社会人が英会話を学ぶメリット15選
社会人の学び直しの題材としてよく名前があがる英語学習。中でも外国人とのコミュニケーションに使われる英会話の能力は社会人にとって多くの場所で求めらます。
しかし、具体的なメリットを知ったうえで学習に進まないと途中で挫折してしまいやすいのも事実です。
この記事では社会人が英会話を習得するメリットを15個紹介していきます。
英語のコンテンツを楽しめる
英会話を学習することで、リスニングの力を鍛えることができるため、英語のコンテンツを楽しむことができるようになります。
日本語に翻訳された、もしくは字幕をつけて楽しんでいたドラマや映画も英会話を習得することで英語のオリジナルバージョンで楽しむことができます。
英語と日本語の間には言語、文化的な違いがあるため、一対一で翻訳が対応していないことは多々あります。
例えばmatchとsuitは日本語ではどちらも「合う」ですが、macthは相性が合う、suitは大きさが合うというように英語では細分化されていたりします。
こういった違いを自分の耳で聞いて理解することができれば、英語版の映画やドラマ、音楽をより細かいニュアンスまで楽しむことができるでしょう。
海外移住の選択肢が増える
移住において一番はじめに障壁となるのは言語の問題です。
英会話を習得することで、海外でも日々の生活や仕事でのやり取りがスムーズにできるようになるため移住の選択肢が増えます。
英語は世界共通語で世界中には約15億人の英語話者がいるとされています。日本語を話す人が1億人と考えると、世界には15倍の英語話者が存在していることになります。
日本の生活が合わない、と考えたとき世界に目を向ければまだまだ自分にあった暮らしができる国は多くあるでしょう。
ビジネスチャンスの拡大
英会話ができるようになることで、海外にビジネスを展開するチャンスを増やすことができます。
海外でビジネスを展開するためには、顧客や関係者とスムーズにコミュニケーションを取れたほうがよいでしょう。
個人事業主であれば、例えば国内ECサイトで販売している商品を海外のECサイトで販売するように販路を広げる事ができるかもしれません。
会社員であれば、担当業務を海外にうまく展開することを提案しやすくなります。例えば、これまでは海外折衝ができる人材がいないことで、考えもしなかった海外への販路の拡大を提案し自らが担当することで会社内で活躍できるチャンスが狙えます。
このように英会話を習得することで、海外に販路を広げてビジネスチャンスを大きく広げることができます。
昇給や昇進につながる
近年、グローバル化の影響により外資系企業はもちろん日系企業でも昇格・昇給の要件に英語力を課す企業が増えています。
上の画像では、企業・団体が一般社員・管理職に対して求める英語の要件として、英語でのコミュニケーションを掲げていることを示しています。
これからますます英語力を昇給・昇格の要件に掲げる企業が増えることを考えれば英会話を学ぶことで周りに差をつけられるでしょう。
就職や転職時に有利に働くことがある
最近では特に外資系の企業が採用の際に英語のスピーキング力を参考にすることが増えています。
これまではTOEICが英語力のすべてを表しているという認識が目立っていましたが、入社後に英語でのコミュニケーションの機会が多い外資系企業では、VERSANTなどのスピーキングテストのスコアを参考にすることがあります。
また海外顧客が多いホテルや飲食店、航空系のサービス業においては今後インバウンド需要もあいまって英会話能力に長けた人材を積極的に採用するようになるでしょう。
英会話ができる人材はまだまだ足りないため、英会話を習得することで就職や転職時に有利に働くことがあります。
海外出張や駐在に対応できる
突然海外出張や駐在を命じられたとき、すぐに対応できる自信はあるでしょうか?
海外出張や駐在では、ビジネスはもちろん日常生活もすべてが外国語で行われることになります。英会話ができることで業務や日常生活をスムーズに進めラル用になります。
言語の習得には時間がかかるため、出張や駐在の司令が出てから英会話の学習をはじめても間に合わせるのは難しいです。
あらかじめ、英会話の学習をしておけば突然の出張や海外駐在にもしっかり対応できるでしょう。
また、自ら希望する場合は、英会話を学習していることをアピールしておけば指名される可能性を高めることができるでしょう。
英語での会議に自信を持って参加できる
コロナをきっかけにオンラインの会議が増え、海外の支社や取引先と英語で会議を実施する機会が増えました。
これまで海外や英語とは無縁だった人も、オンラインミーティングツールの普及によりいきなり英語でのミーティングに参加することもあります。
通常の会議ですら緊張するのに、英会話に苦手意識がある状態では発言はおろか聞き取りすらままならず会議が「ただいるだけ」の地獄の時間になってしまいます。
日頃から英会話に親しんでおけば、自信を持って英語でのミーティングに参加することができるでしょう。
海外旅行をより楽しめる
海外旅行では現地のお店のスタッフや現地の人、他の旅行者との交流が醍醐味の一つです。
英会話を習得することで、世界中の旅行地で英語を使ってコミュニケーションを楽しみ、旅行をより価値あるものにできるでしょう。
例えば、自分の言葉でレストランで店員に注文したり、ホテルのスタッフに充電器を貸してほしいと伝えられたり、立ち寄った飲食店で隣の旅行者と仲良くなったり、など旅先で英会話が使えることによるメリットは大きいです。
海外旅行でやり取りをスムーズに楽しむことができれば、毎回の旅行がより楽しみになることでしょう。
自己肯定感の向上
英会話を学習していくと、自分の成長を感じることができ「自分もやればできるようになる!」と自分を肯定的に捉えることができるようになります。
もし仕事に十分なやりがいを感じられない、成長している実感を得られない、もっと成長している実感がほしい、という場合、英会話学習はピッタリです。
英会話では勉強を始めてから、「英単語がポツポツと出るようになった」→「短い文章を英会話で話すことができた」→「相手の言っていることに対して英語で意見が言えるようになった」といったように徐々に成長していく実感が得られます。
仕事外でこういった成長を感じることができれば、自己肯定感が高まりやすくなるでしょう。
文化理解・視野の拡大
言語というのはその文化や民族性と深く関わりがあります。英会話を学習することで、英語にまつわる文化や価値観を学んだり、同じように英語を第二言語として話す人達と話したり視野を広げることができます。
例えば英語はキリスト教と深い結びつきがあります。surpriseという動詞は驚かせる、という意味を持ちますがこのように人間の感情に関連する動詞は「〜させる」という形になることが多いです。これは感情は神が人間に持たせるもの、という宗教観と関連がある、といわれています。
また世界に15億人いる英語話者はそれぞれ違った文化・環境で育っており、外国人と交流することで新たな考えや価値観に触れることができます。例えば日本では当たり前の常識が海外では当たり前でない、またその逆もあるでしょう。こういった刺激により、より広い視野で物事を考えたり、選択肢を広げたりできるでしょう。
外国人の友人ができる
英会話ができるようになることで、世界中の外国人と友人になることができます。
国内でもアイリッシュパブや外国人が集まる場所では英会話ができる日本人がその輪に加わっている姿を目にします。
また、オンラインでも繋がりができやすい現代では、世界共通語である英語で会話ができるようになれば友人関係の幅が一気に広げることができるでしょう。
Hello Talkなどのアプリを使えば無料で世界の言語学習者とチャットや電話ができます。こういったアプリを活用すれば英会話の学習と友人づくりを楽しむことができますね。
資格の取得に役立つ
英会話を学習することでさまざまな英語の資格の取得に役に立ちます。
英会話の能力測定を含む有名な資格試験には以下のようなものがあります。
- 英検
- TOEFL
- IELTS
- VERSANT
こういった資格は、転職や海外留学のときに英会話の力を示すのに役立ちます。
英会話学習の目標として設定するのにおすすめの英会話試験については以下の記事で詳しく解説しています。
副業の可能性が広がる
英会話を学習することで、本業とは別に副業として英語を使ってできる仕事の幅が増えます。
すでにできること×英語を使って海外へと幅を広げることもできますし、英語そのものを教える仕事も副業にできます。
すでにできること×英語の例としては、YouTubeやXなどでの発信活動を英語で行うことで、英語話者15億人へとマーケットを広げることができます。
英語そのものを教える仕事としては以下のようなものがあります。
- 英会話講師
- 英語コーチ
- 子ども教室の先生
このように英会話を学習することで副業の幅が広がります。
グローバルなイベントや会議に参加できる
英会話を習得することで、英語で開催されるグローバルなイベントや会議に気軽に参加できるようになります。
コロナをきっかけに、海外のイベントや会議にもオンラインで参加しやすくなりました。
今までは海外に足を運ぶ必要がありましたが、今となってはグローバルなイベントや会議参加への壁は言語の問題だけでしょう。
英会話によってリスニングを鍛えることで、ビジネスのカンファレンスや趣味のイベントが英語で開催される場合も参加へのハードルがぐっと下がるでしょう。
子供の教育に役立つ
お子さんがいるご家庭では、親が英会話を学習することで子どもの教育にポジティブな影響を与えることができます。
グローバル化の勢いは留まることを知らず、現代の子どもたちにとって英会話の習得はより重要になってくるでしょう。
実際学校英語のカリキュラムも前倒しになり、小学生から英語が必修科目になっています。
親が英会話を学習することで、自然と子どもも英会話学習に興味が出たり、親の学習する姿を見て将来の英会話の活用のイメージを湧かせやすくなります。
社会人が英会話を習得するメリットまとめ
この記事では社会人が英会話を習得するメリットについて15個を紹介しました。
- 英語のコンテンツを楽しめる
- 海外移住の選択肢が増える
- ビジネスチャンスの拡大
- 昇給や昇進につながる
- 就職や転職時に有利に働くことがある
- 海外出張や駐在に対応できる
- 英語での会議に自信を持って参加できる
- 海外旅行をより楽しめる
- 自己肯定感の向上
- 文化理解・視野の拡大
- 外国人の友人ができる
- 資格の取得に役立つ
- 副業の可能性が広がる
- グローバルなイベントや会議に参加できる
- 子供の教育に役立つ
英会話を学習することでたくさんのメリットがあります。きっかけはなんでもいいので、紹介したメリットを踏まえてしっかり英会話学習の目標を定めていきましょう。
独学での英会話学習は継続が難しいと言われているため、英語学習のプロが専属でサポートしてくれる英語コーチング時の受講がおすすめです。
忙しい社会人は、闇雲に勉強するのではなく科学的に正しい効率的な方法で英会話を習得するのがおすすめです。
英語コーチングは、第二言語習得理論をもとに専属のコーチがあなた専用の学習プランを作成します。また、毎日のチャットで今日やることや学習の進捗をチェックすることで学習者のサポートを行います。
実際に英語コーチングを受講することで短期間で大きな学習成果を出した社会人が多くいます。
ぜひ以下の記事で英語コーチングについての理解を深めましょう。
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