【これだけ読めばOK】0からのTOEIC受験TODOリスト
英語力0の状態からTOEICを受験する場合、「何から手を付けたらいいのか?」「どんな勉強したらいいのか?」というのが分からないですよね。
この記事では以下のような疑問に答えていきます。
- TOEICを受験するうえで何を知っておくべき?
- 具体的に何からどのように勉強したらいいの?
TODOリスト形式で「これだけやっておけば大丈夫!」という内容になっていますので、ぜひリストを一つずつ潰していきましょう。
0からのTOEIC受験TODOリスト〜マインド編〜
いきなり学習に取り組む前にしっかりとTOEICを受験にあたって必要な基礎知識やスコアアップの戦略を立てていきましょう。
- TOEICの基礎知識を得る
- スコア別のレベル感を知る
- 目標のスコアを決める
- 直近のTOEICに申し込む
- 公式問題集を解いてみる
- 1日の学習時間を決める
- 机に座れる時間、電車で取れる時間などを確認する
- 学習計画を作る
TOEICの基礎知識を得る
TOEIC受験のスタートは「TOEICとはどんな試験なのか?」を知ることです。
要点をまとめると以下のようになります。
- TOEIC® Listening & Reading Testの通称
- 年間18回開催され、全国の会場で受験できるペーパーテスト
- 受験料は7,810円(税込)
- リスニング、リーディングの能力を測る試験
- 試験時間は120分でリスニング45分、リーディング75分
- Part1~4がリスニング、Part5~7がリーディングの7パート
- スコアはリスニング495点、リーディング495点の計990点満点
- スコアは5点刻み
- 過去問は存在しない
一般的にTOEICと言ったら、TOEIC® Listening & Reading Testを指します。実はTOEIC® Speaking & Writing Testsという試験もありますが、こちらは受験者が少ないためTOEICと言われたら=TOEIC® Listening & Reading Testのことだと考えてOKです。
2024年は全国各地の会場で18回開催されましたが、お住いの地域によっては開催されない回もあるので公式サイトで確認しましょう。
2024年時点で、受験料は7,810円(税込)でリスニング、リーディングの能力を測るペーパーの試験になります。
試験時間は120分でPart1~4のリスニング45分、Part5~7のリーディング75分の計120分で、スコアはリスニング495点、リーディング495点の計990点満点で算出されます。
5点刻みになるので、673点、のようなスコアにはなりません。
毎回各パートの問題数は固定されていますが、TOEICに過去問は存在しません。代わりに予想問題集や模試がたくさん市販されているのでそれらを使って対策をすることになります。
スコア別のレベル感を知る
TOEICのスコアは5点刻みの990点満点という話をしましたが、各スコアのレベル感を知って現状の確認や目標設定に役立てましょう。
まずTOEICを運営するIIBCによると、TOEICのスコア別のレベル感と企業が期待するスコア、コミュニケーションは以下のようになります。
スコアが10〜215点はEランク、220〜465点はDランク、470〜725点はCランク、730〜855点はBランク、860〜990点はAランクとなり、海外部門の社員には570~810点のスコアを期待する企業が多いということです。
また2023年度実施回の平均スコアは612点となっており、スコアの分布は以下のようになっています。
また、以下の図を見ると実際に多くの企業がTOEICのスコアを採用・昇進の基準に持っていることが分かります。
日系大企業では最低要件として平均スコアと同程度の600点以上を掲げています。また特に海外との取引や駐在が多い業界や外資系企業では800点以上を必要とする企業もあります。
これらはあくまで目安であり、管理職以上の役職、外資系投資銀行、海外部門などではより高いスコアが求められる傾向があります。
いずれにせよ、TOEICスコア600点以上からは履歴書に書くことができるスコアだと言われています。
目標のスコアを決める
スコアのレベル感や企業からの評価の相場感が分かったら、自分がどのスコアを目指すのかを決めましょう。
「とりあえず高い点数」ではなく、「まずは平均の600点」「外資系に転職したいから800点」など明確な目標を持って学習に臨むことで、常に目標意識を持ってモチベーション高く学習できるでしょう。
すでに目指す企業や業界が決まっている人は、公表されている採用条件に含まれるTOEICのスコアを確認するといいでしょう。
また社内昇進を目指す人は、社内情報から求められるTOEICスコア探してみるといいでしょう。
直近のTOEICに申し込む
目標のスコアを決めたら、まず最初に直近のTOEICを申し込んでしまいましょう。
テストというものは「勉強してから受けるもの」というイメージがあると思いますが、実は逆で「まず受けてしまう」のが最短の結果に繋がります。理由は2つあります。
1つ目は現状を知ることができるからです。目標のスコアが決まっていても、自分の現状のスコアが分からないとどんな勉強から始めたらいいのかが決められません。
例えば、同じTOEIC800を目指すにしても現状のスコアが500の人と300の人とでは何から手を付けていくかは大きく変わります。
目標を設定し、自分の現状を知ったうえで最短距離で目標を達成するための学習を逆算していくのが効率的です。
2つ目はモチベーションを高く保つためです。どんなに出来なくても先に一度テストを経験してしまうことで、これから自分が達成しようとしていることに実感を持てるようになります。先にテストを受けることで、その後の勉強の際にも「自分はあの問題を解けるように頑張っているのだ」「今この学習はTOEICにつながっている」という思考になり、モチベーションを高く維持できます。
また実際に会場に足を運んで、周りにもTOEICを受けに来ている人がいる状態だと「周りにもこんなに頑張っている人がいるんだ」という刺激をもらうことができます。
ちなみに金銭的に余裕がない場合はabceedやSANTAといったアプリケーションのスコア予測模試を受験することで現状の予測スコアを知ることができます。
ただし、本番に比べて問題数が少なく臨場感もないため、可能であればぜひ公開試験を受験することをおすすめします。
公式問題集を解いてみる
直近のTOEICの申込みが終わったら、早速公式問題集を一度通しで時間を測って解いてみましょう。
TOEICには過去問は存在しませんが、市販の予想問題集や模試はたくさんあります。ただ、その中でもTOEICを開発するETSが発行しているのは「公式問題集」というシリーズのみです。
年々難化傾向にあると言われるTOEICですが、公式問題集は開発元からの「こういう問題を出しますよ」というメッセージなのです。
2016年のアップデート以降、2024点時点で11冊が刊行されており、各刊2回分の模試を収録しています。
はじめてTOEICを受ける場合は必携の一冊となりますので、ぜひ最新版を購入しておきましょう。
直近のTOEICでも受験までには一ヶ月以上ありますから、実際に模試を解いて出題傾向や初回のテストまでの自分の学習方針を立てるのに役立てましょう。
TOEICはリスニング・リーディングそれぞれ100問の計200問出題されますが、公式問題集の巻末には正当数から予測スコアを導く対応表が載っていますのでぜひ自己採点して自分の現状のスコアを知りましょう。
公式問題集を解くときは、120分時間を測って通しで実施しましょう。リスニングとリーディングを分けて実施したり途中で休憩を入れる、時間を測らない、といった本番と違う環境で解くのは予測スコアに影響が出るのでNGです。
1日の学習時間を決める
目標を設定し、公式問題集から現状の予測スコアが分かったら1日の学習時間を決めましょう。
社会人の場合、1.5時間くらいが相場ですが、短期で結果を出したい人は3時間、無理せず進めていく人は1時間のペースなどが多いです。
1日の学習時間を考える場合は、以下の表が参考になります。
左側の先頭列は現状のスコア、上の先頭行は目標のスコアを表しており、現状のスコアから目標のスコアに到達するまでに必要な学習時間を一覧にしたものです。
例えば現状が250点で目標が650点なら950時間、現状が550点で目標が850点なら725時間の学習時間が目安となります。
仮に現状が250点で目標が650点とすると950時間が必要ということですが、1日3時間学習すれば316日(10.5ヶ月)で達成、1日1.5時間学習すれば633日(1年と9ヶ月)、1日1時間学習すれば950日(2年と7ヶ月)かかると予想できます。
自分の目標の期限と、英語学習のために確保できる学習時間から一日あたりの学習時間を決定するとよいでしょう。
机に座れる時間、電車で取れる時間などを確認する
机に向かわないとできない学習もありますが、耳さえ空いていればできる学習、スキマ時間の1分でもパっとできる学習など場面ごとにできる学習もさまざまです。
一口に学習時間といっても、机に向かえる時間ばかりではないと思います。特に社会人の場合はスキマ時間やながら時間を活用することで忙しい毎日でも英語学習の時間を確保しやすくなります。
- 通勤電車の中
- ホームで電車を待っているとき
- 家事をしていて耳だけが空いているとき
- 通勤中、歩きで耳だけが空いているとき
こういった時間を活用して、例えば通勤電車や電車を待っているときはパっとできる単語学習、耳だけが空いている状況でシャドーイングなどの時間を生み出していきましょう。
また、同じ通勤でも行きは元気で帰りは疲れがち、という場合は行きはシャドーイング学習、帰りは単純な英単語学習をする、などの時間配分も考えられます。
学習計画を作る
TOEICについて理解が深まったら、いよいよ学習計画を作っていきましょう。0からのTOEIC受験を想定した学習計画の作り方の一例をご紹介します。
ここまでに確認した事項を織り込んで、自分専用の学習プランを作りましょう。
- TOEICの基礎知識を得る
→OK - スコア別のレベル感を知る
→OK - 目標のスコアを決める
→まずは500点(1年後) - 直近のTOEICに申し込む
→翌月のTOEICをに申し込み済 - 公式問題集を解いてみる
→解いた結果350点(リスニング200点、リーディング150点) - 1日の学習時間を決める
→1日1.5h - 机に座れる時間、電車で取れる時間などを確認する
→机に座れるのは1h、電車やスキマ時間で30分
仮にここまでの項目をもとに自分の状況・目標がはっきりしたとしましょう。
その後最終的に以下のような学習計画を立てるとよいでしょう。
こちらの学習計画では、まず最初に単語・文法・発音を学習し、発音の学習が終わったら単語・文法を4ヶ月で仕上げ、その後は中学英語の音読&シャドーイングと単語学習を並行していく形を取っていきます。
机に座れる時間は文法、発音やシャドーイングを、移動時間には単語を学習していくように生活スタイルに合わせて計画を組んでいます。
0からTOEICの学習を始める場合は、発音、語彙、文法から学習していくのがおすすめです。
詳しい解説はこの後の実践編で紹介していきます。
0からのTOEIC受験TODOリスト〜実践編〜
ここまでは、0からTOEICを受ける場合の準備としてTOEICの基礎知識や学習計画の立て方を確認してきました。
ここからは0からのTOEIC受験のための具体的な学習方法を紹介していきます。
最初にすべき学習はこの4つです。
- 発音知識
- 語彙
- 中学文法
- 中学英文の音読
発音知識
一番はじめに学習するのは発音です。
発音学習で身につけてほしいのは以下の2つです。
- 発音記号
- 音声変化
発音記号(/ɑ/, /ʌ/など)とは英語の音素を表すもので、約15個の母音と24個の子音で構成されています。
正しい発音を身につけることで、リスニングでの聞き分けができるようになる、リーディングのスピードが上がるといったような効果が期待できます。
英語と日本語の発音は大きく異なります。例えば日本語の母音「あ」に近い発音は、英語では/ʌ/, /ə/, /æ/, /ɑ/など複数存在します。
本来は一番はじめに学習するべきですが日本の学校教育では学ばないことのほうが多いです。
発音を学ぶ際は動画つきの教材がおすすめです。
英語の会の発音記号3時間マスターは動画とセットで発音記号を学習できます。書籍で学習したい方はDVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本がおすすめです。
発音記号は数が多くないので、数時間程度で学習を終えることができます。実際に発音しながら、学習してみましょう。
音声変化とは文章を読むときに発音が変化する現象のことで、大きく5つに分類できます。
英語の文章を読めば分かるのに、うまく音が聞き取れないのは音声変化が発生しているためです。
音声変化のルールを学ぶことで、リスニング力を効率的に上げることができます。2週間程度で一通りのルールは学習できます。
音声変化を学習する際には、kindle版とハードカバーがある5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れるがおすすめです。
発音の学習を終えたら、自分の発音の正しさをチェックできるELSA Speakなどのアプリでテストを受けるのがおすすめです。
画像のように発音の正確さが数値で確認できます。
音声記号別に発音の正確度を診断することもできるので、例えば/ʌ/の発音は90%出ているけれど/ə/の発音が30%という数字の場合は、後者の音素を復習する、といった効率的な学習ができます。
ELSA Speak: AIで英会話・英語の学習・発音を改善
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語彙
語彙力はは語学の基礎であり、たくさんの英単語の意味を知っていること=英語力といっても差し支えのないくらいです。
中学の英単語に不安がある場合は3000語をそうでない場合は5000語レベルの英単語を覚えましょう。
語彙5,000語のレベル感としては、英検2級、TOEIC500レベルです。具体的な語彙数はTest your English vocabularyなどのサイトですぐに分かります。
大学受験レベルまである程度しっかり英語を学んでいた場合は、すでに5,000語の語彙を習得していることもあります。
基礎語彙の学習方法としては英単語アプリか単語帳がおすすめです。
英単語アプリはmikanがおすすめです。以下の記事で詳しい使い方を解説しています。
mikan, 単語帳ともに学習するレベルとしては、以下の目安があります。
・中学レベルの英単語から復習したい
→「高校入試レベル」、「中学全範囲」、「英検5〜3級」「3,000語レベル」などの記載があるもの
・高校レベルの英単語を復習したい
→「大学入試入門レベル」「英検凖2〜2級」「5,000語レベル」などの記載があるもの
中でも「英検でる順パス単シリーズ」は単語が重複せずにレベルに合わせた学習ができるのでおすすめです。(mikanにも収録されています。)
単語学習の際には以下のポイントを意識しましょう。
- 復習の頻度を高くしすぎない
- 最低1日100語以上触れる
- 発音も一緒に覚える
- 一語につき1つの和訳だけ覚える
- すぐに覚えられると思わない
具体的なスケジュールとしては以下のような進め方です。
- 1,500語収録されている場合、毎日100語ずつで15日間で一周する
- 発音を聞き、自分でも発音したあと和訳も口に出す(口パクでもOK)
- セクションを区切らずに一番最初の単語からいちばん最後まで一気に進める
中学文法
英文法はすべての学習の基礎になります。TOEICのPart5は語彙・文法問題ですが、それ以外のPartでも英文法を理解していないと学習の効率が下がってしまいます。
おすすめの参考書は中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版です。
わかりやすい挿絵もあり、演習もセットになっているので一冊仕上げれば十分です。
文法を学習するときは以下のポイントを押さえましょう。
- わからない部分は動画を見る
- 問題を解く
- 完璧主義を捨てる
- 1つの参考書を3周する
- 早めに4技能の学習に進む
文法学習で分からないところは何度読んでもわからないことが多いので、理解度が高まる動画視聴がおすすめです。Youtubeで該当の文法事項の名前で検索すれば文法講義の動画が見つかるはずです。
文法を学ぶときは説明を読んだあとに問題を解きましょう。アウトプットしてみると理解度が低いところが分かったり、記憶に残りやすくなったりします。
文法事項は参考書の学習だけでは100%分からない部分があります。実際に英語を読んだり書いたりする中で分かることもあるので、この時点で100%理解する必要はありません。
分からない箇所に詰まって時間をかけすぎるのは得策ではありません。
文法の参考書はコロコロ変えず、これと決めた一冊を最低三周しましょう。周回を重ねることで次第に理解が深まるので、三周を目安に取り組みましょう。
また、一周したら参考書を変える人がいますが、記憶が定着しないうちに参考書を変えるとせっかく深まりかけた記憶がリセットされるのでおすすめしません。
中学英文の音読
発音、語彙3000語、中学文法を学習した後は、語彙学習と並行して中学英文の音読トレーニングを始めていきましょう。
音読をしているとき脳は非常に活発化しており、読む、聞く、書く、話すという英語の4技能すべてに必要な能力が同時に鍛えられています。
ですから、短い時間で大きな効果が期待できるのです。
なぜ音読が効果的と言えるのかについては以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご一読ください。
特に英語の基礎が十分でない初学者の方であれば、音読学習は効果抜群と言えるでしょう。
具体的なステップとしては次のようになります。
- CDで正しい音声を聞き、テキストを見ながらポーズのあとに続いて音読する
- テキストを見ながら音読する
- バリエーションを加えて音読する
- テキストを見ずにポーズのあとに続いて音読する
それぞれを詳しく見てみましょう。
まずは正しい発音を身に付けましょう。
いきなり読み始める前に必ず正しい発音を聞いてください。
全部聞いてから読むと短期記憶から飛ぶので、適度にポーズを入れながら聞く➔読む➔聞く➔読むというようにCDと交互に音読していきます。
いわゆる普通の音読です。
正しい発音で読めるようになったら、今度は音声無しでテキストを自分で音読します。
直前で音声を聞いていても読んでいる途中で読み方が崩れたりするので、途中CDステップ1に戻って発音を修正しながら行います。
音読は単調になりがちです。
ステップ2をしばらく続けていると意味処理を伴わない「空読み」状態に陥ります。
そこで、音読に変化をつけて「シャドーイング」や「ルックアップアンドセイ」といった音読を行います。
徐々に負荷を高めていく工夫をすると飽きずに音読できます。
最後の仕上げでテキストを見ずに、音声だけを聞いてポーズの後に自分で音声を再現します。
かなり負荷が高いですが、音読の仕上げとして行います。
できない箇所は何度も音声を繰り返してできるようになるまで練習します。
※文章が長すぎる場合はコンマで区切ってOKです!
音読を行う際にはいくつか注意事項があります。
ポイントを外すと効果が薄れるので注意してください。
音読をする際の注意事項
- 正しい音声を聞くこと
- 意味を理解してから音読すること
- 同じテキストを繰り返すこと
音読というと、テキストを声に出して読むだけというイメージがあるかもしれません。
しかし、それでは正しい効果が得られません。
音読は必ず正しい発音を聞いて、正しい発音で行ってください。
文法と語彙を調べて英文の意味を理解した後で音読しないと意味がありません。
意味がわからないまま、曖昧なまま音読しても脳が働かないので効果が出ません。
音読は繰り返しが肝だということを忘れないでください。
同じテキストを繰り返すことで、徐々に脳が自動で英語を処理してくれるようになります。
中途半端な回数しか練習せず、いろいろなテキストに手を出すのは厳禁です。
音読学習の最初の一冊におすすめなのが「英会話・ぜったい・音読(入門編)」というテキストです。
内容的には中学1、2年生レベルです。
「こんなに簡単なテキストで効果があるのか?」と思うかもしれませんが、中学英語には英語の基本が詰まっています。
中学英語をマスターすればTOEIC500は楽に突破できるというデータも出ています。
まずはこのレベルの英語を体の芯まで染み込ませましょう。
もし上のテキストが簡単すぎる、もしくは繰り返しが終わった場合は「英会話・ぜったい・音読(標準編)」というテキストに挑戦してみましょう。
テキストのレベルは中3レベルです。ちなみに私はこのテキストを開始した時TOEICスコアは860でしたが、十分負荷がかかりました。
音読の回数は1つの文章につき100回を目指します。
音読の回数に関して気になる方は、以下の記事で悩みを解決できます。
私は1日30回音読する前提で、次のようなスケジュールで進めました。(上で紹介したテキストは12レッスンで構成されています。)
テキスト周回数 | 音読の内容と回数 |
---|---|
1、2周目 | 音声を聞き、テキストありでリピーティング×5回、通常の音読×15回、シャドーイング×5回、テキストなしリピーティング×5回 |
3、4周目 | 音声を聞き、テキストありでリピーティング×2回、通常の音読×7回、シャドーイング×3回、テキストなしリピーティング×3回 これを2レッスン分すすめる |
5周目 | 音声を聞き、テキストありでリピーティング×1回、通常の音読×5回、シャドーイング×2回、テキストなしリピーティング×2回 これを3レッスン分すすめる。 |
これで100回読んだことになります。
0からのTOEIC受験には英語コーチングがおすすめ
0からのTOEIC受験には英語コーチングがおすすめです。
英語コーチングとは、英語学習のプロである英語コーチが専属であなたの英語学習を徹底的にサポートするサービスです。
具体的には
- 週次の面談
- 毎日の学習進捗チェック
- 学習計画の作成
- 発音・英作文の添削
- チャットでの質問対応
といったサポートを提供することで、TOEICのスコアアップにかかる時間を1/2~1/3にまで短縮することができます。
英語教室はレッスン時間にのみ学習の機会を提供しますが、英語コーチングは面談以外の時間にも毎日学習進捗の確認や課題の添削などのサポートを行っている点が最大の違いです。
学習の継続と効率的な学習の2つに重点を置くことで、0からのTOEIC学習をサポートしてくれます。
英語コーチングについて、以下の記事で詳しく解説しています。
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