【保存版】英単語の覚え方大全

英語を勉強する上で避けては通れない英単語の暗記。

しかし、なかなか思うように覚えられなかったりモチベーションが続かなかったりと悩んでいる人も本当の多いのではないでしょうか?

私も英語学習者として同じような経験をしてきています。

「もう自分は英語の才能がないのではないか」と思って諦めかけたときもあります。

この記事を読んで、英単語の覚え方がわからない、色んな情報に惑わされて結局何をしたらいいかわからない、そんな方が自分にあった勉強法がわかるようになれば幸いです。

目次

英単語の覚え方に絶対はない

英単語の覚え方を他人に聞いたり、検索したりしたときに「〇〇すれば絶対覚えられる!」と書いてあったものが、他では「〇〇はしてはいけない!」などと書いてあり「どっちが正しいのだろう?」と思ったことはありませんか?

また、時間を書けてたくさん情報を集めたあとすべてを取り入れようとして「結局何をすれば良いのだろう?」という状態になったことはありませんか?

まず前提として覚えてほしいのは「英単語の覚え方に絶対はない」ということです。

そんな方法があれば、そもそも英単語の覚え方を検索する必要がありません。

これは英単語に限らず何かを習得しようと思ったら行き着く真理です。

英単語を覚えるときにやってはいけないこと

野球界のレジェンド落合博満氏は自身の打撃論についてこう仰っています。

「絶対に正しい打ち方はないけど、これはしちゃいけないっていうのはある。」

これは英単語の勉強法にも通じることで、実際に英単語を覚える上でやってはいけないことがいくつかあります。

  1. 一回ですべての単語を覚えようとする
  2. コロコロ教材を変える
  3. 学習の間を空ける

一回ですべての単語を覚えようとする

まず、一回で覚えようとしないでください。

初めて単語帳での学習に取り組むと、その作業の単調さと効果のでにくさにまず挫折しそうになります。

しかし、人間の記憶は継続的に繰り返すことで短期記憶から長期記憶へと変わっていきます。

普通の人間であれば間違いなく、一回では覚えられません。

コロコロ教材を変える

「単語帳を100周した」という方も見かけます。

そして、英単語の習得に成功した人は必ずこの繰り返しの作業を行っています。

この繰り返しを行う上では教材がコロコロ変わっていては長期記憶への変遷は起こりません。

せっかく、記憶が重ねられてきたのに途中で「この単語帳は自分に合っていない」「すごい単語帳を見つけた」と投げ出してしまうと長期記憶に変わる前に繰り返した単語はどんどん忘れ去られていきます。

学習の間を空ける

最後に、単語帳の学習はあまり長く間を空けてしまうと繰り返しの効果が薄れてしまいます。

1日、2日程度であれば問題ありませんが、英単語が長期記憶に変わる前に1ヶ月以上単語に触れない期間があったりするとその間にせっかく覚えた単語が抜けていきます。

毎日少しでも良いので単語帳に触れましょう。

自分にあった勉強方法を見つける

では結局どんな覚え方が一番効率よく英単語を覚えられるのでしょうか?

結論は「自分にあった方法を見つける」ことです。

この記事で紹介する単語の覚え方はどれも一長一短です。

例えば単語を書いて覚えるという方法は時間がかかり非効率、という見方もありますが手を動かして書くことで脳への定着が進むという見方もあります。

そして、本人の好き嫌いや得手不得手も、英単語の学習法に大きく関係します。

例えば、一日に少しずつ覚えてコツコツと積み上げるのが好き(得意)な人もいれば一日に触れる単語の数が多い方が好き(得意)な人もいます。

そしてこれは実際にやってみないとわからないことです。

ですから、実際にこの記事で紹介されている英単語の覚え方を試してみて自分に合いそうなものを選ぶのが一番の近道だと思います。

英単語の覚え方

ここからは実際に個別の勉強法を紹介していきます。

繰り返しになりますが、それぞれ一長一短の方法ですから、自分に合いそうなものを見つけましょう!

英単語を書いて覚える

書いて覚えるというのは皆さん一度はやったことはあるのではないでしょうか?

表にある通り、手を動かしながら覚えていくことで一回で記憶に残りやすくなるのがこの方法のメリットです。

しかし、紙とペンを用意して何度も紙に書いているとなかなか前に進まないのも事実です。

小中学生であれば、基本単語の習得のためにすべての単語を書いて覚えるのもおすすめできますが、高校生レベルになってくると少し現実味がありません。

すべてをこの方法でやるよりは、なかなか覚えられない単語に絞ってこの学習を行っていくなどの工夫が必要です。

例文で覚える

こちらはよくおすすめされている暗記法です。

その単語が実際に文で使われている形でおぼえることで、実用性と記憶への残りやすさを両立した覚え方です。

こちらはそこまで時間もかからずに、単語を生きた形で覚えやすいとされており、バランス型の覚え方と言えるでしょう。

ただし、単語帳によっては前後の文脈がないため、文のイメージが湧きづらいことがあります。

適宜自分のイメージに合った例文に変えて覚えてしまってもいいでしょう。

英単語と日本語を1対1で覚える

こちらは左側の英単語に続いて、対応する右側の日本語訳を読み上げていく方法です。

「機械的でつまらない」「人間味がない」などと批判されがちですが、圧倒的なスピードですすめることができることとその取り組やすさは評価できます。

英単語を使って自分で文を作ってみる

1つの単語に対して、それを使った文章を構成することで脳に大きく印象づける方法です。

これはもっとも脳に負荷がかかる方法と言えます。

効果は絶大ですが、ある程度英語の能力がないと表現の幅が出ず時間がかかりすぎてしまいます。

少なくとも5000語クラスまでは避けたほうが無難です。

番外編:単語帳を使わない英単語の覚え方

単語帳で単語を覚えていくのがどうしても性に合わないという方もいると思います。

その場合は「たくさんの英文に触れて、都度であった単語を調べていく」ことによって単語を覚えることも可能です。

実際私は中学時代から高校3年生まで毎日、量にして5〜10ページほどの英語を読み込むことで自然と高校卒業レベルの5000語を習得することができました。

もちろん、単語帳で集中的に覚えたほうが速くこの段階に到達できます。

しかし読解力や英語文化での考え方などを学びながら、徐々に語彙を身につけられるという点ではこの覚え方をおすすめできます。

※もちろん時間がなくて、速く語彙を習得しなくてはいけない方にはおすすめできません。

まとめ

ここまでのことをまとめると次のようになります。

  • 英単語の覚え方に絶対正しいやり方はない
  • ただし、これはやっちゃいけないというルールはある
  • 実際に試してみて自分に合う勉強法を見つける

ここで紹介しきれていない勉強法もまだまだ世の中にはあるはずです。

ただし、それらを調べてばかりでは「理想の英単語の覚え方」には出会えません。

人それぞれにとって「最強の英単語の覚え方」は違うからです。

それを見つけるには探すだけでなく、実践が必要です。

ぜひこのあとすぐにでも上記の方法を試してみてください!

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この記事を書いた人

現役の英語コーチ・講師が英語学習に関するお役立ち情報を発信中!
TOEIC985・英検1級保有

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