【まだ間に合う!】TOEIC2週間前からすべき学習
2週間後にTOEICを控えていているものの、これから対策を始める、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はTOEIC2週間前からでも打つ手はあり、しっかり有意義に過ごせば十分スコアアップを狙うことができます。
この記事ではTOEIC2週間前からやっておきたい以下の学習についてまとめています。
- 模試をたくさん解く
- パートを絞って復習する
- テクニックを身につける
- 塗り絵する問題を決めておく
模試をたくさん解く
効率的にTOEICスコアアップを達成するためには試験に慣れることが必須です。
そのためにはできるだけ多くTOEICの問題を解いて形式に慣れることが必要です。目安としては、TOEICの模試を10回分解くといいでしょう。
TOEICは一回あたり120分という長丁場で高速の処理をするために、高い集中力が求められる試験です。
本番までになるべく通しで休みを挟まずに解く回数を稼ぐことで、時間配分や集中力のトレーニングになります。
10回も解けば、各パートでどんな問題が出るのか、時間配分はどうしたら良いのか、といった部分が分かってきて容量が掴めてくるはずです。
TOEICの模試を解く、復習する際は以下のポイントに注意しましょう。
- 解ける問題を解いていく
- 制限時間の中で解く
- 自分なりの解き方を確立する
- すべての問題を復習しようとしない
TOEICは900を超えるくらいになるまでは、すべての問題に腰を据えて解く時間はありません。英検などのグレード別試験と違って、TOEICは満点の人でも最低点の10点の人でも同じ問題を解きます。
ですから、普通に取り組んでも終わらないような問題数と制限時間が設定されています。
例えば、TOEIC500を目指す場合は普通に解いていったら、リーディングはPart7の前半くらいで制限時間を迎えてしまうでしょう。
分からない問題は飛ばしながら、解ける問題だけを解いていって最後の長文付近までたどり着けるように頑張りましょう。
またTOEICはリーディングパートの時間配分が大切です。日頃から意識していないと本番でペース配分がうまくいかなくなります。
普段からPart5は10分、Part6は8分、Part7は57分といったようにパート別に目標時間を設定しておいて制限時間を迎えたら次のパートに行ってしまうようにしましょう。
そうすると徐々にペース感が分かって来るはずです。
TOEICではリスニング、リーディング各パートの解き方のコツやテクニックがあります。絶対にこれ、というものはありませんが例えばPart3, 4の先読みやPart6,7の設問先読みなどそれぞれのパートの解き方を確立させておくことで安定したスコアを出すことができます。
最後に解き終わった後の復習のときには、すべての問題を復習するのは不可能に近いです。
問題を解くのにかかった2倍の時間をかけて復習するのが理想ですが、それだと900点以上でもない限り問題の1/4程度を復習して終わりになってしまうでしょう。
すべてを薄く復習するのではなく、自分の苦手とするパートに多めに時間を配分してすべての問題の中から数問ピックアップして復習するくらいでちょうどいいでしょう。
パートを絞って復習する
TOEICにはパート1〜7までありますが、2週間ですべてのパートの対策を行うのは難しいでしょう。
苦手分野に特化した学習をすることで2週間前からの学習でも本番のスコアを少しでも高めることができるでしょう。
TOEICのパート別の問題数、内容、目安の解答時間は以下の表の通りです。
Part1 | Part2 | Part3 | Part4 | Part5 | Part6 | Part7 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
問題数 | 6 | 25 | 39 | 30 | 30 | 16 | 54 |
内容 | リスニング 写真描写 | リスニング 短文応答 | リスニング ダイアログ | リスニング モノローグ | リーディング 語彙・文法 | リーディング 短文穴埋め | リーディング 長文読解 |
目安の解答時間 | – | – | – | – | 10分 | 8分 | 57分 |
例えば、Part1, 2が苦手な場合は疑問詞への瞬発力を鍛えるために同じような問題をたくさん解くといいでしょう。
Part3, 4が苦手な場合は、そもそも音のスピードについていけないならシャドーイング、意味が取れないならサイトトランスレーションを行うと良いでしょう。
Part5が苦手な場合は文法学習をやり直しましょう。Part6が苦手な場合は問題形式に慣れましょう。Part7が苦手な場合は、簡単な英文から精読を地道に行っていきましょう。
このように苦手なパートで大きく失点している場合は、まずはそこから着手することで効率的にスコアを上げることができます。
テクニックを身につける
TOEIC本番で自分の実力をしっかり発揮して、少しでも高いスコアを取るためにはTOEICで使えるテクニックを活用するのがおすすめです。
スコアアップするうえでは、そもそもの英語力を高める努力も大切ですが、試験当日に使えるようなテクニックを身につけておくことも大切です。
以下の記事ではTOEIC本番で使えるテクニックを12個厳選して紹介しています。ぜひ活用してください。
塗り絵する問題を決めておく
TOEICのリーディングは75分で100問の問題に解答していきますが、スコア950点以下の人は解き終わらない前提で作られているということを押さえましょう。
TOEICでは時間が間に合わずに答えられない問題の解答用紙のマーク欄を当てずっぽうで塗りつぶす行為を「塗り絵」と言います。
以下はリーディングパートで塗り絵にした問題数とTOEICのスコアの目安を表したものです。
- 塗り絵0問→950点以上
- 塗り絵5問→900点
- 塗り絵10問→800点代後半
- 塗り絵15問→800点
- 塗り絵20問→750点
- 塗り絵25問→700点
- 塗り絵30問→650点
- 塗り絵35問→600点
- 塗り絵40問→550点
これを見るとTOEIC500点を達成する場合でも、100問中40問は解かずに時間切れになることが分かります。
一見塗り絵は「すべての問題を解ききれないまずい状態」と思いがちですが、そんな事はありません。
TOEICではスコアに関係なく全員が同じ問題を解くため、問題ごとに「スコア950点以上の人が解くべき問題」「スコア700点以上の人が解くべき問題」「スコア400点以下の人でも解ける問題」というように問題にも難易度があります。
大切なのは自分の目指すスコアに応じて、解くべき問題を解き切る、そうでない問題は塗り絵をして飛ばしていくという心がけです。
頭からすべての問題を解き進めていくと、最後の方の問題にたどり着かないでしょうが、実はリーディングパートの後半にも比較的解きやすい問題が含まれています。
塗り絵をうまく活用することで、「後半の40問を丸々解き残してしまう」というもったいない状態を避けて、「途中分からないところを10問飛ばしながら解ける問題は最後まで解き進めた」という状態を作ることができます。
具体的にリーディングパートでどんな問題を塗り絵すべきなのかは以下の記事で詳しく解説しています。
TOEIC2週間前からすべき学習まとめ
この記事ではTOEIC2週間前からすべき学習として以下の4つを挙げました。
- 模試をたくさん解く
- パートを絞って復習する
- テクニックを身につける
- 塗り絵する問題を決めておく
効率的にスコアを上げるには英語コーチングがおすすめ!
今回は2週間前から動き始めてしまった。。。という方も、プロのサポートを活用することで独学よりも遥かに効率的に、自学自習を継続しやすくなります。
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具体的には
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学習の継続と効率的な学習の2つに重点を置くことで、効率的なTOEICスコアアップをサポートしてくれます。
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