TOEICスコアは半年で何点上がる?勉強法とスケジュールも!
半年計画でTOEICスコアを上げていこうと考えたとき、「半年で上げられる現実的なスコアってどれくらいなんだろう?」「具体的にどうやって半年間の学習を進めていこうか?」と悩んでしまいますよね。
この記事では以下の疑問にお答えしていきます。
- TOEICは半年で何点上げられる?
- TOEICスコアを半年で最大限上げる勉強法は?
- TOEICスコアを半年で最大限上げる学習スケジュールは?
- TOEICスコアを半年で最大限上げるコツは?
TOEICは半年で何点上げられる?
結論から言うと、半年で上げられるTOEICスコアは勉強時間に応じて以下のようになります。
- 1日1時間→55〜90点
- 1日2時間→120〜170点
- 1日3時間→195〜230点
- 1日4時間→270〜300点
以下の表はTOEICで現在のスコアから目標のスコアまで到達するのにかかる時間を一覧表にしたものです。
例えば、現在250点の人が350点に到達するには200時間が、現在550点の人が850点に到達するには725時間が必要だと分かります。
これをもとに計算すると、半年の学習期間でだいたい1日1時間で75点、1日2時間で150点、1日3時間で200点、1日4時間で280点程度のスコアアップが望めます。
ただし、これらはあくまで統計的な目安であり、TOEICの試験対策に特化したり、自分に合った効率のいい学習方法を実践したりすることでより大きな効果を生むことができます。
私が英語コーチとして担当してきた実感値だと、個別の学習計画とTOEIC対策により上記の数値の1.5倍程度は達成可能です。
つまり半年の学習期間で1日1時間で105点、1日2時間で225点、1日3時間で300点、1日4時間で420点程度のスコアアップが望めます。
これらの根拠により、最初に挙げたようなスコアアップが半年あたりの相場感だと言えます。
TOEICスコアを半年で最大限上げる勉強法は?
半年でTOEICスコアを最大限高めるためには、現状を知り自分のレベルに合った学習を進めていきましょう。
- 公式問題集やアプリで推定スコアを出す
- 語彙数を知る
- 単語帳に毎日触れる
- 文法が怪しい人は中学・高校レベルの英文法を固める
- 7割の力で聞き取れる英文で読む・聞く活動を大量に行う
- 単語帳に毎日触れる
- TOEICの模試を解きまくる
公式問題集やアプリで推定スコアを出す
一番最初に現時点での自分のスコアを知りましょう。過去にTOEICを受けたことがある人はそのスコアでもOKです。
おすすめは「公式問題集」といってTOEICを開発するETSが発行するTOEICの模試で、2回分が収録されていますのでこちらを通しで解いて予測スコアを出してみましょう。
実施するときは120分しっかりと時間を測ってなるべく本番と近い環境で取り組みましょう。
時間がない方はabceedやSANTAといったアプリで短時間で予測スコアを算出することもできます。ただし、公式問題集で120分測って取り組んだほうが精度が高い予測が可能です。
公式問題集を解いた後は、以下のような巻末の正答数とスコアの対照表からおおよそのスコアを算出できます。
Listening Section | Scaled Score Range | Reading Section | Scaled Score Range |
---|---|---|---|
96-100 | 475-495 | 96-100 | 460-495 |
91-95 | 435-495 | 91-95 | 425-490 |
86-90 | 405-475 | 86-90 | 395-465 |
81-85 | 370-450 | 81-85 | 370-440 |
76-80 | 345-420 | 76-80 | 335-415 |
71-75 | 320-390 | 71-75 | 310-390 |
66-70 | 290-360 | 66-70 | 280-365 |
61-65 | 265-335 | 61-65 | 250-335 |
56-60 | 235-310 | 56-60 | 220-305 |
51-55 | 210-280 | 51-55 | 195-270 |
46-50 | 180-255 | 46-50 | 165-240 |
41-45 | 155-230 | 41-45 | 140-215 |
36-40 | 125-205 | 36-40 | 115-180 |
31-35 | 105-175 | 31-35 | 95-145 |
26-30 | 85-145 | 26-30 | 75-120 |
21-25 | 60-115 | 21-25 | 60-95 |
16-20 | 30-90 | 16-20 | 45-75 |
11-15 | 5-70 | 11-15 | 30-55 |
6-10 | 5-60 | 6-10 | 10-40 |
1-5 | 5-50 | 1-5 | 5-30 |
0 | 5-35 | 0 | 5-15 |
語彙数を知る
語学力=語彙力と言っていいくらい、TOEICにおいても語彙数とスコアは比例しています。語彙数というのは日本語の訳がすぐに出てくる英単語の数です。
TEOICにおいては、目標のスコアの10倍の語彙数を持っていることが理想で、例えば500点を目指すなら5000語、800点を目指すなら8000語といった語彙数となります。
この語彙数はTest your English vocabularyというサイトで5分程度でチェックすることができます。
回答を終えると以下のように結果が表示されます。例えば以下の場合だと語彙力は10,436語あることになります。
意味が分かる英単語にチェックを入れていくだけで語彙力が簡単に測定できます。いろいろ試しましたがこちらのサイトは割と正確だと思います。
例えば目標のTOEICスコアが650点の場合、理想の語彙力は6500語となります。こちらのサイトで測定した語彙力が4000だった場合、語彙力を鍛えることがスコアに直結します。
99%の人は目標スコアに対して語彙が足りていないので、語彙学習はほぼ必須です。
単語帳はレベル感に合ったものを選ぶのが大切です。すでに実施した語彙力テストの結果をもとに、自分のレベルに合った単語帳を一冊やり抜きましょう。
キクタンTOEIC(R) L&Rテストシリーズです。4冊出ていますので、語彙数に合わせてどれにするかを決めるのがいいでしょう。
- 語彙力が4000以下の人→SCORE500
- 語彙力が4000〜5000の人→SCORE500
- 語彙力が5000〜6000の人→SCORE800
- 語彙力が6000以上の人→SCORE990
kindle版とペーパーバック版があるので好きな方を選ぶといいでしょう。
アプリで学習したい場合はmikanがイチ推しです。
スマホでスキマ時間に学習したり、音声が自動で再生できたり、覚えている度で出題を変えられたり、自動で学習記録が付けられたりする点がおすすめです。
mikanの詳しい使い方は以下の記事で詳しく解説しています。
半年でTOEICを伸ばすためには以下のような流れで単語学習を行うといいでしょう。
- 1日で終わらせる
- 範囲を区切らず、最初から最後まで通しで進める
- 音声もセットで覚える
- 1日最低300語に触れる
まずは意味がパッと出てこない英単語にチェックをつけましょう。ここでチェックが付かなかった=すでに意味を知っている英単語は最後まで触れなくてOKです。
チェックを付けた単語のみを半年後のTOEICまでひたすら勉強していくので、ここでは「仕分け」作業になります。
1000語以上あると思いますが、意味を覚えようとする必要はないので買ったその日に仕分けは済ませましょう。
仕分けが終わったら実際に英単語を覚えていきましょう。チェックが付いた単語だけを1から順に発音と和訳を読み上げていきましょう。
ただ単語帳を眺めるだけでなく、必ず音声もセットで自分でも発音したり和訳を口に出したりすることで効率的に覚えられます。
毎日違う単語に触れて、復習の感覚を空けるのがポイントです。脳は「忘れた頃に復習する」ことで効率的に記憶することができます。前日と同じ範囲を復習したり、1週間で同じ範囲の単語を復習したりするのは避けましょう。
英単語は1日300単語のように「広く浅く」勉強しましょう。1日50個などの「深く狭く」の学習はNGです。
とにかく覚えていなくても前に進んでまた周回を重ねて徐々に覚えていきましょう。
文法が怪しい人は中学・高校レベルの英文法を固める
現状のTOEICスコアが400以下の場合は中学英文法を、500以下の場合は高校英文法を学習することが最優先です。
英文法は英語の「ルール」であり、ルールを知らずにリーディング・リスニングの学習をしてもすぐにスコアは頭打ちになってしまうでしょう。
英文法はすべての学習の基礎になります。TOEICのPart5は語彙・文法問題ですが、それ以外のPartでも英文法を理解していないと学習の効率が下がってしまいます。
中学文法のおすすめ参考書は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版です。
わかりやすい挿絵もあり、演習もセットになっているので一冊仕上げれば十分です。
高校文法のおすすめ参考書はMr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]です。
中学レベルの復習と高校基礎レベルの学習が一冊で完成します。
文法を学習するときは以下のポイントを押さえましょう。
- わからない部分は動画を見る
- 問題を解く
- 完璧主義を捨てる
- 1つの参考書を3周する
- 早めに4技能の学習に進む
文法学習で分からないところは何度読んでもわからないことが多いので、理解度が高まる動画視聴がおすすめです。Youtubeで該当の文法事項の名前で検索すれば文法講義の動画が見つかるはずです。
文法を学ぶときは説明を読んだあとに問題を解きましょう。アウトプットしてみると理解度が低いところが分かったり、記憶に残りやすくなったりします。
文法事項は参考書の学習だけでは100%分からない部分があります。実際に英語を読んだり書いたりする中で分かることもあるので、この時点で100%理解する必要はありません。
分からない箇所に詰まって時間をかけすぎるのは得策ではありません。
文法の参考書はコロコロ変えず、これと決めた一冊を最低三周しましょう。周回を重ねることで次第に理解が深まるので、三周を目安に取り組みましょう。
また、一周したら参考書を変える人がいますが、記憶が定着しないうちに参考書を変えるとせっかく深まりかけた記憶がリセットされるのでおすすめしません。
7割の力で聞き取れる英文で読む・聞く活動を大量に行う
TOEICのリスニングのスピードは多くの人にとっては「非常に速い」と感じることでしょう。
TOEICを受けるからと言って、無理に速い音源でリスニング練習をすることはおすすめしません。
リスニングは初見で7割聞き取れる音源で練習するのがもっとも効果的です。
TOEIC400点以下の場合は中学1・2年生レベル、700点以下の場合は中学3年生レベル、700点以上の場合は高校レベルの英文を丁寧に繰り返し読み・聞くトレーニングが効果的です。
具体的には英文を丁寧にすべて意味が分かるように解釈し、解釈が終わった英文の音声を聞き、自分でも音読していくのがおすすめです。
以下の教材は中学高校の教科書から集めた英文で構成されており、文法も自然な形で散りばめられているので非常におすすめです。
- TOEIC〜400
→英会話・ぜったい・音読 【入門編】 - TOEIC〜700
→英会話・ぜったい・音読 【標準編】 - TOEIC700〜
→英会話・ぜったい・音読 【挑戦編】
詳しい音読の方法はこちらの記事で解説しています。
TOEICの模試を解きまくる
TOEICの試験日が迫ってきたら、試験に慣れることでスコアアップにつながりやすいでしょう。
そのためにはできるだけ多くTOEICの問題を解いて形式に慣れることが必要です。目安としては、1ヶ月でTOEICの模試を10回分解くイメージです。
TOEICは一回あたり120分という長丁場で高速の処理をするために、高い集中力が求められる試験です。
本番までになるべく通しで休みを挟まずに解く回数を稼ぐことで、時間配分や集中力のトレーニングになります。
10回も解けば、各パートでどんな問題が出るのか、時間配分はどうしたら良いのか、といった部分が分かってきて容量が掴めてくるはずです。
TOEICの模試を解く、復習する際は以下のポイントに注意しましょう。
- 解ける問題を解いていく
- 制限時間の中で解く
- 自分なりの解き方を確立する
- すべての問題を復習しようとしない
TOEICは900を超えるくらいになるまでは、すべての問題に腰を据えて解く時間はありません。英検などのグレード別試験と違って、TOEICは満点の人でも最低点の10点の人でも同じ問題を解きます。
ですから、普通に取り組んでも終わらないような問題数と制限時間が設定されています。
例えば、TOEIC700を目指す場合は普通に解いていったら、リーディングはPart7の前半くらいで制限時間を迎えてしまうでしょう。
分からない問題は飛ばしながら、解ける問題だけを解いていって最後の長文付近までたどり着けるように頑張りましょう。
またTOEICはリーディングパートの時間配分が大切です。日頃から意識していないと本番でペース配分がうまくいかなくなります。
普段からPart5は10分、Part6は8分、Part7は57分といったようにパート別に目標時間を設定しておいて制限時間を迎えたら次のパートに行ってしまうようにしましょう。
そうすると徐々にペース感が分かって来るはずです。
TOEICではリスニング、リーディング各パートの解き方のコツやテクニックがあります。絶対にこれ、というものはありませんが例えばPart3, 4の先読みやPart6,7の設問先読みなどそれぞれのパートの解き方を確立させておくことで安定したスコアを出すことができます。
最後に解き終わった後の復習のときには、すべての問題を復習するのは不可能に近いです。
問題を解くのにかかった2倍の時間をかけて復習するのが理想ですが、それだと900点以上でもない限り問題の1/4程度を復習して終わりになってしまうでしょう。
すべてを薄く復習するのではなく、自分の苦手とするパートに多めに時間を配分してすべての問題の中から数問ピックアップして復習するくらいでちょうどいいでしょう。
TOEICスコアを半年で最大限上げる学習スケジュールは?
自分の現状を知り、何を優先して学習すべきかが分かったら学習スケジュールに落とし込みましょう。
まずは月間スケジュールで、何の教材をやるのか、大まかな学習時間の配分を決めましょう。以下は1日の学習時間が2時間の場合の月間のスケジュールの例です。
次にこれを1週間毎に分割して、具体的な1日の学習時間と学習項目を作成しましょう。
毎日決まって2時間とれない場合、毎週計画を立てるときにそれも織り込んでしまいましょう。
以下は2時間学習する場合、1週目に毎日それぞれ何をするのかをチェックリスト形式にした計画表です。
こういった週間計画は週が始まる前、確保できる学習時間が確定したうえで、毎週立てていくと良いでしょう。
TOEICスコアを半年で最大限上げるコツは?
- 塗り絵する問題を決めておく
- スキマ時間を活用する
- 語彙・文法を優先する
- アプリを利用する
- 英語コーチングを活用する
塗り絵する問題を決めておく
TOEICのリーディングは75分で100問の問題に解答していきますが、スコア950点以下の人は解き終わらない前提で作られているということを押さえましょう。
TOEICでは時間が間に合わずに答えられない問題の解答用紙のマーク欄を当てずっぽうで塗りつぶす行為を「塗り絵」と言います。
以下はリーディングパートで塗り絵にした問題数とTOEICのスコアの目安を表したものです。
- 塗り絵0問→950点以上
- 塗り絵5問→900点
- 塗り絵10問→800点代後半
- 塗り絵15問→800点
- 塗り絵20問→750点
- 塗り絵25問→700点
- 塗り絵30問→650点
- 塗り絵35問→600点
- 塗り絵40問→550点
これを見るとTOEIC500点を達成する場合でも、100問中40問は解かずに時間切れになることが分かります。
一見塗り絵は「すべての問題を解ききれないまずい状態」と思いがちですが、そんな事はありません。
TOEICではスコアに関係なく全員が同じ問題を解くため、問題ごとに「スコア950点以上の人が解くべき問題」「スコア700点以上の人が解くべき問題」「スコア400点以下の人でも解ける問題」というように問題にも難易度があります。
大切なのは自分の目指すスコアに応じて、解くべき問題を解き切る、そうでない問題は塗り絵をして飛ばしていくという心がけです。
頭からすべての問題を解き進めていくと、最後の方の問題にたどり着かないでしょうが、実はリーディングパートの後半にも比較的解きやすい問題が含まれています。
塗り絵をうまく活用することで、「後半の40問を丸々解き残してしまう」というもったいない状態を避けて、「途中分からないところを10問飛ばしながら解ける問題は最後まで解き進めた」という状態を作ることができます。
具体的にリーディングパートでどんな問題を塗り絵すべきなのかは以下の記事で詳しく解説しています。
スキマ時間を活用する
忙しい社会人の場合、机に向かって英語学習だけに集中できる時間はなかなか確保しづらいですよね。特に仕事がある日はなおさらのことだと思います。
そんな中一ヶ月でTOEICのスコアを最大化するためには、スキマ時間の活用がカギとなります。
「英語学習は机に向かって進めないとダメ」という固定観念を捨てて、ぜひ日常に隠れているスキマ時間を活用して勉強時間を確保していきましょう。
社会人の方のスキマ時間には以下のようなものがあります。
- トイレの時間
- 電車をホームで待っている時間
- 電車、タクシーでの移動時間
- 通勤、移動時の歩いている時間
- 家事で耳が空いている時間
日常のこういったちょっとした時間でもかき集めれば、実は1日30分以上の学習時間を捻出できることが多いです。
電車の中、電車を待っているとき、ゲームや動画視聴に時間を使っていませんか?
家事や徒歩での移動中、目は使えなくても耳は空いていませんか?
半年で成果を出すためには、英語学習に割ける時間は多ければ多いほど良いです。本気で結果を追い求めるなら今ムダにしてしまっている時間を英語学習に捧げましょう。
語彙・文法を優先する
すでに述べていますが、TOEICの学習では語彙・文法学習を優先して行いましょう。
語彙が増えるとリスニング・リーディングパートの両方で問題の聞こえ方・見え方が大きく変わるでしょう。
目安としては目標のTOEICスコア×10倍の語彙数で、700点が目標の場合は7000語を目指すといいでしょう。
現在の語彙数を計測して目標の語彙数を達成するために、単語帳の学習を他の勉強と並行して行いましょう。
文法に不安がある場合は、中学・高校英文法を学び直すことをおすすめします。
目安としてTOEICスコアが400以下なら中学英文法から、500以下なら高校英文法から学び直すといいでしょう。
ただし、スコアが500以上でも高校英文法に不安がある場合は必ず復習してからリスニングやリーディングのトレーニングに移行してください。
語彙・文法という語学の基礎を鍛えることでその後のリスニング・リーディングのスコアの伸びがスムーズになります。
アプリを利用する
効率的なTOEICのスコアアップにおすすめしたいのが、アプリの活用です。
アプリでのTOEIC対策には以下のようなメリットがあります。
- 電車内でも取り組みやすい
- パッと始めてパッとやめられる
- 学習記録が自動化される
- 音声の再生がしやすい
- 継続しやすい仕組みがある
実際私もアプリを使う前は「勉強は参考書派。紙だからこそ勉強している実感がある。」と思っていましたが、一度試してみると、非常に便利でしっかり学習効果も出ました。
アプリはスマホ上でできるので、電車内で参考書を広げられない状況やホームで電車を待っているほんの少しの時間でも学習をすぐに始めてすぐに辞められるので、スキマ時間の活用が圧倒的にしやすくなります。
学習記録が自動化されるうえ、アプリからの通知で学習忘れが防げるので継続のハードルを下げてくれる仕組みが整っています。
私の英語コーチングを受講者も「アプリの学習記録を途絶えさせたくない!」というモチベーションで学習を継続できている方が多くいます。
また、何より便利なのが音声がセットで学習できるという点です。アナログの教材だと参考書を開きながら、音声再生ツールを開いて操作して…と音声をセットで勉強するにはひと手間必要です。
しかし、アプリでは文章表示画面でそのまま音声が再生できるので非常に便利です。
TOEIC対策のためにおすすめしたいのが「mikan」「スタディサプリ」「abceed」の3つです。
単語だけの学習ならmikanがおすすめです。
スタディサプリは動画での解説が付いているので初中級者向けですが、単語学習機能が弱いです。
abceedは解説動画はありませんがデジタル化された参考書を使い放題、というイメージの参考書で、単語帳もいろいろ選べるので中上級者向けです。
ただし、TOEIC400点から600点の場合はTOEIC模試を教材として使うのは時期尚早なので、直前の対策に使うか、単語だけのmikanの利用がおすすめです。
mikanの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
英語コーチングを活用する
一人で英語学習を継続するのに不安がある方は英語コーチングがおすすめです。
英語コーチングとは、英語学習のプロである英語コーチが専属であなたの英語学習を徹底的にサポートするサービスです。
具体的には
- 週次の面談
- 毎日の学習進捗チェック
- 学習計画の作成
- 発音・英作文の添削
- チャットでの質問対応
といったサポートを提供することで、TOEICスコアアップに必要な時間を1/2~1/3にまで短縮することができます。
英会話教室やオンライン英会話はレッスン時間にのみ英会話の機会を提供しますが、英語コーチングは面談以外の時間にも毎日学習進捗の確認や課題の添削などのサポートを行っている点が最大の違いです。
学習の継続と効率的な学習の2つに重点を置くことで、効率的なスコアアップをサポートしてくれます。
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TOEICスコアは半年で何点上がる?についてのまとめ
この記事では以下の疑問に答えてきました。
- TOEICは半年で何点上げられる?
- TOEICスコアを半年で最大限上げる勉強法は?
- TOEICスコアを半年で最大限上げる学習スケジュールは?
- TOEICスコアを半年で最大限上げるコツは?
TOEICは半年で何点上げられる?については、以下の通りです。
- 1日1時間→55〜90点
- 1日2時間→120〜170点
- 1日3時間→195〜230点
- 1日4時間→270〜300点
ただし、個別の学習計画とTOEIC対策により上記の数値の1.5倍程度は達成可能です。
TOEICスコアを半年で最大限上げる勉強法は以下のとおりです。
- 公式問題集やアプリで推定スコアを出す
- 語彙数を知る
- 単語帳に毎日触れる
- 文法が怪しい人は中学・高校レベルの英文法を固める
- 7割の力で聞き取れる英文で読む・聞く活動を大量に行う
- 単語帳に毎日触れる
- TOEICの模試を解きまくる
TOEICスコアを半年で最大限上げる学習スケジュールは自分の苦手やレベルに合わせて作成していくといいでしょう。
例えば以下のように各月、各週にやることを決めるといいでしょう。
TOEICスコアを半年で最大限上げるコツは以下のとおりです。
- 塗り絵する問題を決めておく
- スキマ時間を活用する
- 語彙・文法を優先する
- アプリを利用する
- 英語コーチングを活用する
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