【完全ロードマップ】社会人が独学で英語を話せるようになる方法

社会人になってから英語を求められる場面が増えて「英語を話せるようになりたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
とはいえ周りで英語を話せるのは帰国子女や留学経験者ばかりで「国内で独学で英語を話せるようになった人を知らない」という方も多いのではないでしょうか?
もちろん国内・独学で英語を話せるようになるのは簡単ではありませんが、十分に実現可能です。
私自身、国内・留学無しで学び直しから1年半でTOEIC985・英検1級を取得し英語が話せるようになりました。
この記事では、そんな私が社会人が独学で英語を話せるようになる方法について以下の疑問に答えていきます。
- 社会人が英語を話せるようになるメリットは?
- 社会人が独学で英語を話せるようになるためのポイントは?
- 社会人が独学で英語を話せるようになる方法は?
社会人が英語を話せるようになるメリットは?
社会人の学び直しの題材としてよく名前があがる英語学習。中でも外国人とのコミュニケーションに使われる英会話の能力は社会人にとって多くの場所で求めらます。
しかし、具体的なメリットを知ったうえで学習に進まないと途中で挫折してしまいやすいのも事実です。
社会人が英語を話せるにようになるメリットは以下のとおりです。
- 英語のコンテンツを楽しめる
- 海外移住の選択肢が増える
- ビジネスチャンスの拡大
- 昇給や昇進につながる
- 就職や転職時に有利に働くことがある
- 海外出張や駐在に対応できる
- 英語での会議に自信を持って参加できる
- 海外旅行をより楽しめる
- 自己肯定感の向上
- 文化理解・視野の拡大
- 外国人の友人ができる
- 資格の取得に役立つ
- 副業の可能性が広がる
- グローバルなイベントや会議に参加できる
- 子供の教育に役立つ
きっかけはどうであれ、勉強が辛くなったときに「どうしても英語を話せるようになりたい!ならなくてはいけない!」と思えるよう、英語を話せるようになるメリットを知っておきましょう。
15個のメリットの詳細は以下の記事で詳しく解説しています。

社会人が独学で英語を話せるようになるためのポイントは?
社会人が独学で英語を話せるようになるためのポイントは以下のとおりです。
- 具体的な目標を設定する
- 学習計画を立てる
- 定期的に効果測定する
- スキマ時間を活用する
- インプット8割・アウトプット2割
具体的な目標を設定する
「英語を話せるようになる」と一口に言っても、人によって定義が異なります。
例えば「同僚と簡単なあいさつができる」のも「国際会議で自分の意見を1分で話す」のも英語が話せる、という点では同じです。
海外旅行で困らない英会話力を身につける」「ビジネスの現場で使えるスピーキング力をつける」といった定性的な目標は数値化して定量的な目標に変換してあげると達成への意欲が高まります。
以下の図はVERSANTという英会話の技能試験の運営元が、ビジネスシーンごとに英会話でできることをスコア別に一覧にしたものです。
これを使うと会議で「仕事に関する業務(期日、仕様など)の詳細について議論できる。」という定性目標は、CEFRでいうとB2、VERSANTスコアでいうと58をとれば達成できそうだと言うことが分かります。

このように英会話の能力も資格試験などを活用することで数値化できるため、ぜひ自分の現状と目標を設定するところから始めましょう。
おすすめの英会話資格試験については以下の記事で詳しく解説しています。

学習計画を立てる
自分の現状を知り、何を優先して学習すべきかが分かったら学習スケジュールに落とし込みましょう。
まずは月間スケジュールで、何の教材をやるのか、大まかな学習時間の配分を決めましょう。以下は1日の学習時間が2時間の場合の月間のスケジュールの例です。

次にこれを1週間毎に分割して、具体的な1日の学習時間と学習項目を作成しましょう。
毎日決まって2時間とれない場合、毎週計画を立てるときにそれも織り込んでしまいましょう。
以下は2時間学習する場合、1週目に毎日それぞれ何をするのかをチェックリスト形式にした計画表です。

こういった週間計画は週が始まる前、確保できる学習時間が確定したうえで、毎週立てていくと良いでしょう。
定期的に効果測定する
英会話の能力を定期的に測定することで、学習の効果が出ているのか、計画に変更は必要ないか、足りない能力は何か、といったデータが得られます。
英会話の能力は、リーディングや受験勉強などの資格試験と比べると評価がしづらいため、意識的に客観的な成長を確かめることが重要です。
月1回程度客観的な英会話力を測定するのがおすすめです。
英会話の効果測定で有料のテストだとVERSANTが有名ですが、受験料が6,600円と高額のため、無料のPROGOSやNative Campのスピーキングテストで簡易的に測定するのが現実的です。
おすすめのスピーキングの資格試験については以下の記事で詳しく解説しています。

スキマ時間を活用する
忙しい社会人の場合、机に向かって英語学習だけに集中できる時間はなかなか確保しづらいですよね。特に仕事がある日はなおさらのことだと思います。
そんな中でも英語学習の時間を確保するためには、スキマ時間の活用がカギとなります。
「英語学習は机に向かって進めないとダメ」という固定観念を捨てて、ぜひ日常に隠れているスキマ時間を活用して勉強時間を確保していきましょう。
社会人の方のスキマ時間には以下のようなものがあります。
- トイレの時間
- 電車をホームで待っている時間
- 電車、タクシーでの移動時間
- 通勤、移動時の歩いている時間
- 家事で耳が空いている時間
日常のこういったちょっとした時間でもかき集めれば、実は1日30分以上の学習時間を捻出できることが多いです。
電車の中、電車を待っているとき、ゲームや動画視聴に時間を使っていませんか?
家事や徒歩での移動中、目は使えなくても耳は空いていませんか?
社会人の学習で成果を出すためには、英語学習に割ける時間は多ければ多いほど良いです。本気で結果を追い求めるなら今ムダにしてしまっている時間を英語学習に捧げましょう。
なお、スキマ時間を活用するためにはパッとはじめてパッとやめられる英語学習アプリの活用がおすすめです。
TOEIC対策アプリや英単語学習アプリ、AIアプリ、英会話学習アプリなど多くの英語学習アプリを解説していますので、以下のリンクから気になる記事を覗いてみてくださいね。
インプット8割・アウトプット2割
英会話を習得しようと思うと「英会話だけをやっていればいい」と思いがちですが、実は英会話以上にそれ以外の時間でのインプット学習が大切です。
インプットというのは、単語、文法、リーディング・リスニングといった自分の外側から英語で情報を受信する活動を指します。
アウトプットというのは、ライティング、スピーキングといった自分の内側から英語で情報を発信する活動を指します。
外国語を習得するプロセスを明らかにする第二言語習得論では、インプット8割、アウトプット2割の時間配分で勉強するのが効率的とされています。
ですから、週に10時間勉強する場合、8時間をインプットに、2時間をアウトプットに配分するのが適切です。
英会話のレッスンを一回あたり25分とすると、1週間で5回程度英会話のレッスンを受講し、あとの時間はインプット学習に費やすのがいいでしょう。
社会人が独学で英語を話せるようになる方法は?
社会人が独学で英語を話せるようになる方法は以下のとおりです。
- 発音→発音記号と音声変化
- 基礎語彙→5,000語をすぐに英語から日本語に
- 中学英文法→中学レベルの英文法をすべて理解する
- オンライン英会話を学習の2割取り組む
- シャドーイングで簡単な英文から聞き取れるようにする
- 中学英文法の基本例文が口をついて出るようにする
発音の学習方法
発音学習で身につけてほしいのは以下の2つです。
- 発音記号
- 音声変化
発音記号(/ɑ/, /ʌ/など)とは英語の音素を表すもので、約15個の母音と24個の子音で構成されています。
正しい発音を身につけることで、リスニングでの聞き分けができるようになる、スピーキングで相手に聞き取ってもらえるといったような効果が期待できます。
英語と日本語の発音は大きく異なります。例えば日本語の母音「あ」に近い発音は、英語では/ʌ/, /ə/, /æ/, /ɑ/など複数存在します。
本来は一番はじめに学習するべきですが日本の学校教育では学ばないことのほうが多いです。
社会人が英語を話せるようになるためには、一番はじめに発音記号を学習しましょう。
発音を学ぶ際は動画つきの教材がおすすめです。
英語の会の発音記号3時間マスターは動画とセットで発音記号を学習できます。書籍で学習したい方はDVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本がおすすめです。
発音記号は数が多くないので、数時間程度で学習を終えることができます。実際に発音しながら、学習してみましょう。
音声変化とは文章を読むときに発音が変化する現象のことで、大きく5つに分類できます。
英語の文章を読めば分かるのに、うまく音が聞き取れないのは音声変化が発生しているためです。
音声変化のルールを学ぶことで、リスニング力を効率的に上げることができます。2週間程度で一通りのルールは学習できます。
音声変化を学習する際には、kindle版とハードカバーがある5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れるがおすすめです。
発音の学習を終えたら、自分の発音の正しさをチェックできるELSA Speakなどのアプリでテストを受けるのがおすすめです。
画像のように発音の正確さが数値で確認できます。

音声記号別に発音の正確度を診断することもできるので、例えば/ʌ/の発音は90%出ているけれど/ə/の発音が30%という数字の場合は、後者の音素を復習する、といった効率的な学習ができます。
基礎語彙の学習方法
英語を含む語学では「語彙数が正義」と言われるくらい、知っている単語の数が重要です。
まず5,000語の英単語の意味が即座に出るようにすることが必要です。
語彙5,000語のレベル感としては、英検2級、TOEIC500レベルです。具体的な語彙数はTest your English vocabularyなどのサイトですぐに分かります。、
学生時代まである程度しっかり英語を学んでいた場合は、すでに5,000語の語彙を習得していることもあります。
基礎語彙の学習方法としては英単語アプリか単語帳がおすすめです。
英単語アプリはmikanがおすすめです。以下の記事で詳しい使い方を解説しています。
mikan, 単語帳ともに学習するレベルとしては、以下の目安があります。
「大学受験レベル」「英検2級」「5,000語レベル」などの記載があるもの
中でも「英検でる順パス単シリーズ」は単語が重複せずにレベルに合わせた学習ができるのでおすすめです。(mikanにも収録されています。)

単語学習の際には以下のポイントを意識しましょう。
- 復習の頻度を高くしすぎない
- 最低1日100語以上触れる
- 発音も一緒に覚える
- 一語につき1つの和訳だけ覚える
- すぐに覚えられると思わない
具体的なスケジュールとしては以下のような進め方です。
- 1,500語収録されている場合、毎日100語ずつで15日間で一周する
- 発音を聞き、自分でも発音したあと和訳も口に出す(口パクでもOK)
- セクションを区切らずに一番最初の単語からいちばん最後まで一気に進める
中学英文法の学習方法
中学英文法はすべての技能の基礎になりますので、必ず復習しておきましょう。
おすすめの参考書は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版です。
わかりやすい挿絵もあり、演習もセットになっているので一冊仕上げれば十分です。
文法を学習するときは以下のポイントを押さえましょう。
- わからない部分は動画を見る
- 問題を解く
- 完璧主義を捨てる
- 1つの参考書を3周する
文法学習で分からないところは何度読んでもわからないことが多いので、理解度が高まる動画視聴がおすすめです。Youtubeで該当の文法事項の名前で検索すれば文法講義の動画が見つかるはずです。
文法を学ぶときは説明を読んだあとに問題を解きましょう。アウトプットしてみると理解度が低いところが分かったり、記憶に残りやすくなったりします。
文法事項は参考書の学習だけでは100%分からない部分があります。実際に英語を読んだり書いたりする中で分かることもあるので、この時点で100%理解する必要はありません。
分からない箇所に詰まって時間をかけすぎるのは得策ではありません。
文法の参考書はコロコロ変えず、これと決めた一冊を最低三周しましょう。周回を重ねることで次第に理解が深まるので、三周を目安に取り組みましょう。
また、一周したら参考書を変える人がいますが、記憶が定着しないうちに参考書を変えるとせっかく深まりかけた記憶がリセットされるのでおすすめしません。
さて、ここからは最低限の基礎学習を終えた後のSTEP2の学習の詳細について解説していきます。
瞬間英作文の学習方法
英語が話せる様になるためにおすすめなのがどんどん話すための瞬間英作文トレーニングです。
瞬間英作文とは日本語から即座に口頭で英文を次々に作っていく、多くの英語コーチングでも取り入れられる英会話初心者向けのトレーニングです。
スピーキング力向上のために、日本語を口頭で繰り返し英語に直していくことで「知っている」英文法を「使える」レベルまで引き上げていく効果があります。
書籍の言葉を借りると「英語が口をついて飛び出す」まで基礎を反復することで、短期間でスピーキング力を向上させることができます。
ハードカバーとkindle版とアプリの3種類が利用できますが、kindle版はCDがつかないので注意しましょう。
アプリ版はこちらからインストールできます。


瞬間英作文は日本語が、隣に対応する英文が並んでいるページ構成になっています。
中1〜中3レベル別に合計72章×10の文章が収録されています。
まずは全てのページで、日本語の文章を見て英語が出せるようにしましょう。
文章を見て日本語から英語に直すことができるようになったら、今度は付属のCD(アプリの方はアプリ内温性)を聞いて日本語の文章を見ずに、耳で聞いてそれを口頭で英作文できるようにしましょう。
日本語の文章を見れば口頭で英作文ができても、音声だけだと一気に負荷が高くなります。
瞬間英作文を学習するときのポイントは「一番最初から最後まで通しで学習していく」ことです。
書籍内の説明では中1〜中3ごとにセクションを分けて、はじめは中1をぐるぐる回して次に中2を回して…というセクション区切りが推奨されていますが、第二言語習得理論的には間を空けてでもどんどん先に進めたほうが長期間記憶に残りやすいことが分かってきています。
また、完璧主義になって「中1が完璧になってから中2へ…」と考えているといつまで経っても進まず中1の序盤だけしか学習していない、なんてことになってしまいます。
シャドーイングで簡単な英文から聞き取れるようにする
英語を話せるようになりたい場合、リスニングもしっかり勉強しましょう。
英会話の場面でそもそも相手が言っていることが分からなかったら、英語を話せるようにはならないためです。
具体的にはシャドーイングというトレーニングがおすすめです。
シャドーイングはその名の通り、聞こえてきた音を文字を見ないで影のように復唱して付いていくトレーニングです。
以下の動画はシャドーイングを実際に行っているところからスタートしています。
シャドーイングは聞こえてきた音声を自分でも発音することで、リスニングにおいて音声を正確に捉えることができるようになります。
シャドーイングは初見で7割程度意味が理解できるレベルの教材がおすすめです。
TOEIC600レベルの場合は、中学レベルの英文を、TOEIC700レベルの場合は高校レベルの英文を、それ以上の場合はTOEICの過去問を教材にするといいでしょう。
「英会話・ぜったい・音読」シリーズはレベル別になっていますので、初心者の方は入門編から仕上げていくといいでしょう。
詳しいシャドーイングの方法はこちらの記事で解説しています。

オンライン英会話の学習方法
オンライン英会話は、オンラインでビデオを繋ぎ英会話のレッスンを自宅等で受講できるサービスです。
通学型のスクールに比べて比較的安価で月額7,000円程度から受講することができます。
講師はネイティブ、非ネイティブ、日本人などがいますが、ネイティブ講師や日本人講師は受講料金が2倍程度になります。
特にこだわりがなければ非ネイティブの安価なサービスで十分です。Native Campは低価格でありながら事前予約も不要で24時間サービスを利用できるので便利です。
どこのサービスを利用するかよりも、どの頻度でどのようにサービスを利用するかのほうが重要です。
頻度については、すでに述べた計算式で1週間の学習時間の2割程度が英会話の時間になるような頻度が好ましいです。
教材についてもすでに述べたように「なるべく自分が考えて話す教材」を選ぶといいでしょう。
Native Campで言えば、「5min discussion」や「デイリーニュース」のディスカッションパートなどがおすすめです。
フリーカンバセーションはお題を自分で用意する必要があるので、おすすめしません。
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社会人が独学で英語を話せるようになる方法まとめ
この記事では、社会人が独学で英語を話せるようになる方法について以下の疑問に答えてきました。
- 社会人が英語を話せるようになるメリットは?
- 社会人が独学で英語を話せるようになるためのポイントは?
- 社会人が独学で英語を話せるようになる方法は?
社会人が英語を話せるにようになるメリットは以下のとおりです。
- 英語のコンテンツを楽しめる
- 海外移住の選択肢が増える
- ビジネスチャンスの拡大
- 昇給や昇進につながる
- 就職や転職時に有利に働くことがある
- 海外出張や駐在に対応できる
- 英語での会議に自信を持って参加できる
- 海外旅行をより楽しめる
- 自己肯定感の向上
- 文化理解・視野の拡大
- 外国人の友人ができる
- 資格の取得に役立つ
- 副業の可能性が広がる
- グローバルなイベントや会議に参加できる
- 子供の教育に役立つ
社会人が独学で英語を話せるようになるためのポイントは以下のとおりです。
- 具体的な目標を設定する
- 学習計画を立てる
- 定期的に効果測定する
- スキマ時間を活用する
- インプット8割・アウトプット2割
社会人が独学で英語を話せるようになる方法は以下のとおりです。
- 発音→発音記号と音声変化
- 基礎語彙→5,000語をすぐに英語から日本語に
- 中学英文法→中学レベルの英文法をすべて理解する
- オンライン英会話を学習の2割取り組む
- シャドーイングで簡単な英文から聞き取れるようにする
- 中学英文法の基本例文が口をついて出るようにする
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