【英語コーチ厳選】初心者におすすめの英語学習アプリ・サイト・本(参考書)
英語学習において、重要な教材選びですが、最近は本だけでなくアプリやサイトなどのサービスも非常に役立つものが増えています。
選択肢が増えるのはいいことですが、すべてのサービスが初心者の方におすすめできるわけではありません。
この記事では以下の疑問にお答えします。
・初心者におすすめの英語学習アプリ・サイト・本(参考書)って何がある?
実際の英語コーチングでも使われている教材たちを技能別にまとめました!
英語初心者におすすめの発音学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①発音をAI判定で可視化 ELSA Speak
ELSA Speakは発音のトレーニング・テストが出来るスマートフォンアプリです。
無料で受けられるAIによる発音評価が優秀で、かなりの精度で自分の発音がどれほどかということが分かります。
特に独学の場合、自分の発音を評価することは難しいため、発音の上達を可視化するのに非常に有効です。
発音テストの後には、音素ごとの評価や流暢性などの項目別に細かく自分の発音の弱点を把握することが出来ます。
テストだけではなく、発音のショートレッスンを動画を通して受けられるので「レッスン」→「定期的にテストを受験」という流れで取り組むといいでしょう。
アプリ内で完結できるため、電車の中やちょっとした待ち時間にもサクッと取り組めるのも嬉しいですね。
②DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
以下のような表示を発音記号の中で見たことがある方も多いのではないでしょうか?
/iː/, /ɪ/, /e/, /æ/, /ʌ/, /ɑː/, /ɒ/, /ɔː/, /ʊ/, /uː/, /ɜː/, /ə/, /eɪ/, /aɪ/, /ɔɪ/, /əʊ/, /aʊ, ɑʊ/, /ɪə/, /eə/, /ʊə/; /p/, /b/, /t/, /d/, /k/, /g/, /ʧ/, /ʤ/, /f/, /v/, /θ/, /ð/, /s/, /z/, /ʃ/, /ʒ/, /h/, /m/, /n/, /ŋ/, /l/, /r/, /w/, /j/
これは音素と言って音の最小単位を表す記号となります。
この聞き分け、使い分けが出来ないとその後の英語学習で間違った発音が身についてしまうだけでなく、そもそも聞き取れない、聞き取ってもらえないという事になってしまいます。
このテキストでは、文面だけでは分かりづらい英語の音素の発音の方法をDVDで確認しながら練習ができます。
また付属のCDで繰り返しのトレーニングが出来るので、定着を促すためにもうってつけです。
③<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本
フォニックスとは、アルファベットの綴り字と発音の関係をルール化したものです。
例えば「a」単体は「エー」と読みますが、antのときは「ア」と読んだりcaughtのときは「オ」と読んだりします。
これらを体系的に学習することで、単語学習がスムーズになったり、文章の読み上げが出来るようになったりします。
このテキストでは、フォニックのルールをフレーズと一緒に基礎から自然に身につけることが出来ます。
④5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる
音声変化とは、英語が読まれる際に音同士が繋がったり、脱落したりする発音上のルールのことです。
例えばCheck it up.は個別の発音を見れば「チェック イット アップ」となりますが、実際には音声変化の影響により「チェケラ」と聞こえます。
音声変化のルールを知らないと、いつまで経ってもCheck it up.が聞き取れなくなってしまいます。
音声変化には以下の5種類があり、ある程度の速さを持った英語の音声ではこれらのルールが複数適用されて読まれます。
- 連結
- 同化
- 脱落
- ら行化
- 弱形
このテキストでは、1つ1つの音声変化のルールを、実際の音源とともに学習することが出来ます。
さらに後半の総合テストでは、音声変化が組み合わされた音声が付いているので、自分の理解度を確かめながら進めることが出来ます。
英語初心者におすすめの英単語学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①サクッと語彙力推定 Test your vocab
知っている単語にチェックを入れるだけで、無料で語彙数が測定できるサイトです。
使い方はとっても簡単。
表示された単語のうち、意味がきちんと分かるものにチェックを入れます。
終わったら下の「continue」ボタンをクリック。
②サクサク進める最強の英単語学習アプリ! mikan
単語学習アプリの中でも抜きん出た存在の「mikan」。
とにかくレイアウトにムダがなく非常に使いやすいです。
無料の単語アプリだとTOEICに対応していなかったり、デザインが古臭くて使いづらいものが多いです。
またリマインダ機能や目標管理機能で自分の勉強した量が可視化されていくので、楽しく継続しやすいです。
「mikan」は英検、TOEIC、IELTS対策など幅広い単語帳から教材を選ぶことが出来ます。
有料版でないと使える教材が少ないですが、月額1,000円以下というのが信じられないくらい、コスパがいいです。
「mikan PRO」の詳細
- 料金:無料版と有料版あり。プラン内容は学割適用か否かのみの違い。
- 対象レベル:初級〜上級
- 学習スタイル:4択から回答or単語カードで日英・英日。上の表参照。
- 対応OS:iOS, android
③キクタン【Entry】2000語レベル
中学英語の内容に不安がある方は、こちらの単語帳からスタートするといいでしょう。
ゼロからスタートして、中学卒業レベルの最低限の語彙2,000語を習得することが出来ます。
④キクタン【Basic】4000語レベル
中学内容に不安はないが、高校内容、大学受験レベルの英語に不安がある方には4,000語レベルの習得に進みましょう。
「基礎は大丈夫」と思っている方でも、こちらの単語帳のすべての単語を即答できる方は多くないと思います。
特に英語学習にブランクが有る場合は、多少学生時代の英語力に自信があってもここからスタートすることをオススメします。
英語初心者におすすめの英文法学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①無料で動画講義を受けられる ひとつひとつわかりやすく学研(Youtubeチャンネル)
もともとは同名の参考書の付録として作成されていますが、一般公開されているので書籍を持っていなくても視聴できます。
著者自身による動画講義で、中学3年間分の英文法の解説が聞けます。
問題などは書籍に付いているので、購入したほうが学習効果は高いと思います。
本当の初心者向けに解説されているので、書籍だけで英文法を勉強するのを好まない方にはおすすめです。
②中学英語はこのサイトだけでOK 中学英語学習サイト
完全無料で、中学英文法の要点チェックと演習ができるWebサイトです。
各文法項目の要点が簡潔に抑えられます。
このサイトが優秀なのが、練習問題が印刷しなくてもWeb上でパソコン・スマホのクリックやタッチだけで完結できる点です。
以下のような選択肢が表示されるので、クリックするだけで解答できるので印刷いらずで出先や移動中でも気軽に取り組めます。
③高校英文法の要点を確認 ちょいデブ親父の英文法
完全無料で中高の英文法を学習できるWebサイトです。
高校英文法を体系的にまとめているサイトは貴重なので、掲載しています。
④英文法パターンドリル 中学全範囲
こちらも中学3年間分の英文法を簡潔な番所と演習のセットで習得できるテキストです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」との違いは、演習の量です。
こちらは文法事項の説明は簡潔に、ドリル形式で問題数が多く設定されており、英作文までしっかりと演習を行う仕様です。
「中学英文法の説明はいいから、問題を解く中でさらっと復習したい」という方にピッタリのテキストです。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」とこちらのテキストは、レベルに合わせてどちらか一冊を仕上げればいいでしょう。
⑤Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]
大人の方が高校英文法を習得する場合、学習序盤に大学受験レベルまでの細かな知識は必要ありません。
高校内容の英文法は基礎だけを理解していれば、一旦は問題ないです。
大学受験用の参考書だと、基礎を超えた内容を扱っていたり、演習が中心で学校で講義を受けていることが前提になっていたりするため、講義形式である程度演習がついているテキストがオススメです。
こちらのテキストは、その名の通り、中学内容と高校内容の橋渡しとして必要十分な内容を掲載しています。
こちらを繰り返し読み込み、取り組んで、8割方理解できたらOKです。
⑥総合英語Evergreen
こちらは大学受験用の英文法の解説書です。
高校生向けに書かれているため、図表を交えて非常に分かりやすくまとまっています。
英語学習を進めていく上で、こちらの本に載っていない英文法で頭を悩ませることはないでしょう。
必要十分な量の知識が整理されているため、こちらを手元に置いておくと安心です。
⑦一億人の英文法
こちらも「総合英語Evergreen」と同じ英文法の解説書ですが、語り口調で通読しやすいため、お堅い文法書が苦手な方にはオススメです。
核のイメージの理解が一貫したテーマとなっており、英文法を丸暗記せずに定着させることが出来ます。
英語初心者におすすめのリーディング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①学習者にピッタリの最強リーディングアプリ Polyglots
Polyglotsは、英語学習アプリの中でもトップクラスの人気を誇るアプリです。
学習の助けになる様々な機能があるので、非常に勉強がしやすいです。
有料会員になると、様々な機能が使えるようになりますが無料会員でも十分活用できます。
Polyglotsでは、ボタン1つで記事を英語版と日本語版で切り替えることができます。
記事の内容を日本語でざっと確認してから英語版を読んだり、逆に英語版で読んだ後に日本語版で意味が取れていたかを確認したりできます。
Polyglotsには、英語の長文学習に役立つ便利な機能があります。
まずはスラッシュリーディング機能です。
ワンタッチで英文の区切りを示してくれます。
黄色いマークがスラッシュです。
スラッシュがあると英語を語順のまま読んでいく感覚が掴みやすくなります。
特に中級者までの学習者におすすめです。
次に、紹介するのは辞書機能です。
タッチした単語の意味が下に出てきます。
Polyglotsの辞書はこの点めちゃくちゃ使い勝手がいいです。
指で範囲をドラッグせずに、タッチするだけで自動で単語を認識してくれます。
他のアプリの辞書機能っていちいちグーグル翻訳に飛ばされたり、単語をうまく認識できなかったりでスマホ向きじゃないのが多いんです。
辞書機能は長文読解で結構使うので、単語を即座に調べられるのはめちゃくちゃ大きいです。
Polyglotsでは記事の難易度が☆の数で表され、読解にかかる想定時間まで教えてくれます。
画像の赤枠の中を見てください。
この記事だと難易度は☆2つ分なので易しめで、読むのに1分31秒かかるということが分かりますね。
スキマ時間に英文記事を読む場合、英文が難しすぎたり、途中で終わってしまうことがありますよね?
この機能があれば予め難易度と所要時間が分かるので、最後まで読みきれる記事を選びやすいです。
②【多読学習に必須】英語書籍読み放題サービス 英語多読の森
単月契約で月額税抜800円、年間契約で月額600円で利用できます。
多読教材は一冊800〜1000円くらいするので、月に1冊読めば元が取れてしまいます。
例えば、50冊を書店で購入した場合、1冊900円として45,000円ほどかかります。
しかし、「多読の森」を利用すれば、月に8冊読めば7ヶ月5600円と約8分の1で済むわけです。
多読の森はブラウザ上の電子書籍リーダーで読めるので、いちいち持ち運ぶ必要がありません。
また「多読の森」では過去に読んだ本の一覧や現在多読した語数が分かります。
マイページ内に読了したたくさんの本が並んでいたり、読んだ語数がどんどん増えていくのは英語学習のモチベーションを保つ上で大きな存在です。
また、英文を読むスピードを測定する機能がついているため、時間あたりに読める英文の量が増えて成長を感じることができます。
「多読の森」ではすべての英文に朗読音声がついています。
音読教材として使用したり、リスニングの練習にもなります。
また、各書籍の読み終わりに内容確認のクイズや要約の練習ができる機能もあります。
私がこのサービスを利用し始めた1つの理由がラダーシリーズが読めるからなんです。
ラダーシリーズというのは語彙制限本の中でもかなりメジャーなレベル別シリーズです。
ラダーシリーズは書店でも普通に購入できるのですが、いくつか読みたい本があったのでこのシリーズを読めるサービスを探していたんです。
学習者の間でも人気の高いこのラダーシリーズが読めるだけでもサービスを利用する価値はあると思います。
③Web辞書ならNo.1 Weblio
インターネット上で英単語・フレーズの意味を調べるなら、Weblioが一番使い勝手が良いと感じます。
圧倒的網羅性で、この辞書で調べて出てこない単語はないと言ってもいいでしょう。
音声も再生できる上、例文も豊富に掲載されているので、大満足です。
④英会話・ぜったい・音読 【標準編】
こちらのテキストは、掲載されている英文の内容はかなり古いですが、当時の中学3年生の教科書からの抜粋で構成されており、非常に骨太な英語らしい表現がふんだんに詰め込まれています。
何度も読み込み、声に出してトレーニングに取り組むことで英語の基礎回路が出来上がり、資格の枠に囚われない本質的な英語力を手に入れることができます。
和訳はついていませんが、辞書を使えば、難しい内容ではないので問題ありません。
⑤英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】
こちらのテキストは、上で紹介した「英会話・ぜったい・音読」シリーズの続編で、高校1・2年生の教科書からの抜粋で構成されています。
標準編と同様、質の良い英文が揃っており何度も繰り返し声に出してトレーニングすることで、英語の上級回路を形成するのに有効です。
⑥共通テスト過去問研究 英語 リスニング/リーディング
こちらのテキストは大学共通テストとセンター試験時代の過去問を掲載しています。
同テストの英文はとにかく感動するくらい、英文が素晴らしいです。
日本最大の受験者数を誇るテストですから、当然大規模に草案から校正まで、高校レベルの基礎的な英語力を測定するため、練りに練られた英文の宝庫です。
これらをすべて理解できるようになれば、英語の初心者レベルはとうに脱出できていることでしょう。
英語初心者におすすめのリスニング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①Webでディクテーションを完結できる Listen and write
ディクテーションを手動で紙に書きながらやったことがある方は、次のような点に煩わしさを感じたことがあるのではないでしょうか?
- 紙とペンがないと出来ない
- 短い文章を繰り返し自分で巻き戻し・再生・一時停止するのが大変
- 適切なレベル、長さの音声素材を見つけられない
Listen and writeでは、ブラウザ上で選んだ教材のディクテーションを完結できます。
以下のような形で動画から聞こえてきた文章をタイピングしていくだけです。
聞き取れない箇所があっても、自動でループ再生が一定時間繰り返されるので「聞いたものをアウトプットする」というディクテーションの作業に専念出来ます。
教材を選ぶ際も書くサムネイルの下に次のような表示があり、レベルと音声の長さを事前に知ることが出来ます。
スパッと教材を選んで学習に入れるのもいいですね。
②圧倒的操作性でディクテーションができる 英語リスニング無料学習館
すでに紹介した「Listen and write」という学習サイトと同様、Web上でディクテーションが完結できるサービスです。
こちらは日本語で制作されているので、操作が分かりやすく、作りもシンプルで使いやすいです。
再生速度も0.5倍、通常、1.5倍と選べて、ループ再生で同じ箇所を何度も聞くことができます。
その下の空欄に聞き取った英文をタイプすればいいので、紙やテキストツールを自分で用意する必要がありません。
すぐ下で答えを確認できるのも便利です。
③レベル別のリスニング音源・スクリプトが使える ESL fast
無料で利用できるレベル別のリスニング音源サイトです。
wpm=words per minute、つまり1分間に読まれる単語の数でレベル分けがされており、レベル1〜6まで自分に合った音声を探すことができます。
ネイティブスピーカーの吹き込みによる音源なので、何度も練習することで着実にリスニング能力を向上させることができます。
上のように、すべての音源にスクリプトが付いているのでリスニングに必要なものがすべて揃っています。
④英会話・ぜったい・音読 【標準編】
すでにリーディングのオススメ教材として挙げていますが、リスニングの際もこちらを一言一句、お手本と同じようにシャドーイング出来るようになるまで繰り返しましょう。
さらに、すべてのレッスンで英文の意味を前から取りながらシャドーイングするコンテンツ・シャドーイングができるようになればこの教材は卒業でいいでしょう。
ちなみに私は12レッスンあるこのテキストで各レッスン100回ずつ音読したので、合計1,200回音読をしたことでリスニングの基礎ができあがりました。
毎日1.5時間取り組んで、1ヶ月半で完成しました。
⑤英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】
こちらもリーディングのオススメ教材として挙げているシリーズの高校レベルです。
WPM(1分間に読まれる語数)は150ほどで、この教材でも細部まで意味を考えながらシャドーイングが出来ればリスニングの上級回路が出来上がったと言えるでしょう。
私は同じ取り組み方で、1ヶ月半で1000回音読しました。
この教材を終えた後、TOEICのリスニングトレーニング(WPM175程度)を行いましたが、すんなり聞こえるようになり、模試20回を経て無事リスニングパートで満点を取得できました。
⑥究極の英語学習法 はじめてのK/Hシステム
こちらはリスニングの取り組み方についての理論を詳しく学びながら、学習を進めていける教材です。
シリーズ化された教材で、説明がかなり詳細であるため人を選ぶテキストですが、英語教育を専門にされている方でおすすめされることが多いです。
英語初心者におすすめのライティング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①自動で英文の誤り・不自然な表現を添削 Grammarly
自動で英作文の間違い、不自然・冗長な表現を自動で添削してくれるアプリケーションです。
人から添削を受けるのにはお金がかかりますが、Grammarlyなら無料で自分の英文の間違いをチェックできます。
実際に私も使ったことがありますが、冠詞や名詞の単複、スペルミスなどの簡単な判定には最高です。
一方で、文法そのものの間違いなどはあまり検知できないのが現状です。
またブラウザ上でも動かせますし、自分のパソコン内で起動させることもできるので、活躍の場面は広そうです。
②We know英検の予想問題でエッセイライティングを極める We know
We knowでは英検3〜1級までのライティングの予想問題が無料で閲覧できます。
英検の出題形式に沿った問題なので、英検対策にはぴったりです。
下のようにpdfで解答欄まできちんと整備されているのも嬉しいですね。
英検対策以外でも、論理的な英文を書けるようになりたい方にとっては格好のがライティング素材となります。
③豊富な話題で書くネタに困らない Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom
もともとは英会話用のテーマ・お題集ですが、英作文のテーマとしても同じような使い方ができます。
英作文を始めたときに意外と困るのが、「何を書いたらいいかがわからない」というものです。
初めの方は自己紹介や、お仕事紹介などで書くことがある程度存在するのですが段々とネタが無くなり、テーマ選びが億劫になってきます。
こちらのサイトでは、とんでもない量の英作文のテーマが掲載されているので、幅広いジャンルの英作文を書いてみるといい練習になります。
④最短合格! 英検3級ライティング完全制覇
こちらは英検3級のライティングの教材になります。
テキストに掲載されているお題に対して自分の考えを書いていく形になりますが、気になるのは「自分の書いた英文が正しいのか?」という部分です。
添削を受けることが出来るのが理想的ですが、そういった状況にない場合はこちらのテキストの特徴でもある「豊富な解答例」を参考にしていくと自然な英文の書き方が身についてくるはずです。
こちらのテキストを選定している一番の理由は「初学者でも書き得る」英文で解答例が掲載されているためです。
多くの参考書は例え英検3級の内容でも、試験時間内で、3級を受験する人間が到底書き得ないレベルで執筆されていることが多く「こんなの書けっこない」と感じてしまうことが予想されます。
⑤Conversation Questions for the ESL/EFL Classroom
英検のテーマは少しアカデミックで堅い内容ですので、もう少し日常的でフランクなテーマで書きたい場合はこちらのWebサイトからテーマを選定することをオススメします。
私も自分で英作文を勉強として書くときはこちらのサイトを利用しています。
英語初心者におすすめのスピーキング学習アプリ・サイト・本(参考書)教材
①いつでもどこでも低価格で英会話 オンライン英会話
オンライン英会話は、月額7,000円〜という低価格で英会話の練習ができるサービスです。
1回あたり25分間のレッスンを毎日受けることが出来ます。
ネット環境さえあれば、いつでも・どこでも受講できるので、忙しくて英会話学校に行く時間がない、時間が合わないという社会人の方でも非常に受講がしやすいです。
僕が利用していたNative Campは無料で7日間の体験ができるので、一度試してみることをオススメします。
②AI相手だから気を使わずに英会話ができる スピークバディ
スピークバディは、高機能AIと英会話ができるスピーキングアプリです。
月額1,983円〜という低価格で、まるで対人で話しているかのようにAIと英会話の練習が出来ます。
インプット教材もしっかりと揃っており、800を超えるシーン別のレッスンで自然と語彙・表現が身につきます。
スピークバディAIとの英会話には以下のようなメリットがあります。
- 発音分析してくれる
- 対人での緊張や気疲れがない
- いつでも受講できる
搭載しているAIにより、学習者の発音を音素レベルで分析してくれるため、発音の学習も一石二鳥です。
対人の英会話と違って、AIが相手なので心理的なハードルがグッと下がります。
個人的には、これがAI英会話の一番の魅力だと思っています。
私も学習者として英会話を始めた時、仕事終わりなどにはハードルが高くて英会話に対する心理的障壁は高かったです。
AI相手なら、自己紹介を毎回したり、相手に気を遣ってうまくしゃべれない、ということもなくなり、一気にアウトプットの時間を増やすことが出来ます。
相手がAIなので、自分が思い立ったときに予約いらずで受講できるのも嬉しいですね。
仕事終わりや家事の合間などにも空き時間にサッとアウトプットが出来るのは忙しい方にはぴったりです。
③どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
こちらはあまりにも有名なスピーキングのテキストで「瞬間英作文」という学習分野を作った時代の寵児です。
中学3年間の文法事項に対してそれぞれ10個の英文が口をついて出るまでトレーニングしていきます。
暗記要素が強く、例文データ、すなわち基本的な英文が反射的にアウトプットできるようになります。
英語上級者と言われるTOEIC900を超える学習者でも、この中学レベルの英文を即座に引き出すことは出来ていません。
リスニングやリーディングといったインプット活動では、英単語の意味が即座に浮かぶことが不可欠ですが、アウトプットにおいては、この例文データが最低限口をついて出ることが不可欠です。
私は毎日1ヶ月半、1時間取り組んですべての英文が口をついて出るようになりました。
④スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング
一つ前で紹介した「瞬間英作文」シリーズの次のレベルのテキストです。
こちらは蓄積した例文データを、英文法・語彙と組み合わせて瞬時に言いたいことを脳内で形成する能力を育成します。
瞬間英作文の基本編で基本的な短文は口をついて出るようになりますが、長めの英文を話すためにはより長く複雑な英文を構成できる能力が必要です。
長めの日本語を少しラグがあってもよいので、頭の中で日本語→英語に直すトレーニングになります。
こちらは覚えるまで繰り返し取り組むのではなく、時間を掛けて少ない繰り返し回数でトレーニングを積んでいくのが良いです。
英語初心者におすすめの学習記録アプリ
学習記録アプリの金字塔 スタディプラス
スタディプラスでは、教材ごとに学習時間、進んだページ数などを記録できます。
自分は記録を付けるだけで、過去の勉強記録が自動で棒グラフ・円グラフで確認できます。
例えば、上の画像だと棒グラフが一日の勉強時間を日別で集計したものになります。
一方、同じ画像内の円グラフは教材別の学習時間の割合を表しています。
これにより「この日は勉強時間が短かった」「最近はこの教材に学習時間が偏っている」というような分析がひと目でできるようになります。
1週間の学習時間の目標を設定することができ、その目標をTwitterなどのSNSと連携して公表することも出来ます。
またスタディプラスでは、SNSのようにフォロー・フォロワー機能があり、同じ目標を持っている学習者の学習記録を見たり、相互にフォローすることで切磋琢磨することが出来ます。
PR:オンライン英語コーチング「Satellite」
サービス名 | Satellite | ||
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URL | https://keizokushitai.com | ||
受講期間(ヶ月) | 4 | 6 | 12 |
料金 | ¥308,000 | ¥445,500 | ¥792,000 |
入会金 | ¥55,000 | ¥55,000 | ¥55,000 |
総額 | ¥363,000 | ¥500,500 | ¥847,000 |
月額料金 | ¥90,750 | ¥83,416 | ¥70,583 |
受講スタイル | オンライン | ||
添削 | ○ | ||
教材 | 市販 | ||
面談 | 月4回50分 | ||
学習時間 | 制限なし | ||
月払い | ○ | ||
割引 | 紹介・学生・即日割引 | ||
初学者向け | ○ | ||
ビジネス | ○ | ||
英会話 | ○ | ||
TOEIC | ○ |
Satelliteのおすすめポイント
英語コーチングの中では珍しく、毎日の添削サービスが付いているのが特徴です。
発音矯正、英作文から英会話の添削までついているのは唯一無二のサービスと言えます。
初心者の方は英語のプロから添削を受けることで成長の角度を上げることが出来ます。
また大手と違い「カウンセリング担当者=自分の担当コーチ」であるため、「担当のコーチと合わない」という可能性が少なくなります。
通常、無料カウンセリングは営業の担当者が行い、実際のコーチングは英語コーチが担当します。
そのため無料カウンセリング時に抱いた印象と実際のコーチングの印象が異なる、ということがよくあります。
どのコーチがアサインされるかはわからないので、自分の性格と合わなかったり、十分な実力がないコーチが担当になる可能があります。
そういったリスクがないのは、すべての業務を一人の担当している個人サービスならではと言えるでしょう。
Satelliteのイマイチなポイント
個人で提供しているサービスのデメリットとして、返金保証がないことが挙げられます。
このあたりは大手のサービスが強いので、手厚い保障などを求めている方には合わないでしょう。
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