【対面だけじゃない!】オンラインで利用できる英語学習サービス
コロナをきっかけにリモートワークなど、オンラインのサービスの可能性が大幅に広がりました。
英語学習においても、オンラインで利用できるサービスが増えています。
「オンライン英語学習」という新たな領域は私達の英語学習をより便利に・効率的にしてくれる可能性を秘めています。
この記事では以下の疑問に答えていきます。
・オンラインで英語は習得できる?
・オンラインで利用できるサービスの種類は?
・オンライン英語学習のメリット・デメリットは?
・オンラインでの英語学習が向いている人の特徴は?
オンラインサービスを活用することで、一気に英語学習の幅が広がりますよ〜!
オンラインで英語は習得できる?
結論から言うと、オンラインで英語を習得することは十分可能です。
対面での学習とオンラインでの学習の違いについては後述しますが、両者とも結局英語学習の手段に過ぎません。
例えば、対面で英会話をしても、オンラインで英会話をしても他の条件が同じならば差はありません。
実際に私もコロナ禍で英語の学び直しを始め、オンラインサービスを利用しての独学でしたが、英検1級・TOEIC985を取得することが出来ました。
オンラインで利用できる5つの英語学習サービス
英語学習において、オンラインで利用できるサービスは以下の5つです。
- オンライン英会話
- オンライン英語コーチング
- オンライン家庭教師
- 英語学習アプリ
- 英語学習サイト
どんなサービスなのかを1つずつ解説していきます!
①オンライン英会話
オンライン英会話は、オンラインで対人の英会話の練習ができるサービスです。
ネイティブ圏の講師やフィリピンヨーロッパ、アフリカなど世界各国の講師と英会話が出来ます。
オンライン英会話は毎日25分のレッスンを受けた場合でも、月額7,000円〜ですが、スクール型の英会話では1時間あたりで5,000円以上かかります。
オンライン英会話だと教室の運営費用がかからず、講師は海外在住で、給与水準が相対的に低いため、格安でレッスンが提供出来ます。
また、オンライン英会話の中には24時間開講しているところもある上、ネット環境さえあれば世界中で受講することが出来ます。
これにより、オンライン英会話では場所と時間を選ばず英会話ができるようになります。
オンライン英会話では、世界各国の講師と接続するため、国や地域によっては通信環境が悪いことがあります。
実際に私が使っていたときも、時々講師の声が途切れてしまったり、映像と音声にラグが出てしまうことがありました。
対面と違って、オンラインではどうしても声の調子やジェスチャー、雰囲気などが掴みづらいため、コミュニケーションが対面よりも難しくなりやすいです。
②オンライン英語コーチング
オンライン英語コーチングは、英語学習のプロである英語コーチがマンツーマンで受講者の英語学習をサポートするサービスです。
もちろん英語そのものを指導することもサービスに含まれますが、「英語学習の方法」「英語学習の習慣化」を重視しているのが特徴となります。
学習塾や英会話教室との違いは英語の内容そのものを扱う「ティーチング」ではなく、学習計画に沿って都度修正を加えながら学習をマネジメントしていく「コーチング」に重きを置いている点です。
具体的に提供されるのは以下のようなサービスです。
・マンツーマンでコーチがサポート
・コーチによる面談
・学習計画の作成
・日々の学習で出た質問の解決
・学習成果・定着度チェック
・学習進捗の確認・修正
・発音やライティングの添削
・教材の提供
英語コーチングでは、コーチが受講者の現状の英語力、目標、期間、1日に確保できる時間などから「あなただけの」専用カリキュラムを作成してくれます。
マンツーマンならではのサービスで、英語コーチングの大きな特徴です。
例えば、「英会話を習得したい」という人には、瞬間英作文の学習をメインにオンライン英会話や英作文などのアウトプットを盛り込んだサービスを提供します。
一方で、「TOEIC」の点数を伸ばしたい、という人にはレベルに合わせて文法・語彙学習、シャドーイング、多読など様々な学習項目を組んでいきます。
自分に合った最適な学習カリキュラムを自分で決めるためには、途方も無い時間がかかります。
実際に私も英語の学び直しをする際に、自分の学習カリキュラムを組むために膨大な時間を費しました。
英語コーチングでは、各社英語学習のプロが「第二言語習得理論」という科学的に正しい学習方法の理論をもとに、受講者の現状、目標に最適な学習プランを作成してくれます。
これにより、多くの回り道をショートカットして英語力を効率よく伸ばすことが出来ます。
英語コーチングはマンツーマンでコーチがサポートしてくれるため、月額平均が約12万円と受講費用は高額になります。
他の習い事と比較しても、高額な部類に入るでしょう。
しっかり吟味してサービスを決定する必要があります。
受講金額を抑えるためのポイントは、以下の記事で解説しています。
コーチング以外に英会話や文法のレッスンを提供しているサービスもありますが、英語コーチングの基本は自習になります。
週1回の面談では、学習の進捗確認や計画の修正などがメインになりますから、面談がない日にも時間を作って勉強をする必要があります。
多くのサービスではコーチにいつでもチャットで質問できるので、完全な自習とは違いますが、机に一人で向かって勉強することになります。
③オンライン家庭教師
オンライン家庭教師とは、オンラインで学習塾や家庭教師のようなティーチングを受けられるサービスです。
コロナをきっかけに普及し、意外と社会人の方も利用しているサービスです。
私自身、英語コーチと並行してオンラインの家庭教師としても活動していますが、「社会人でもしっかりティーチングを受ける価値がある」と感じています。
というのも、社会人になるとなぜか塾に行かないのが普通になりますが、英語の学び直しでも特に序盤はしっかりと先生についてもらって基礎を叩き込んでもらったほうが効率的であるためです。
社会人の方でも、高校レベルの英文法が怪しかったり、英文が読めなかったりすることは多々ありますので、こういったサービスも有効です。
大人も通える英語塾などに通う場合、大抵開いているのは仕事が終わる17時以降です。
しかし、中には平日の昼間に通いたい、反対にちょっと遅めの時間帯が嬉しいというかたもいるでしょう。
オンラインで英語を教えている講師は個人事業主の事が多いので、オンラインの特性も相まって比較的時間の融通がききやすいです。
自宅から受講できるので、今まで時間帯が合わずに英語のレッスンが受けられなかった人にもおすすめです。
オンライン家庭教師は、まだ新しいサービスなので対応している講師が少ないのが現状です。
特にベテラン講師になるほど、ICTへの対応が遅れて参入出来ていないのが現状です。
とはいえ、自宅の周りでは出会えなかったであろう講師との出会いが期待できるので、自分の希望条件や時間帯に合う講師を探してみるといいでしょう。
④英語学習アプリ
英語学習アプリとは、スマートフォンなどで利用できる英語学習者向けのアプリケーションです。
英単語や英文法を始め、4技能の育成にも対応しているアプリが多くあり、本格的に学習の中心教材に据える人も出てきています。
英語学習アプリはスマホに入っているため持ち運びが便利で、画面が自動で動いていくので学習へのハードルが下がりやすいです。
例えば電車での移動時間、本を持ち歩き、車内で広げてページを捲っていくのは意外と労力がかかります。
しかし、アプリならスマホでサッとアプリを開いて、画面の指示通りに学習が出来るので楽です。
些細なことに思えるかも知れませんが、私自身もアプリを導入したことでスキマ時間に英単語の学習が習慣化し、1週間で2時間、スキマ時間に英単語をやるようになりました。
またアプリでは解いた問題数や、時間、さらには正答・誤答まで自動で記録されていくので、アナログの管理が不要です。
学習の記録があると、自分の学習を振り返るときの材料になってくれるので非常に大切です。
タブレットで勉強する際は問題ないのですが、スマホだと画面が小さいため、勉強がしづらいと感じる部分があります。
例えば、私はスタサプで長文読解をするときに、スマホだと画面の横幅がないので文章が縦に長くなりすぎて読みづらいと感じることがありました。
アプリはスマホなどのデジタル機器の上で動くので、多少の操作が必要です。
最初のうちは様々な機能や設定に慣れず、使いづらさを感じる人がいるかも知れません。
⑤英語学習サイト
英語学習サイトは、アプリを使わずにWebサイト上で英語学習が出来るサービスです。
主に英文法などの解説ページがこれに当たります。
個人が趣味の延長で提供していることが多いため、無料で使えるものが多いです。
教材が印刷用に整えてあるサイトなどもあり、気軽に英文法などを学ぶことが出来ます。
Webサイトの特性を生かして、各文法事項が丁寧に体系化されているので、非常に見やすく網羅性も高いことが多いです。
アプリと違ってWebサイトのため、勉強したいときはブラウザからリンクを開く必要があります。
お気に入り登録しておけば楽ですが、それでも少し面倒に感じるかも知れません。
個人が無料で提供している学習サイトは、十分に校閲されているわけではないため、中には誤った表記や情報が含まれていることがあります。
利用する際はあくまで、大枠を捉えるためのもの、くらいの気構えが丁度いいかも知れません。
英語学習における対面とオンラインの違い
英語学習における対面とオンラインの違いを見ていきましょう。
それぞれ良いポイント・悪いポイントありますので、まずは一覧表で確認します。
オンライン学習 | 対面学習 | |
---|---|---|
費用 | ○ | ☓ |
選択肢の広さ | ○ | ☓ |
利便性 | ○ | ☓ |
モチベーションの維持 | ☓ | ○ |
人とのつながり | ○ | ○ |
オンライン学習のメリット・デメリットを見ていきましょう!
オンライン英語学習のメリット
- 費用が安くなる
- 選択肢が広がる
- いつでも、どこでも出来る
対面と同じサービス内容なら、オンラインの方が費用は安くなる傾向があります。
これは、オンラインの場合教室運営費用がかからないためです。
また対面学習の場合、サービスや講師の選択肢は通える範囲のスクールに限られますが、オンラインなら全国・さらに世界中へと選択肢が広がります。
例えば対面の場合、「海外在住の先生に習いたい」と思っても、不可能ですが、オンラインなら十分可能になります。
さらにオンラインは場所・時間を選ばないため、自分の生活スタイルに合わせたサービス利用が出来ます。
例えば、オンラインなら子育てを終えて自宅から夜遅くに英会話をしたり、出張先や帰省中にもレッスンを受けたりすることが出来ます。
オンライン英語学習のデメリット
- モチベーションの維持が難しい
- 人とのつながりが希薄になる
- 教室での自習ができない
オンラインでの学習はどうしても人とのつながりが希薄になりがちです。
私も実家からオンラインで英語を勉強しているときは、リアルでの知り合いは一人も出来ませんでした。
仮にWeb上で仲良くなっても、やはり対面に比べると人とのつながりが薄れている感じが否めません。
例えば、「教室で同じように英語学習を頑張る人から刺激をもらう」といった場面はなくなります。
さらに教室型のサービスではレッスン外の時間でも自由に自習室を使えることが多いですが、オンラインのサービスは教室を持っていないので、自習室の利用が出来ません。
自宅で勉強したくない場合は、自分で学習場所を確保する必要があります。
オンラインでの英語学習がおすすめの人の特徴
オンライン学習のメリット・デメリットを踏まえて、オンラインでの英語学習がおすすめの人の特徴を5つ紹介します。
- 英語学習をしないといけない状態に追い込まれている人
- 費用を安く抑えて英語学習したい人
- 近所に満足できる英語学習サービスがない人
- 対面の学習サービスと時間帯が合わない人
- 移動が多い・海外に住んでいる人
1つずつ解説していきますね。
①英語学習をしないといけない状態に追い込まれている人
オンラインでの英語学習はメリットが多いですが、孤独になりやすいので継続のしやすさで言うと対面学習に分があります。
しかし、英語を習得する必要性に迫られている場合は「そんなこと気にしてられない!」と火がついているので、オンラインでも十分継続が出来るでしょう。
例えば、以下のような状況にある人はオンラインでも学習を継続しやすいです。
- 会社の昇給・昇格の条件になっている
- 留学や海外駐在が控えている
- 直近で外資系に転職したい
オンラインだと忙しい人でも時間を活用しやすいので、こういった状況にある人はオンラインでの英語学習サービスがおすすめできます。
②費用を安く抑えて英語学習したい人
前述の通り、オンラインの英語学習サービスは対面に比べると価格を抑えて利用できます。
予算的に少しでも低価格で英語を学習したい場合、オンラインサービスを利用したほうがお得に学習を進められます。
③近所に満足できる英語学習サービスがない人
対面での英語学習サービスは物理的に、自宅か仕事場の近所の通える範囲の中から探すことになります。
しかし、開講しているコースのレベルが合わなかったり、自分の希望に合う講師が居なかったりなどの理由で満足できない場合もあるでしょう。
オンラインなら場所に囚われずにスクールや講師を選べるので、一気に選択肢が広がりきっと満足の行く英語学習サービスに出会えるはずです。
特に地方にお住まいの場合、そもそも近所に英語学習サービスを提供している場所がない、あっても通うのに労力がかかることが多いでしょう。
その場合でも、オンラインならこれまで諦めていた英語学習サービスを受講できるようになります。
④対面の学習サービスと時間帯が合わない人
対面の場合、教室に誰かが常駐する必要があるため、開講時間が限られており、多くの社会人の仕事終わりの時間帯に通う必要があります。
しかし、平日休みの人やシフト制の働き方をしている場合、「午前中に受講したい」「日中に受講したい」という人もいることでしょう。
オンラインなら講師も出勤せずに自宅からサービスを提供できるため、比較的時間の調整がしやすいです。
また海外在住の方からサービスを受ける場合なら、自分の希望に合う時間帯に時差が働く講師を選んだりすることが出来ます。
このようにオンラインなら、時間の融通がききやすいので、通常のスクールの開講時間に生活時間が合わない方にもおすすめです。
⑤移動が多い・海外に住んでいる人
英語を勉強したくても、出張や海外に住んでいるためにスクールなどに通えない、通いづらい人も多いのではないでしょうか。
スクールは受講できる場所が物理的に限られるため、各地を転々とすることが多い場合なかなか安定して通い続けることが難しいです。
オンラインなら、ネット環境さえあれば全国、全世界で受講ができるので各地を飛び回っている方にもおすすめです。
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サービス名 | Satellite | ||
---|---|---|---|
URL | https://keizokushitai.com | ||
受講期間(ヶ月) | 4 | 6 | 12 |
料金 | ¥308,000 | ¥445,500 | ¥792,000 |
入会金 | ¥55,000 | ¥55,000 | ¥55,000 |
総額 | ¥363,000 | ¥500,500 | ¥847,000 |
月額料金 | ¥90,750 | ¥83,416 | ¥70,583 |
受講スタイル | オンライン | ||
添削 | ○ | ||
教材 | 市販 | ||
面談 | 月4回50分 | ||
学習時間 | 制限なし | ||
月払い | ○ | ||
割引 | 紹介・学生・即日割引 | ||
初学者向け | ○ | ||
ビジネス | ○ | ||
英会話 | ○ | ||
TOEIC | ○ |
Satelliteのおすすめポイント
英語コーチングの中では珍しく、毎日の添削サービスが付いているのが特徴です。
発音矯正、英作文から英会話の添削までついているのは唯一無二のサービスと言えます。
初心者の方は英語のプロから添削を受けることで成長の角度を上げることが出来ます。
また大手と違い「カウンセリング担当者=自分の担当コーチ」であるため、「担当のコーチと合わない」という可能性が少なくなります。
通常、無料カウンセリングは営業の担当者が行い、実際のコーチングは英語コーチが担当します。
そのため無料カウンセリング時に抱いた印象と実際のコーチングの印象が異なる、ということがよくあります。
どのコーチがアサインされるかはわからないので、自分の性格と合わなかったり、十分な実力がないコーチが担当になる可能があります。
そういったリスクがないのは、すべての業務を一人の担当している個人サービスならではと言えるでしょう。
Satelliteのイマイチなポイント
個人で提供しているサービスのデメリットとして、返金保証がないことが挙げられます。
まとめ
この記事では、オンラインで利用できる英語学習サービスを5つ紹介しました。
- オンライン英会話
- オンライン英語コーチング
- オンライン家庭教師
- 英語学習アプリ
- 英語学習サイト
オンライン英語学習のメリット
- 費用が安くなる
- 選択肢が広がる
- いつでも、どこでも出来る
オンライン英語学習のデメリット
- モチベーションの維持が難しい
- 人とのつながりが希薄になる
- 教室での自習ができない
オンラインでの英語学習がおすすめできる人の5つの特徴
- 英語学習をしないといけない状態に追い込まれている人
- 費用を安く抑えて英語学習したい人
- 近所に満足できる英語学習サービスがない人
- 対面の学習サービスと時間帯が合わない人
- 移動が多い・海外に住んでいる人
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