【1ヶ月実際に使って分かった】言語交換アプリHello Talkがおすすめ出来るのはどんな人?
この記事では、現役英語講師&英語コーチの私が言語交換アプリ「Hello Talk」を1ヶ月実際に使ってみてどんな人にオススメ出来るかをまとめています。
Hello Talkってどんなアプリ??
Hello Talkは、世界各国のユーザーと言語交換が出来るスマートフォンアプリです。
無料で外国人とチャットや通話ができることで、多くの注目を集めています。
アプリ名 | 対応OS | 利用料 | できること |
---|---|---|---|
Hello Talk | iOS/android | 無料(一部有料) | チャット・電話(ビデオ選択可)・タイムライン |
Hello Talkがおすすめできる人の特徴
結論から言うと、Hello Talkがおすすめできるのは以下の人です。
- 英語の学習時間に余裕がある
- 外国人の友人がほしい
- 無料で英会話がしたい
- とにかく話すのが好き
以下でHello Talkの優れている点・残念な点、そして最後にオンライン英会話との違いを一覧にしておりますのでぜひ参考にされてみてください!
Hello Talkの優れている点
- 無料で使える
- 外国人の友人が増える
- ネイティブと話せる
- 勉強熱心なユーザーが多い
無料で使える
なんといっても無料で英会話・チャットができるのがこのアプリの特徴です。
一部有料機能もありますが、無料会員でも十分活用できます。
利用できるのは主に以下の機能です。
- チャット
- タイムラインでの投稿・反応などの交流
- 通話(ビデオ選択可)
チャット機能では、海外のユーザーとテキストメッセージの送受信ができます。
ライティングの練習としても活用できますし、
「海外の人と交流してみたいけど、英会話はちょっと…」
という方も気兼ねなく利用できます。
Hello Talkにはタイムライン機能があります。
簡単に言うと、Twitterのようなものです。
自分で投稿する事もできるし、日本語を学習したい外国人の投稿を閲覧・コメントなどが出来ます。
僕は
「誰か今電話でお話できる人いませんか??」
という投稿をしていましたが、常に5分以内に複数の人からリアクションがありました。
また中には日々の出来事を学習言語で投稿して、他のユーザーから添削を受けている様子もよく見ます。
もちろん、あなたも日本語を学習している外国人の投稿を見てリアクションしたり、添削してあげることもできます。
タイムラインなどで反応があった人とつながりができたら、電話をすることも出来ます。
特に時間の制約もなく、話が合えば長電話することも可能です。
ビデオオンも選べますが、僕はビデオオフでしか通話したことはありません。
外国人の友人が増える
Hello Talkは世界各国にユーザーがいますから、外国人の友人を作ることが出来ます。
海外在住の友人はもちろん、日本在住の外国人も多くいるので実際に会ったりすることも出来るようです。
オンライン英会話では、どうしても先生と生徒いう関係ですから実際に会ったりするのはNGですが、Hello Talkでは完全にフラットな関係同士なので特に気兼ねなく友人を作ることが出来ます。
ネイティブと話せる
オンライン英会話ではネイティブスピーカーを先生にすると、結構お金がかかりますが、Hello Talkでは無料です。
朝の時間帯は「電話できる人??」という投稿をすると結構な確率でネイティブスピーカーから反応があります。
反対に夕方以降は、同じアジア圏のユーザーからのリアクションがほとんどです。
午前中〜日中にかけて時間がある人にとっては、ネイティブと会話ができる機会が多いのは嬉しいですね。
勉強熱心なユーザーが多い
アプリを利用しての交流で不安なのは
「変な人が多いんじゃないの??」
という点ではないでしょうか??
結論から言うと、1ヶ月使って変なユーザーには一人も遭遇しませんでした。
言語交換アプリと銘打っているくらいなので、そもそも出会い目的だけで来ているような人は他のチャットアプリなどに流れるのかもしれません。
どのパートナーも礼儀があり、きちんと言語交換を行うことが出来ました。
一方で、女性のユーザーの中にはプロフィールに「NO ROMANCE!」と書いている人もいたので、女性ユーザーにとっては出会い目的で近づいてくるケースがあるのかもしれません。
その場合でも直接あっているわけでもないので、個人情報はあまり晒さないように注意すればリスクは減らせると思います。
Hello Talkの残念な点
- 日本語を話す時間がある
- 15分に一度接続が切れる
- 英語が得意でない相手もいる
日本語を話す時間がある
Hello Talkは「言語交換」アプリですので、あなたは英語を学習するだけでなく、日本語の勉強をサポートする必要があります。
30分通話したら、15分は日本語でやりとりをするのが、礼儀です。
チャットでも通話でも基本的には同じです。
もちろんユーザーの中には
「日本語ではなく、日本文化に興味があるから全部英語でいいよ!」
という人もいますが、僕は多くの場合50%は日本語で話します。
単純に英会話にかかる時間が2倍になるので、時間がない方にとってはマイナスポイントです。
15分に一度接続が切れる
Hello Talkを使って通話をすると15分に一度の頻度で、1分ほど接続が悪くなるケースがありました。
95%発生する現象だったので、個人的には結構苦痛でした。
無料アプリなので、ある程度仕方ないとは思いますがやはりコミュニケーション中に接続が切れるのは痛手です。
英語が得意でない相手もいる
Hello Talkには英語が母国語でない人がたくさんいます。
アジア圏のユーザーの英語力はまちまちで、私が英語で話すと、聞き取れていないケースや英語での発言に難を抱えているユーザーもちらほらいます。
もちろん相手は英語の先生ではないですから、高い英語力の人ばかりではないということは覚えておいたほうがいいかもしれません。
Hello Talkとオンライン英会話どっちがいい??
この記事を読んでいる方の中には
「オンライン英会話を使っている(使いたい)けど、お金をかけたくない」
という方もいるかも知れません。
そういった方向けにHello Talkとオンライン英会話の違いを一覧にしましたので、ぜひ参考にされてみてください。
Hello Talk | オンライン英会話 | |
---|---|---|
料金 | 無料(一部機能有料) | 7,000〜15,000円 |
1日に話せる時間 | 無制限 | 25分が多い |
相手との関係性 | フラット(友人) | 講師と生徒 |
相手の英語力 | まちまち | 一定水準以上 |
教材の有無 | なし | 利用可能 |
接続 | ▲ | ⭕ |
添削の有無 | 基本なし | 希望すればあり |
時間効率 | ▲(日本語で話す時間がある) | ⭕(すべて英語) |
とにかくHello Talkは、無料で時間制限がなく話せるという一点が大きなメリットですね。
一方で、効率よく学習したい、と考える方にとっては日本語を使う時間が発生したり、教材が用意されていなかったりとデメリットに感じられるポイントも多いのも事実です。
まとめ:Hello Talkは〇〇な人にオススメ!
ここまでのことをまとめると、Hello Talkがおすすめできるのは以下の人です。
- 英語の学習時間に余裕がある
- 外国人の友人がほしい
- 無料で英会話がしたい
- とにかく話すのが好き
とにかく急ぎで英語をなんとかしたい、という方はオンライン英会話を、時間的に余裕があって楽しみながら英会話をしたい方にはHello Talkがおすすめできます。
なにはともあれ、無料のアプリですから気になっている方はぜひ一度インストールして使ってみることをおすすめします!
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