【就活生・ビジネスマン必見】英語学習の仕事上の魅力・メリット6選
英語はビジネスマンの三種の神器とよく言われますが、実際に英語力を身に着けることでどんなメリットがあるのでしょうか?
この記事では、就活生・ビジネスマンが英語を勉強することで得られる6つのメリットを紹介します。
- 年収・給料が上がる
- 就職活動でアピール材料になる
- 昇進/昇格の条件を満たせる
- 海外の情報をいち早く入手できる
- 海外で働く選択肢ができる
- マルチタスクが得意になる
どんなビジネス本を読むよりも、確実に武器になってくれますよ!
1つずつ詳しく見ていきましょう!
メリット1 年収・給料が上がる
英語力がつくことで、年収が大きく上がることをご存知でしょうか?
以下のグラフは男女別の英語力の違いによる、年収の違いをまとめたものです。
これらのグラフからは、英語力の違いに応じて、50代の男性で1.3倍、40・50代の女性で1.6倍の年収差が生まれていることが分かります。
特に、男女とも20・30代では英語力による年収の差は大きくありませんが、年齢が上がるにつれて年収差が開いているのが分かります。
この結果から分かるように、英語力が高い人は年収が高い傾向にあります。
社会人が英語を勉強することで、年収を上げられるのは大きなメリットです。
メリット2 就職・転職活動でアピール材料になる
グローバル化により、海外の企業との接点が劇的に増えており、各企業は英語に強い人材を求めています。
実際にTOEICスコアを新卒採用、国際関連の部署における中途採用の「要件・参考としている」もしくは「新たに要件・参考とする可能性がある」企業は約6割あります。
例えば、TOEICを英語力の指標としている会社では部門ごとに、以下のようなスコアを期待しています。
海外部門や、外資系の会社では全体的に社員に求めるスコアは高くなる傾向にあります。
反対に言えば、高い英語力を示すスコアを持っていれば、就職・転職活動でより評価されることになります。
実際にTOEICスコアが上がったことで「転職エージェントを通して、企業からのオファーが多くなった」という方もいます。
メリット3 昇進/昇格の条件を満たせる
TOEICが社内の昇進・昇格の条件になっている、という会社で働かれている方も多いのではないでしょうか?
例えばある情報通信サービス企業では、役職ごとにTOEICスコアを昇格の要件としています。
英語力は一朝一夕で身につきませんから、日頃から英語学習に取り組んでおくことで昇進・昇格のタイミングを逃さずに済みます。
「昇進がかかっているから、2ヶ月TOEICスコアを上げなくてはいけない!」というように直前で焦ることのないようにしましょう。
メリット4 海外の情報をいち早く入手できる
下の表はインターネット上の情報で使用されている言語の割合をランキング形式にしたものです。
Web上にある情報のうち、日本語で書かれているものが約3%であるのに対して、英語で書かれている情報は約57%にのぼります。
順位 | 言語 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 英語 | 56.9% |
2位 | ロシア語 | 5.2% |
3位 | スペイン語 | 4.6% |
4位 | フランス語 | 4.2% |
5位 | ドイツ語 | 4.0% |
6位 | 日本語 | 3.3% |
7位 | トルコ語 | 2.5% |
8位 | ペルシャ語 | 2.0% |
9位 | ポルトガル語 | 1.9% |
10位 | イタリア語 | 1.7% |
上の表から分かるように最新の情報にキャッチアップするには、英語を勉強するのが一番の近道です。
英語の一次情報が、日本語に翻訳されるまでにはタイムラグがありますが、自分で英語が読めれば周囲の人達よりも海外の動向にいち早く対応できます。
特に金融やITの業界では、日々更新される新たな技術や情報が大きな価値を持っているので、英語で一次情報にアクセスできれば、より有利に仕事を進めることが出来ます。
実際にエンジニアの友人も英語の情報にアクセスする機会が多く「ちゃんと英語をやっておけばよかった。。。」と言っています。
メリット5 海外で働く選択肢ができる
英語を学ぶことで、海外就職の道が拓けます。
海外で働くことで、以下のようなメリットが得られることがあります。
さて、ここで気になるのは「どれくらいの英語力がついたら、海外で働けるの?」という点です。
結論から言うと、CEFRにおいてB2が最低限のラインとなるでしょう。
CEFRというのは、世界基準の英語の枠組みであらゆる試験のレベル分けの大元になっているものです。
以下のVERSANTテストスコアとの対照表を見ると、B2レベルは
「大きな負担を感じさせずに、情報や視点を明確に述べることができる。」
レベルだと定義されています。
大きな誤解を生まずに、英語でコミュニケーションを取ることが出来れば、渡航時点での英語力としては合格ラインだと言えます。
ではCEFRで定義される「B2」レベルは、英検やTOEICといった英語の試験では、どれくらいの級・スコアなのでしょうか?
以下の画像内の赤枠部分は、各種試験のB2レベルでの換算得点を表しています。
これを見ると、英検は準1級、TOEICは1560(L&Rで大体780、S&Wで310)がB2の入り口となっています。
したがって、検定試験を目安にした場合、赤枠内の英語力に到達していれば海外で働くことが現実的になって来ると言えます。
メリット6 マルチタスクが得意になる
英語学習により、複数言語を話す人はマルチタスクが得意になると言うことが分かっています。
以下は実験の詳細です。
多民族が住むカナダのトロント(Toronto)に本部を置くヨーク大学(York University)の2人の心理学者、ラルカ・バラッチ(Raluca Barac)氏とエレン・バイアリストック(Ellen Bialystok)氏は、公立小学校の6歳の生徒104人を対象に、英語だけを使う子供と英語の他に中国語、フランス語、スペイン語をそれぞれ使うバイリンガルの子供の計4グループにテストを受けさせて、その結果を比較した。
テストでは動物と色に関する2種類の映像を見せ、それぞれの映像にあわせてコンピューターのボタンを押してもらい、注意力、計画性、構成力、戦略性などの能力について調査した。
すると動物の映像だけ、あるいは色の映像だけについてボタンを押させたときの反応スピードは全員がほぼ同じだったが、動物が映った場合には色に置き換えて、最初のテストのときとは別のボタンを押すように指示すると、バイリンガルの生徒のほうが切り替えが早かった。
AFP通信:バイリンガルの子供はマルチタスクが得意、カナダ研究
研究に携わったペギー・マッカードル氏は、「タスクの切り替えは、マルチタスク能力の指標となる。バイリンガルは2種類の言語規則が頭に刻まれており、言語間を行ったり来たり切り替えられる回路になっているのだろう」と説明しており、言語間の切替がマルチタスクの回路を強力にしているとしています。
つまり、英語を学習することで、語学力以外にマルチタスクの能力も高めるというメリットが得られます。
英語学習の仕事上の魅力・メリットまとめ
この記事では、英語を勉強することで得られる仕事上の魅力・メリットを6つ紹介しました。
- 年収・給料が上がる
- 就職活動でアピール材料になる
- 昇進/昇格の条件を満たせる
- 海外の情報をいち早く入手できる
- 海外で働く選択肢ができる
- マルチタスクが得意になる
この中で、大きく惹かれるメリットはあったでしょうか?
もし「英語を勉強する気になった!」という方は、以下の記事で大人の英語の学び直しについてすべてまとめていますので参考になさってくださいね。
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