受験英語はTOEICに使えない?受験英語プラスαで860まで取れました。
こんにちはAkioです。
「受験英語は役に立たない」とよく聞きますが、実際はどうなのでしょうか?
僕は少なくとも英語の基礎を身につける上では非常に役に立つと考えています。
この記事では、実際に僕が受験英語プラスαでTOEICスコア860を取れた経験を基に受験英語の有用性について結論を出します。
結論:受験英語プラスαでTOEIC860は取れる
結論から言うと受験英語プラスαでTOEIC860は取れます。
僕自身がまさにこのケースです。
大学受験のあと、TOEICの過去問演習と参考書を3ヶ月間取り組んだ結果スコアが600➔860になりました。
大学受験から2年位経っていたのでブランクはありましたが、実際達成できました。
TOEICはスピード勝負の側面があるのでその点は苦労しましたが、TOEICの問題で意味が取れないとか、文構造がつかめないといったことはありませんでした。
なので、受験英語で培った知識をTOEICに合わせていけば高得点を取ることはできるなと感じましたし、実際に可能でした。
受験英語をしっかり勉強しておけば英語の基礎は十分身につくということです。
受験英語で話せるようにはならない
僕は学校の英語教育で英語を話せるようにはなりませんでした。
センター試験で190点を取れても、英語を話せるようにはなりませんでした。
学校の試験や受験では英語を話せなくても合格点を取ることはできますし、そもそも話すためのトレーニングを受けたことがなかったので当然といえば当然です。
ただし、読めない・書けないことは話せるわけがないので、将来的に学校英語で培った英語がスピーキングに役に立つのだということは伝えておきます。
本来受験英語、TOEIC英語なんて存在しない
本来英語に受験用とか、TOEIC用とかって分類はないと思ってます。
確かに各試験で使われる語彙の傾向とかリスニングの配点の高低とかはありますが、根本にあるのは同じ「英語」です。
試験に合わせて調整をする必要はあると思いますが、英語の勉強をしていれば自然といろんな試験で通用する「本質的な英語力」は身についていくものです。
例えば長文が読める人は対策をしなくてもTOEICでも英検でも点数が取れるはずです。
僕は中学・高校時代は参考書をあまり使わず、多読がメインの学習方法でしたが、気づいたら学校のテストや模試なんかで長文問題が得意になっていました。
問題を解いた数は少なかったのでしょうが、英語の文章を正確に速く読むことができれば勝手に点数はついてきます。
本質的な勉強を続ければ自然と力は付いてきます!
まずは基礎をしっかり身につけてから試験対策
試験というのはあくまで日々の学習の成果を確認するためのものです。
もし長い目で英語を勉強していきたいと考えているのであれば年中試験勉強するのはおすすめできません。
TOEICや何らかの試験のためだけに勉強をするのは時として辛いものです。
例えばTOEIC400点の人が900点を目指して学習するのは長期戦になるでしょう。
そこでこの目標に向かってひたすらTOEIC向けの問題集をやり込む、というのはおすすめできません。
おそらく点数はどこかで頭打ちになるでしょうし、多分楽しくないと思います。
TOEICはテストであって学習素材ではありません。
もっと音読や多読、文法学習など王道のトレーニングを通して英語を味わいながら実力を伸ばしていった方が結果的に高得点につながると思います。
まとめ
この記事では受験英語がTOEICに役立たないかどうかについて考察しました。
受験英語はTOEICに役立たない?
- 学校英語は基礎をつくるのに役立つ
- 学校英語プラス試験対策でスコア860までは取れる(実体験)
- 試験対策だけやるのはおすすめできない
僕は受験英語にどっぷり使ってましたが、TOEIC受験でそこまでギャップを感じませんでした。
もちろんTOEICに向けてビジネス寄りの単語や表現を覚えたり、試験慣れする必要はありますが今学校で英語を習っている方は安心して取り組んでください。
毎日勉強していればどんな試験にも通じる本質的な英語力が身につくはずです!
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