【TOEICスコア別レベル解説】◯◯点はどのくらいの英語力?目安&勉強法も紹介

TOEICスコア別のレベルは以下のようになっています。

CEFRTOEIC L&Rスコアレベル
A1140〜220点語彙レベル約1,400〜2,200語
英語レベル初級
A2225〜545点語彙レベル約2,250〜5,450語
英語レベル準中級
B1550〜780点語彙レベル約5,500〜7,800語
英語レベル中級
B2785〜940点語彙レベル約7,850〜9,400語
英語レベル準上級
C1945点〜語彙レベル約9,450語〜
英語レベル上級
目次

TOEIC140〜220点のレベルは?

TOEIC140〜220点のレベルは、国際基準のCEFRでA1レベルです。

A1レベルは、基本的な日常会話をシンプルにこなせる程度の英語力です。

語彙は約1,400〜2,200語で、英語力は初級で中学卒業レベルです。

CEFR A1レベルの英語力を「読む(Reading)」「書く(Writing)」「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」の4技能別に説明します。

1. 読む(Reading)

  • 短くてシンプルな文章を理解できる(例:標識、メニュー、簡単なメモ)
  • 身近な単語や基本的な表現が使われた簡単なテキストを読める
    例:「Exit」(出口)、「Please wait here」(ここでお待ちください)

2. 書く(Writing)

  • 簡単な自己紹介や短いメモを書くことができる
  • 基本的なフレーズや単語を使って短文を作れる
    例:「My name is Anna. I am from Japan. I like music.」(私の名前はアンナです。私は日本出身です。音楽が好きです。)

3. 聞く(Listening)

  • ゆっくりはっきり話された簡単な言葉やフレーズを理解できる
  • 身近なテーマ(挨拶、自己紹介、買い物)についての簡単な会話を聞き取れる
    例:「Where are you from?」(どこ出身ですか?)→「I am from Japan.」(日本出身です。)

4. 話す(Speaking)

  • 簡単な挨拶や自己紹介ができる
  • ゆっくり話せば、簡単な質問に答えたり、基本的なやりとりができる
    例:「Can I have a coffee, please?」(コーヒーをください。)

TOEIC225〜545点のレベルは?

TOEIC225〜545点のレベルは、国際基準のCEFRでA2レベルです。

A2レベルは、日常的な話題について少し詳しく話せるようになるレベルです。

語彙は約2,250〜5,450語で、英語力は準中級で高校卒業レベルです。

CEFR A2レベルの英語力を「読む(Reading)」「書く(Writing)」「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」の4技能別に説明します。

1. 読む(Reading)

  • 簡単な文章(手紙、Eメール、短い記事)を理解できる
  • 具体的な情報(日時、場所、値段など)を読み取れる
    例:「The train to London leaves at 10:30.」(ロンドン行きの電車は10時30分に出発します。)

2. 書く(Writing)

  • シンプルな文章をつなげて、身近なことについて書ける
  • 簡単な手紙やEメールが書ける
    例:「Yesterday, I went to the park with my friends. We played soccer and had fun.」(昨日、友達と公園に行きました。サッカーをして楽しみました。)

3. 聞く(Listening)

  • ゆっくり話されれば、日常会話の要点を理解できる
    例:「What would you like to drink?」(何を飲みますか?)→「I would like some orange juice, please.」(オレンジジュースをください。)
  • 簡単な指示(道案内、買い物での会話)が理解できる

4. 話す(Speaking)

  • 簡単なやりとりがスムーズにできる
  • 過去の出来事や日常生活について簡単に説明できる
    例:「Last weekend, I visited my grandmother. We had lunch together and talked a lot.」(先週末、おばあちゃんの家に行きました。一緒にランチをして、たくさん話しました。)

TOEIC550〜780点のレベルは?

TOEIC550〜780点のレベルは、国際基準のCEFRでB1レベルです。

B1レベルでは、日常生活で困らずにコミュニケーションができ、少し複雑な話題についても自分の意見を述べられるようになります。

語彙は約5,500〜7,800語で、英語力は中級で一般中級レベルです。

CEFR B1レベルの英語力を「読む(Reading)」「書く(Writing)」「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」の4技能別に説明します。


1. 読む(Reading)

  • 日常的な文章(ニュース記事、ブログ、説明書など)を大まかに理解できる
  • 具体的な情報だけでなく、筆者の意図や意見も読み取れる
    例:「The new shopping mall opened last week and has a variety of stores, including fashion, electronics, and restaurants.」(先週、新しいショッピングモールがオープンし、ファッション、電化製品、レストランなどさまざまな店があります。)

2. 書く(Writing)

  • 経験や意見を説明する短いエッセイやEメールが書ける
    例:「I believe traveling is important because it allows us to experience different cultures. Last year, I visited France, and I learned a lot about French food and traditions.」(私は旅行が大切だと思います。それは異文化を体験できるからです。昨年フランスを訪れ、フランス料理や伝統について多くを学びました。)
  • 賛成・反対の意見を簡単に述べることができる

3. 聞く(Listening)

  • 日常的な会話やラジオ・テレビの簡単な内容を理解できる
  • 多少の不明な単語があっても、文脈から推測して話の流れをつかめる
    例:「Excuse me, can you tell me how to get to the train station?」
    →「Sure! Walk straight for two blocks, then turn left. The station is on your right.」(まっすぐ2ブロック歩いて左に曲がると、駅は右側にあります。)

4. 話す(Speaking)

  • 自分の経験や考えを詳しく説明できる
  • 旅行や仕事の場面で問題なく意思疎通ができる
    例:「Last summer, I went hiking in the mountains. The view from the top was amazing! I love nature, so it was a great experience for me.」(昨年の夏、山へハイキングに行きました。山頂からの景色は素晴らしかったです!私は自然が好きなので、とても良い経験になりました。)

TOEIC785〜940点のレベルは?

TOEIC785〜940点のレベルは、国際基準のCEFRでB2レベルです。

B2レベルでは、より複雑な話題についても意見を述べたり、専門的な内容を理解したりすることができるようになります。仕事や学術的な場面でも適切に対応できるレベルです。

語彙は約7,850〜9,400語で、英語力は準上級で一般上級レベルです。

CEFR B2レベルの英語力を「読む(Reading)」「書く(Writing)」「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」の4技能別に説明します。


1. 読む(Reading)

  • 新聞記事や専門的な内容のテキストを大まかに理解できる
  • 筆者の意図や論理的な構成を把握し、細かい情報も読み取れる
    例:「The increasing use of renewable energy sources has significantly reduced carbon emissions in some countries. However, challenges such as cost and efficiency remain.」(再生可能エネルギーの利用拡大により、一部の国では二酸化炭素排出量が大幅に削減された。しかし、コストや効率の面で課題が残っている。)

2. 書く(Writing)

  • 複雑な意見や主張を論理的にまとめた文章を書ける
  • 公式なEメール、レポート、エッセイを適切な語彙と表現で書ける
    例:「While some people argue that online education is not as effective as traditional classroom learning, I believe it offers greater flexibility and accessibility, which can benefit students from diverse backgrounds.」(オンライン教育は従来の教室学習ほど効果的ではないという意見もあるが、私は、より柔軟でアクセスしやすい点が、多様な背景を持つ学生にとって有益であると考える。)

3. 聞く(Listening)

  • ネイティブスピーカーの自然な会話やニュースを理解できる
  • 抽象的な話題や専門的な内容も、ある程度把握できる
    例:「The speaker discusses the impact of artificial intelligence on job markets, explaining that while some jobs may disappear, new opportunities will emerge in fields like AI development and data analysis.」(講演者は人工知能が雇用市場に与える影響について話し、一部の仕事は消えるかもしれないが、AI開発やデータ分析の分野で新たな機会が生まれると説明している。)

4. 話す(Speaking)

  • 幅広い話題について自然に議論し、意見を明確に述べられる
  • 専門的な内容や抽象的なテーマについても、適切な表現を使って説明できる
    例:「One of the biggest challenges in environmental protection is balancing economic growth with sustainability. Governments and businesses need to work together to develop eco-friendly solutions that do not compromise economic progress.」(環境保護の最大の課題の一つは、経済成長と持続可能性のバランスを取ることです。政府と企業は協力して、経済成長を損なわずに環境に優しい解決策を開発する必要があります。)

TOEIC945点〜のレベルは?

TOEIC945点〜のレベルは、国際基準のCEFRでC1レベルです。

C1レベルでは、複雑な議論や抽象的な概念についても自信を持って話し、学術的・専門的な場面でも十分に対応できるようになります。

語彙は約9,450語〜で、英語力は上級で一般超上級レベルです。

CEFR C1レベルの英語力を「読む(Reading)」「書く(Writing)」「聞く(Listening)」「話す(Speaking)」の4技能別に説明します。


1. 読む(Reading)

  • 長く複雑なテキスト(学術論文、専門書、エッセイ、新聞の社説など)を理解できる
  • 文脈やニュアンスを正確に把握し、比喩的表現や暗示も読み取れる
    例:「The novel explores existential themes, delving into the protagonist’s internal conflicts and questioning the nature of human free will.」(この小説は実存的なテーマを探求し、主人公の内面的な葛藤を掘り下げ、人間の自由意志の本質について問いかけている。)

2. 書く(Writing)

  • 論理的で説得力のあるエッセイやレポートを書ける
  • 異なる視点を比較しながら、自分の意見を明確に表現できる
    例:「Although some argue that globalization threatens cultural diversity, it also facilitates cross-cultural exchange and fosters mutual understanding. A balanced approach is needed to preserve traditions while embracing progress.」(グローバリゼーションは文化の多様性を脅かすと主張する人もいるが、一方で異文化交流を促進し、相互理解を深める役割も果たしている。伝統を守りつつ進歩を受け入れるバランスの取れたアプローチが必要である。)

3. 聞く(Listening)

  • 速いペースの会話、学術的な講義、ニュース、ディスカッションを正確に理解できる
  • 含みのある発言や皮肉、比喩表現も把握できる
    例:「The speaker’s sarcastic remark about ‘efficient bureaucracy’ suggests a critique of the government’s slow decision-making process.」(話者の「効率的な官僚制」という皮肉な発言は、政府の意思決定の遅さを批判していることを示している。)

4. 話す(Speaking)

  • 複雑な話題について即座に適切な表現を使って話せる
  • ディスカッションやディベートで的確に意見を述べ、反論や補足説明もできる
    例:「While renewable energy sources are crucial for a sustainable future, we must also consider their economic viability. Investing in research and infrastructure is essential to making them more cost-effective and accessible.」(再生可能エネルギーは持続可能な未来に不可欠だが、その経済的な実現可能性も考慮しなければならない。より低コストで利用可能にするために、研究やインフラへの投資が重要である。)

TOEICの点数配分とパート別出題内容

TOEICはリスニングとリーディングの出題で、リスニング3パート・リーディング4パートの計7パートのセクションに分かれています。

TOEICの点数配分とパート別出題内容について見ていきましょう。

リスニングとリーディングの点数配分

TOEICはリスニング495点、リーディング495点の990点満点で、5点刻みでスコアが算出されます。

リスニングは約45分で100問、リーディングは75分で100問に解答していきます。

途中に休憩はないため、120分で200問に解答していくことになります。

パート別出題内容

リスニングの出題内容は以下のようになっています。

Part1Part2Part3Part4
出題内容写真描写問題応答問題会話問題説明文問題
問題数6題25題39題30題
問題番号No.1~6No.7~31No.32~70No.71~100
選択肢の数4つ3つ4つ4つ

リーディングの出題内容は以下のようになっています。

Part5Part6Part7
出題内容短文穴埋め問題長文穴埋め問題読解問題
問題数30題16題1つの文書:29問
複数の文書:25問
問題番号No.101~130No.131~1461つの文書:No.147~175
複数の文書:No.176~200
選択肢の数4つ4つ4つ

TOEICのスコア算出方法

TOEICのスコア算出方法は独特で、正答数に応じてスコアの範囲がある程度定まっています。

統計処理を加えたうえでスコアを算出するため、「1問5点」のように配点が決まっているわけではありません。

例えばリスニングで98/100の正答率でも満点=495点が出ることもあれば、リーディングで99/100の正答率で485点になることもあります。

解答状況によっても左右されますが、正答数とスコア範囲の関係性は以下のようになっています。

リスニング正答数スコア範囲リーディング正答数スコア範囲
96-100475-49596-100460-495
91-95435-49591-95425-490
86-90405-47586-90395-465
81-85370-45081-85370-440
76-80345-42076-80335-415
71-75320-39071-75310-390
66-70290-36066-70280-365
61-65265-33561-65250-335
56-60235-31056-60220-305
51-55210-28051-55195-270
46-50180-25546-50165-240
41-45155-23041-45140-215
36-40125-20536-40115-180
31-35105-17531-3595-145
26-3085-14526-3075-120
21-2560-11521-2560-95
16-2030-9016-2045-75
11-155-7011-1530-55
6-105-606-1010-40
1-55-501-55-30
05-3505-15

例えば、リスニングの正答数が55問、リーディングの正答数が60問だった場合、スコアは585くらいになることが予測できます。

TOEICスコアは何点からがすごい?

結論から言うと、TOEIC800点からは一般的に「すごい」と言えるレベルです。

TOEICスコア分布はどうなっている?

以下の図はTOEICのスコア分布者に筆者が赤字でスコア800点の人の位置をマークしたものです。

TOEICスコアの受験者の得点分布で800点の人がいる場所を赤枠で囲った図
 TOEIC公式より筆者が赤字・赤枠部分を追加

まず2023年度のTOEICの平均スコアは612点ですので、スコアが800点の人は偏差値で言うと60.5になります。
学生時代は偏差値で模試の成績が出ますので、平均50の偏差値で表されると60.5というのは優れた成績であることが分かります。

次にTOEICスコア795~840の人は全体の上位16.2%であり、平均よりもかなり高い位置にいることが分かります。
仮に受験者の数を100人とすると、16位になるといったレベル感です。

学生時代に偏差値60.5を取ったり、100人中16位だったりしたらかなり成績が良いと感じる人が多いでしょう。
TOEIC800点というのは受験者の中で上位16%の優れた成績だと言えます。

企業が求めるTOEICスコアは?

TOEICを運営するIIBCによると、TOEICのスコア別のレベル感と企業が期待するスコア、コミュニケーション能力レベルは以下のようになります。

TOEICL&Rのスコア別レベルと企業が期待するスコアの一覧表
「英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019」より引用

TOEICスコア別レベル

  • Aレベル:860点〜
  • Bレベル:730〜855点
  • Cレベル:470〜725点
  • Dレベル:220〜465点
  • Eレベル:〜220点

企業が海外部門の社員に期待するスコアを考えると、Bクラス上位の800点が「すごい」と言える一つの基準になりそうです。

TOEIC〇〇点は英検でいうと何級レベル?

CEFRとは、ヨーロッパ言語共通参照枠のことで、言語能力を評価するための国際的な基準です。

英語を含む多くの言語に適用され、学習者の語学力を6つのレベル(A1, A2, B1, B2, C1, C2)に分類します。

英検とTOEICをCEFRで並べたときの対応表は以下のようになっています。

英検とTOEICをCEFRで並べたときの対応表
CEFRに基づく英検とTOEICスコアの関係性

TOEIC140〜220点:英検3級レベル

TOEIC140〜220点は英検3級レベルです。

TOEIC225〜545点:英検準2級レベル

TOEIC225〜545点は英検準2級レベルです。

TOEIC550〜780点:英検2級レベル

TOEIC550〜780点は英検2級レベルです。

TOEIC785〜940点:英検準1級レベル

TOEIC785〜940点は英検準1級レベルです。

TOEIC945点〜:英検1級レベル

TOEIC945点〜は英検1級レベルです。

スコアを100上げるために必要な学習時間の目安は?

TOEICスコアを100点上げるのには、200〜300時間程度かかることが想定されます。

以下の表はスコア別にTOEICスコアを上げるのに必要な時間を調査した資料の結果です。

→目標のスコア
↓現状のスコア
350450550650750850950
250200h425700950115014501750
350225h45070095012251550
450225h4507009751300
550225h4507251050
650225h500825
750275h600
850325h
https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdfより作成

黄色くしている箇所が、それぞれのスコアから100点上げるのに必要な時間を表しています。リストにしてみると以下のようになります。

  • TOEICスコア250から350点へ上げるのに必要な学習時間は200時間
  • TOEICスコア350から450点へ上げるのに必要な学習時間は225時間
  • TOEICスコア450から550点へ上げるのに必要な学習時間は225時間
  • TOEICスコア550から650点へ上げるのに必要な学習時間は225時間
  • TOEICスコア650から750点へ上げるのに必要な学習時間は225時間
  • TOEICスコア750から850点へ上げるのに必要な学習時間は275時間
  • TOEICスコア850から950点へ上げるのに必要な学習時間は325時間

スコアが高くなるほどに難度の高い問題に正答する必要が出てくるため、スコアを100点伸ばすのに必要な学習時間が長くなっていることが分かります。

これらはあくまで目安であり、実際にスコアを100上げるのにかかる時間は個人差が大きく出るところです。
それでも、自分の取れる学習時間とスコアアップに必要な時間を知っておくことで目標を立てやすくなります。

TOEICスコア250から350点へ上げるのに必要な学習時間は200時間

TOEICスコア250から350点へ上げるのに必要な学習時間の目安は200時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)6ヶ月
1.5時間(週10.5時間)4.5ヶ月
2時間(週14時間)3ヶ月
3時間(週21時間)2ヶ月

TOEICスコアが250点の場合は中学英語の基礎からしっかりと積み上げることが必要です。
中学レベルの英単語と中学英文法の学習を中心に時間をかけるといいでしょう。

TOEICスコア350から450点へ上げるのに必要な学習時間は225時間

TOEICスコア350から450点へ上げるのに必要な学習時間の目安は225時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)7.5ヶ月
1.5時間(週10.5時間)5ヶ月
2時間(週14時間)4ヶ月
3時間(週21時間)2.5ヶ月

TOEICスコアが350点の場合は中学英語の読み・聞きトレーニングで英語のインプット処理能力を鍛えるといいでしょう。
中学語彙・文法に不安があればまずはそちらから復習するのがおすすめです。

TOEICスコア450から550点へ上げるのに必要な学習時間は225時間

TOEICスコア450から550点へ上げるのに必要な学習時間の目安は225時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)7.5ヶ月
1.5時間(週10.5時間)5ヶ月
2時間(週14時間)4ヶ月
3時間(週21時間)2.5ヶ月

TOEICスコアが450点の場合は、高校英語の基礎学習が必要です。
高校レベルの語彙5000語と高校レベルの英文法の参考書を仕上げるのが最優先になります。

TOEICスコア550から650点へ上げるのに必要な学習時間は225時間

TOEICスコア550から650点へ上げるのに必要な学習時間の目安は225時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)7.5ヶ月
1.5時間(週10.5時間)5ヶ月
2時間(週14時間)4ヶ月
3時間(週21時間)2.5ヶ月

TOEICスコアが550点の場合は高校英語の読み・聞きトレーニングで英語のインプット処理能力を鍛えるといいでしょう。
高校語彙・文法に不安があればまずはそちらから復習するのがおすすめです。

TOEICスコア650から750点へ上げるのに必要な学習時間は225時間

TOEICスコア650から750点へ上げるのに必要な学習時間の目安は225時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)7.5ヶ月
1.5時間(週10.5時間)5ヶ月
2時間(週14時間)4ヶ月
3時間(週21時間)2.5ヶ月

TOEICスコアが650点の場合は高校英語を超えたレベルのリーディング・リスニングをたくさん実施するといいでしょう。
語彙力が6000未満の場合は、語彙学習も並行していくといいでしょう。

TOEICスコア750から850点へ上げるのに必要な学習時間は275時間

TOEICスコア750から850点へ上げるのに必要な学習時間の目安は275時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)9ヶ月
1.5時間(週10.5時間)6ヶ月
2時間(週14時間)4.5ヶ月
3時間(週21時間)3ヶ月

TOEICスコアが750点の場合は、TOEICの模試を復習することでリーディングとリスニングの力を伸ばしていきましょう。
TOEIC850を取得するには高い語彙力が必要ですから、語彙8000語に足りない場合がほとんどなので単語帳での学習も行いましょう。

TOEICスコア850から950点へ上げるのに必要な学習時間は325時間

TOEICスコア850から950点へ上げるのに必要な学習時間の目安は325時間です。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。

1日の学習時間100点上げるのにかかる期間
1時間(週7時間)11ヶ月
1.5時間(週10.5時間)7.5ヶ月
2時間(週14時間)5.5ヶ月
3時間(週21時間)15ヶ月

TOEICスコアが850から950点に上げるためには、どれだけ正答できるかよりも「どれだけ失点しないか」がカギになります。
そもそもの英語力はもちろん、TOEICへの試験慣れも必要です。TOEIC模試を繰り返し解き、時間内に全問解き切れるように練習していきましょう。

TOEICスコアを100点アップさせる勉強法は?

  1. 語彙を1000増やす
  2. 文法を固める
  3. 本番環境で模試を解く
  4. シャドーイング
  5. Part7の精読

語彙を1000増やす

語学において意味が分かる単語の数は非常に重要であり、語学力=語彙力といっても過言ではありません。
TOEICも例に漏れず、意味がパッと出てくる英単語の数が増えればスコアも自然と伸びていきます。

TOEICでは目標スコアの10倍の語彙力が理想です。例えば650点が目標なら語彙力は6500程度を目指すと良いでしょう。
スコアを100伸ばしたい場合は、1000語知っている英単語の数が増えればスコアも比例して上昇するでしょう。
現在の語彙力を知りたい場合は、Test your English vocabularyというサイトで5分程度でチェックすることができます。

Test your English vocabularyで語彙力測定テスト受験中の画面のスクリーンショット

回答を終えると以下のように結果が表示されます。例えば以下の場合だと語彙力は10,436語あることになります。

Test your English vocabularyで語彙力測定テスト結果表示画面のスクリーンショット

意味が分かる英単語にチェックを入れていくだけで語彙力が簡単に測定できます。いろいろ試しましたがこちらのサイトは割と正確だと思います。

単語帳はレベル感に合ったものを選ぶのが大切です。すでに実施した語彙力テストの結果をもとに、自分のレベルに合った単語帳を一冊やり抜きましょう。

キクタンTOEIC(R) L&Rテストシリーズです。4冊出ていますので、語彙数に合わせてどれにするかを決めるのがいいでしょう。

  • 語彙力が4000以下の人→SCORE500
  • 語彙力が4000〜5000の人→SCORE500
  • 語彙力が5000〜6000の人→SCORE800
  • 語彙力が6000以上の人→SCORE990

kindle版とペーパーバック版があるので好きな方を選ぶといいでしょう。

アプリで学習したい場合はmikanがイチ推しです。
スマホでスキマ時間に学習したり、音声が自動で再生できたり、覚えている度で出題を変えられたり、自動で学習記録が付けられたりする点がおすすめです。

mikanの詳しい使い方は以下の記事で詳しく解説しています。

1ヶ月でTOEICを伸ばすためには以下のような流れで単語学習を行うといいでしょう。

STEP
知らない単語にチェックをつける
  • 1日で終わらせる
STEP
知らない単語だけに触れていく
  • 範囲を区切らず、最初から最後まで通しで進める
  • 音声もセットで覚える
  • 1日最低300語に触れる

まずは意味がパッと出てこない英単語にチェックをつけましょう。ここでチェックが付かなかった=すでに意味を知っている英単語は最後まで触れなくてOKです。
チェックを付けた単語のみを1ヶ月後のTOEICまでひたすら勉強していくので、ここでは「仕分け」作業になります。
1000語以上あると思いますが、意味を覚えようとする必要はないので買ったその日に仕分けは済ませましょう

仕分けが終わったら実際に英単語を覚えていきましょう。チェックが付いた単語だけを1から順に発音と和訳を読み上げていきましょう
ただ単語帳を眺めるだけでなく、必ず音声もセットで自分でも発音したり和訳を口に出したりすることで効率的に覚えられます。
毎日違う単語に触れて、復習の感覚を空けるのがポイントです。脳は「忘れた頃に復習する」ことで効率的に記憶することができます。前日と同じ範囲を復習したり、1週間で同じ範囲の単語を復習したりするのは避けましょう。
英単語は1日300単語のように「広く浅く」勉強しましょう。1日50個などの「深く狭く」の学習はNGです。

文法を固める

現状のTOEICスコアが400以下の場合は中学英文法を、500以下の場合は高校英文法を学習することが最優先です。
英文法は英語の「ルール」であり、ルールを知らずにリーディング・リスニングの学習をしてもすぐにスコアは頭打ちになってしまうでしょう。

英文法はすべての学習の基礎になります。TOEICのPart5は語彙・文法問題ですが、それ以外のPartでも英文法を理解していないと学習の効率が下がってしまいます。

中学文法のおすすめ参考書は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版です。
わかりやすい挿絵もあり、演習もセットになっているので一冊仕上げれば十分です。

高校文法のおすすめ参考書はMr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]です。
中学レベルの復習と高校基礎レベルの学習が一冊で完成します。

文法を学習するときは以下のポイントを押さえましょう。

  • わからない部分は動画を見る
  • 問題を解く
  • 完璧主義を捨てる
  • 1つの参考書を3周する
  • 早めに4技能の学習に進む

文法学習で分からないところは何度読んでもわからないことが多いので、理解度が高まる動画視聴がおすすめです。Youtubeで該当の文法事項の名前で検索すれば文法講義の動画が見つかるはずです。

文法を学ぶときは説明を読んだあとに問題を解きましょう。アウトプットしてみると理解度が低いところが分かったり、記憶に残りやすくなったりします。

文法事項は参考書の学習だけでは100%分からない部分があります。実際に英語を読んだり書いたりする中で分かることもあるので、この時点で100%理解する必要はありません。
分からない箇所に詰まって時間をかけすぎるのは得策ではありません。

文法の参考書はコロコロ変えず、これと決めた一冊を最低三周しましょう。周回を重ねることで次第に理解が深まるので、三周を目安に取り組みましょう。
また、一周したら参考書を変える人がいますが、記憶が定着しないうちに参考書を変えるとせっかく深まりかけた記憶がリセットされるのでおすすめしません。

本番環境で模試を解く

TOEICのスコアを効率的に100アップさせるためには試験に慣れることが必須です。
そのためにはできるだけ多くTOEICの問題を解いて形式に慣れることが必要です。目安としては、TOEICの模試を10回分解くといいでしょう。
TOEICは一回あたり120分という長丁場で高速の処理をするために、高い集中力が求められる試験です。
本番までになるべく通しで休みを挟まずに解く回数を稼ぐことで、時間配分や集中力のトレーニングになります。
10回も解けば、各パートでどんな問題が出るのか、時間配分はどうしたら良いのか、といった部分が分かってきて容量が掴めてくるはずです。

TOEICの模試を解く、復習する際は以下のポイントに注意しましょう。

  • 解ける問題を解いていく
  • 制限時間の中で解く
  • 自分なりの解き方を確立する
  • すべての問題を復習しようとしない

TOEICは900を超えるくらいになるまでは、すべての問題に腰を据えて解く時間はありません。英検などのグレード別試験と違って、TOEICは満点の人でも最低点の10点の人でも同じ問題を解きます。
ですから、普通に取り組んでも終わらないような問題数と制限時間が設定されています。
例えば、TOEIC700を目指す場合は普通に解いていったら、リーディングはPart7の前半くらいで制限時間を迎えてしまうでしょう。
分からない問題は飛ばしながら、解ける問題だけを解いていって最後の長文付近までたどり着けるように頑張りましょう。

またTOEICはリーディングパートの時間配分が大切です。日頃から意識していないと本番でペース配分がうまくいかなくなります
普段からPart5は10分、Part6は8分、Part7は57分といったようにパート別に目標時間を設定しておいて制限時間を迎えたら次のパートに行ってしまうようにしましょう。
そうすると徐々にペース感が分かって来るはずです。

TOEICではリスニング、リーディング各パートの解き方のコツやテクニックがあります。絶対にこれ、というものはありませんが例えばPart3, 4の先読みやPart6,7の設問先読みなどそれぞれのパートの解き方を確立させておくことで安定したスコアを出すことができます。

最後に解き終わった後の復習のときには、すべての問題を復習するのは不可能に近いです。
問題を解くのにかかった2倍の時間をかけて復習するのが理想ですが、それだと900点以上でもない限り問題の1/4程度を復習して終わりになってしまうでしょう。
すべてを薄く復習するのではなく、自分の苦手とするパートに多めに時間を配分してすべての問題の中から数問ピックアップして復習するくらいでちょうどいいでしょう。

Part7の精読

文法学習がすでに終わっているTOEIC600以上の方は、Part7が解き終わらないという問題にぶつかることと思います。
TOEIC900までは普通に読み進めてもPart7は最後まで終わりませんが、スコアアップのためには少しでも多くの問題を解くことが重要になってきます。

Part7では、たくさんの英文を読解する必要がありますが、これを速く処理するためには地道にPart7の長文を精読していくしかありません
解き終わったあとの英文を精読していくことで少しづつ英文が正確に読めるようになり、文法や英単語の知識が素早く引き出せるようになります。
「速読」という言葉がありますが、正確なリーディングなしに速く読むことはできません。
Part7の英文は文法、単語を調べながら腰を据えて精読することでしっかり力がついてきます。

シャドーイング

TOEICのリスニング中でもPart3, 4は長めの英文を聞いて設問に解答していく難度の高いパートになります。
英文法の学習が済んでいる場合は、まとまった量の文章を聞き取る練習をしましょう

具体的にはシャドーイングというトレーニングがおすすめです。
シャドーイングはその名の通り、聞こえてきた音を文字を見ないで影のように復唱して付いていくトレーニングです。
以下の動画はシャドーイングを実際に行っているところからスタートしています。

シャドーイングは聞こえてきた音声を自分でも発音することで、リスニングにおいて音声を正確に捉えることができるようになります

シャドーイングは初見で7割程度意味が理解できるレベルの教材がおすすめです。
TOEIC600レベルの場合は、中学レベルの英文を、TOEIC700レベルの場合は高校レベルの英文を、それ以上の場合はTOEICの過去問を教材にするといいでしょう。
「英会話・ぜったい・音読」シリーズはレベル別になっていますので、初心者の方は入門編から仕上げていくといいでしょう。

シャドーイングは非常に奥が深く「初心者がむやみに手を出すと失敗する」と言われるトレーニングです。
詳しいやり方を以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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英語コーチングとは、英語学習のプロである英語コーチが専属であなたの英語学習を徹底的にサポートするサービスです。
具体的には

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といったサポートを提供することで、TOEICスコアアップまでの時間を1/2~1/3にまで短縮することができます。

英会話教室やオンライン英会話はレッスン時間にのみ英会話の機会を提供しますが、英語コーチングは面談以外の時間にも毎日学習進捗の確認や課題の添削などのサポートを行っている点が最大の違いです。
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英語コーチングについて、以下の記事で詳しく解説しています。

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TOEICスコア別レベルまとめ

この記事では以下の点について解説してきました。

  • TOEICのスコア別レベルは?
  • TOEICの点数配分とパート別出題内容は?
  • TOEICのスコア算出方法は?
  • TOEICスコアは何点からがすごい?
  • TOEIC〇〇点は英検でいうと何級レベル?
  • スコアを100上げるために必要な学習時間の目安は?
  • TOEICスコアを100点アップさせる勉強法は?

TOEICスコア別のレベルは以下のようになっています。

CEFRTOEIC L&Rスコアレベル
A1140〜220点語彙レベル約1,400〜2,200語
英語レベル初級
A2225〜545点語彙レベル約2,250〜5,450語
英語レベル準中級
B1550〜780点語彙レベル約5,500〜7,800語
英語レベル中級
B2785〜940点語彙レベル約7,850〜9,400語
英語レベル準上級
C1945点〜語彙レベル約9,450語〜
英語レベル上級

TOEICはリスニング495点、リーディング495点の990点満点で、5点刻みでスコアが算出されます。

リスニングの出題内容は以下のようになっています。

Part1Part2Part3Part4
出題内容写真描写問題応答問題会話問題説明文問題
問題数6題25題39題30題
問題番号No.1~6No.7~31No.32~70No.71~100
選択肢の数4つ3つ4つ4つ

リーディングの出題内容は以下のようになっています。

Part5Part6Part7
出題内容短文穴埋め問題長文穴埋め問題読解問題
問題数30題16題1つの文書:29問
複数の文書:25問
問題番号No.101~130No.131~1461つの文書:No.147~175
複数の文書:No.176~200
選択肢の数4つ4つ4つ

解答状況によっても左右されますが、正答数とスコア範囲の関係性は以下のようになっています。

リスニング正答数スコア範囲リーディング正答数スコア範囲
96-100475-49596-100460-495
91-95435-49591-95425-490
86-90405-47586-90395-465
81-85370-45081-85370-440
76-80345-42076-80335-415
71-75320-39071-75310-390
66-70290-36066-70280-365
61-65265-33561-65250-335
56-60235-31056-60220-305
51-55210-28051-55195-270
46-50180-25546-50165-240
41-45155-23041-45140-215
36-40125-20536-40115-180
31-35105-17531-3595-145
26-3085-14526-3075-120
21-2560-11521-2560-95
16-2030-9016-2045-75
11-155-7011-1530-55
6-105-606-1010-40
1-55-501-55-30
05-3505-15

結論から言うと、TOEIC800点からは一般的に「すごい」と言えるレベルです。

英検とTOEICをCEFRで並べたときの対応表は以下のようになっています。

英検とTOEICをCEFRで並べたときの対応表

CEFRに基づく英検とTOEICスコアの関係性

以下の表はスコア別にTOEICスコアを上げるのに必要な時間を調査した資料の結果です。

→目標のスコア
↓現状のスコア
350450550650750850950
250200h425700950115014501750
350225h45070095012251550
450225h4507009751300
550225h4507251050
650225h500825
750275h600
850325h
https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdfより作成
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この記事を書いた人

現役の英語コーチ・講師が英語学習に関するお役立ち情報を発信中!
TOEIC985・英検1級保有

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