【事前準備必須!】英会話・フリートークでの話題の探し方
オンライン英会話のレッスンでは用意されている教材を使うか、教材を使わずに自由英会話を行うフリーカンバセーションの2択です。
オンライン英会話でフリートークを選ぶときは、必ず話題を用意しておきましょう。
事前準備をしっかり行っておくことで、学習効果を高めることが出来ます。
この記事では以下の疑問・悩みに答えていきます。
・フリートークで何を話せばいいか分からなくなったらどうする?
・英会話のフリートークで使える話題の探し方は?
しっかり話題を用意しておくと講師も気合が入りますよ〜!
英会話フリートークで何を話せば良いのかわからないときの対策
- 事前に英作文をしておく
- 5W1Hで話を掘り下げる
- ニューストピックのディスカッションパートを切り出す
①事前に英作文をしておく
フリートークのレッスン前に英作文をしておくと、話すことに困りづらくなります。
レッスン中のすべての会話をその場で考えた内容で行うのは、日本語でも難しい場合があります。
英会話で使用するものと同じテーマで事前に英作文をしておくといいです。
いわば英会話の「予習」とも言える作業です。
参考までに私とコーチングの受講者の両方が使っている英作文のシートの様子をご紹介します。
「お題」と書いてあるセルにフリートークと同じ内容のテーマを入力します。
コレに基づいて英作文を行っていきます。
ちなみに英会話力向上のための英作文は①20分で②辞書無しで③語数の伸びを意識して実施しています。
私が提供している英作文シートでは自動で語数がカウントされるので、一定時間あたりに書ける語数が増えていくのが目に見えて分かります。
始めは20分で50語くらいしか書けなかったのが、軽く100語を超えるようになってくるとも成長を感じられますし、実際に英会話での発話量は増えていきます。
今までの受講者さんのデータからすると、各語数ごとのレベル感はこんな感じです。
- 50語:中学英語に不安があったり、アウトプットの経験がほとんどない方のスタート地点。英会話は成り立たない。
- 100語:中学英語はある程度理解しているが、まだまだアウトプットには不慣れ。簡単な応答は可能。
- 150語:しっかり大学受験までされてきた方のスタートライン。言いたいことに対して英文が出てこないが、短文での応答は可能。
- 200語:一定期間アウトプットを継続した方のみが超えられる壁。日常英会話程度なら成立させることが可能。
- 300語:アウトプットを長期間行い、「英語が話せる」と自信を持って言えるライン。込み入った話題に準備なしでは厳しい。
- 400語:英検1級ホルダーレベルで、周りからは完全に「ペラペラ」と思われる。英語で一通りの事ができる。
- 500語:フリーカンバセーションに事前準備なしでも全く問題ない。ここからは趣味の領域。
語数が増えていくと自然と英会話での発話量も増えていきます。
②5W1Hで話を掘り下げる
英会話で話が広がらない・言いたいことが浮かばない場合は、英語力ではなくそもそも日本語の時点で話が広がっていないことが多いです。
話を広げるためには、5W1Hを意識して展開していくといいです。
5W1Hとは「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」の頭文字を取ったもので、本来は伝達内容を整理して伝えるフレームワークですが、英会話においても情報を付加する視点として有効です。
例えば「人はなぜ先延ばしするのか?」というお題に対して話を広げるポイントを5W1Hの視点から考えてみましょう。
このように質問リストが出来上がります。
実際には、①で紹介した英作文の時点でこのような形で自問自答しながら語数を重ねていきます。
英会話中であれば、相手からの質問に対して頭の中で上記の視点から1つ2つほど深堀りして、答えることになります。
「人はなぜ先延ばしするのか?」というざっくりした質問よりも、これくらい具体性を持っている質問のほうが答えやすいですよね。
③ニューストピックのディスカッションパートを切り出す
オンライン英会話各社の教材の中には、毎日更新されるニュース記事を教材化したものが含まれることがあります。
ニュースは毎日更新されますし、すでに教材化されているので、話題には困りません。
とはいえ、教材を使用すると「単語の確認や音読、リーディングなどのアクティビティがあるとフリーで話す時間が少なくなる」という別の悩みが出てきます。
これに対する対策としては「ディスカッションパートだけ取り組む」のがおすすめです。
英会話のレッスン前に英単語やニュース記事の確認などはすべて済ませておき、出来れば英作文までしたうえで、ディスカッションパートに取り組みましょう。
レッスンの冒頭に「ディスカッションパートからやりたい!」と要望を出せば、OKです。
私も「Can I start with a discussion part?」と言っていつも始めていました。
始めは「流れで単語の確認から始まっちゃったし、次のレッスンでは言おう。。。」「教材の使い方を指定したら駄目かな?」と思う気持ちもありましたが、講師の方々に嫌な顔をされたことはありません。
むしろ「事前準備をしっかりしていて、熱心だ」とか「機械的な単語の確認よりも、ディスカッションであなたと話したい」という好意的な意見をいただくことが多かったです。
準備をしていないのにディスカッションパートから始めると、全然話せなかったり知識不足で、単語の確認からしたほうがいいのでは?と思われてしまうので注意しましょう。
英会話のフリートークで使える話題の探し方
ここまでは英会話のフリートークで何を話せば良いのかわからないときの対策について解説しました。
ここからは実際に英会話のフリートークで使える話題の探し方を4つご紹介します。
ライティングのテーマとしても使えますよ!
①ChatGPT
ChatGPTはIT企業のOpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットですが、英会話の話題提供にも一役買ってくれます。
例えば「ラグビーに関する英会話のトピックを10個作って」と指令を出すと、AIが自動で下のような話題を生成してくれます。
ラグビーでなくとも、自分の興味に沿った英会話の話題を作れるのがいいですね。
’23年4月現在、基本機能は無料会員登録で使えるのでぜひ使ってみましょう。
②weknow 英検ライティング予想問題
weknowという英語学習サービスが公開している英検ライティングの予想問題です。
英検3級〜1級までの英作文のトピックが公開されているので、これらをもとに英作文を行った上でフリートークに挑むのもおすすめです。
英検ということで、日常会話からややアカデミックな社会性の高い出題傾向があるのでそちらの方面でアウトプットを強化していきたい方におすすめです。
②Native Camp教材[デイリーニュース]
Native Camp教材の「デイリーニュース」は、前節でも紹介したオンライン英会話のニュース記事教材の1つです。
会員登録していなくても閲覧できるので、毎日更新されるホットなニュース記事でフリートークしたい方におすすめです。
好きな記事を選ぶと以下のような個別記事の教材画面に遷移します。
単語・フレーズの確認からリーディング用の記事や記事内容に関するクエスチョンが続いていきます。
下の方にスクロールしていくと、「ディスカッション」パートが登場します。
フリートークの際は、このディスカッションパートに絞ることで発話の量を確保できます。
④Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom
Conversation Questions for the ESL/EFL Classroomは、教育機関が英語学習者向けに英会話のトピックをまとめて公開したページです。
下の図のようにたくさんのジャンルが用意されています。
ジャンルをクリックすると関連するトピックがたくさん登場します。
非常にシンプルな設計で、会員登録も何も必要ないのが嬉しいですね。
まとめ
この記事では以下の疑問・悩みにお答えしてきました。
・フリートークで何を話せばいいか分からなくなったらどうする?
・英会話のフリートークで使える話題の探し方は?
1つ目の「フリートークで何を話せばいいか分からなくなったらどうする?」については以下の3つの対策があります。
- 事前に英作文をしておく
- 5W1Hで話を掘り下げる
- ニューストピックのディスカッションパートを切り出す
2つ目の「英会話のフリートークで使える話題の探し方は?」については以下の4つのWebサービスを紹介しました。
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