流暢性の観点からスコアが出ます。

実際にコーチング受講者さんにも使っていただいていますが、かなり精度は高いと思います。
無料ですぐにスコアが分かるのでぜひご自身の発音レベルのチェックに活用してみてください。
語彙力の測定にはTest your English vocabularyがおすすめです。
以下のようなチェックボックスで、意味がわかる英単語にチェックを入れることで簡単に語彙力をチェックできます。

結果は以下のように表示されます。

こちらも無料で5分もあれば語彙レベルが測定できます。
文法に関しては、テキストのテストを受けてみるのがおすすめです。
「中学全範囲英文法パターンドリル」には文法項目ごとにまとめテストが合計で5つあり、中学の英文法の理解度をチェックするのに活用できます。
まとめテストで70点以上得点できているなら、中学文法の理解に大きな問題はないと言えます。
リーディング・リスニングから成るインプットスキルは、英検3級の過去問とTOEICの簡易スコア診断で測定するのがおすすめです。
英検3級過去問は英検のHPで解答とともに公開されているので、時間を測って解いてみるといいでしょう。
ライティングに関しては、指導者がついているなら採点をお願いすると現状のライティング能力を把握できます。
TOEICは初級者には問題が難しすぎますが、スタート地点の実力を測るもう一つの物差しとしてアプリで無料の簡易診断を受けてみましょう。
以下のアプリで簡易診断ができます。
英会話スキルに関しては、PROGOSがおすすめです。
スマホアプリなら、無料でAIによる英会話力の診断が可能です。
20分程度で終わり、すぐに結果がわかるのでおすすめです。
学習計画を作る
「とりあえず英単語帳を買ってみる」「とりあえずSNSでよく見かける人気教材で勉強してみる」といった思いつきや、行き当たりばったりの英語学習は長続きしづらいです。
英語学習の目的、自分の現状に合わせて学習計画を作って遂行していくことが長続きの秘訣です。
英語学習の計画は人それぞれで、英会話習得が目的の人とTOEICハイスコア達成が目的の人とでは、日々やるべきことも大きく変わってきます。
例えば、0からのTOEIC受験を想定した学習計画の作り方の一例をご紹介します。
- TOEICの基礎知識を得る
- スコア別のレベル感を知る
- 目標のスコアを決める
→まずは500点(1年後) - 公式問題集を解いてみる
→解いた結果350点(リスニング200点、リーディング150点) - 1日の学習時間を決める
→1日1.5h - 机に座れる時間、電車で取れる時間などを確認する
→机に座れるのは1h、電車やスキマ時間で30分
仮にここまでの項目をもとに自分の状況・目標がはっきりしたとしましょう。
その後最終的に以下のような学習計画を立てるとよいでしょう。



こちらの学習計画では、まず最初に単語・文法・発音を学習し、発音の学習が終わったら単語・文法を4ヶ月で仕上げ、その後は中学英語の音読&シャドーイングを行うと良いでしょう。
インプット8割、アウトプット2割で勉強する
第二言語習得論の多くの研究者が「意味を理解した大量のインプットが語学の成長にもっとも寄与する」ことに同意しています。
インプットというのは、単語、文法、リーディング・リスニングといった自分の外側から英語で情報を受信する活動を指します。
アウトプットというのは、ライティング、スピーキングといった自分の内側から英語で情報を発信する活動を指します。
外国語を習得するプロセスを明らかにする第二言語習得論では、インプット8割、アウトプット2割の時間配分で勉強するのが効率的とされています。
ですから、週に10時間勉強する場合、8時間をインプットに、2時間をアウトプットに配分するのが適切です。
英会話のレッスンを一回あたり25分とすると、1週間で5回程度英会話のレッスンを受講し、あとの時間はインプット学習に費やすのがいいでしょう。
スキマ時間を活用する
忙しい社会人の場合、机に向かって英語学習だけに集中できる時間はなかなか確保しづらいですよね。特に仕事がある日はなおさらのことだと思います。
そんな中でも英語学習の時間を確保するためには、スキマ時間の活用がカギとなります。
「英語学習は机に向かって進めないとダメ」という固定観念を捨てて、ぜひ日常に隠れているスキマ時間を活用して勉強時間を確保していきましょう。
社会人の方のスキマ時間には以下のようなものがあります。
- トイレの時間
- 電車をホームで待っている時間
- 電車、タクシーでの移動時間
- 通勤、移動時の歩いている時間
- 家事で耳が空いている時間
日常のこういったちょっとした時間でもかき集めれば、実は1日30分以上の学習時間を捻出できることが多いです。
電車の中、電車を待っているとき、ゲームや動画視聴に時間を使っていませんか?
家事や徒歩での移動中、目は使えなくても耳は空いていませんか?
社会人の学習で成果を出すためには、英語学習に割ける時間は多ければ多いほど良いです。本気で結果を追い求めるなら今ムダにしてしまっている時間を英語学習に捧げましょう。
なお、スキマ時間を活用するためにはパッとはじめてパッとやめられる英語学習アプリの活用がおすすめです。
TOEIC対策アプリや英単語学習アプリ、AIアプリ、英会話学習アプリなど多くの英語学習アプリを解説していますので、以下のリンクから気になる記事を覗いてみてくださいね。
英語コーチングを利用する
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英語学び直しは何から始めたらいい?についてのまとめ
この記事では英語学び直しは何から始めたらいい?について以下の疑問に答えてきました。
- 英語の学び直しは何から始めたらいい?
- 英語の学び直しはどんな順番で進めていくべき?
- 英語の学び直しを成功させるためのポイントは?
結論、英語の学び直しは発音から始めるのがおすすめです。
英語の学び直しはどんな順番で進めていくべきかは以下のようになります。
- 発音→発音記号と音声変化
- 基礎語彙→5,000語をすぐに英語から日本語に
- 中学英文法→中学レベルの英文法をすべて理解する
- TOEICスコアアップ→語彙増強、高校英文法、リーディング・リスニング学習
- 旅行英会話→瞬間英作文、オンライン英会話
英語の学び直しを成功させるためのポイントは以下です。
- 目標を明確にする
- 現状の英語力を明確にする
- 学習計画を作る
- インプット8割、アウトプット2割で勉強する
- スキマ時間を活用する
- 英語コーチングを利用する
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