スタディサプリの英単語学習機能TEPPANは使えない?3日で走破した私がレビュー!
今日はスタディサプリの中の英単語学習機能TEPPANについてレビューしていきます。
ネットの評判では、「使いにくい」という声も見られましたが、実際はどうでしょうか?
実際に3日で全1500単語を走破した私が様々な観点でTAPPANが本当に使いにくいのか?ということを検証してみます。
TEPPANを使うメリット
まずはスタサプの英単語学習機能TEPPANを使う上でのメリットを紹介しましょう。
TEPPANを使うメリット
- サクサク進むからモチベーションが続くリスト
- 復習機能のおかげで効率的に学習できる
- 知っている単語も含めて確認できる
サクサク進むからモチベーションが続く
紙の単語帳と違って画面が動いてくれるので、楽しいです。
今までアプリで単語を学習したことってあまりなかったんですが、これなら飽きっぽい私でも続けやすそうです。
10個区切りでサクサク進められるので、「集中力ないな−」ってときでも10単語だけやる!ということもできます。
復習機能のおかげで効率的に学習できる
これはアプリならではのメリットですが、自動で間違えた単語をリスト化してくれて復習に使えるので効率的に学習が進みます。
紙の単語帳だったら、意味が取れなかった単語にチェックを付けて後で見直すわけですが、どうしても復習するのを忘れがちです。
この点、アプリは自動で集計してくれるので面倒な手間をかける必要がありません。
知っている単語も含めて確認できる
私のように前回のTOEIC受験からブランクがあると一見「こんな単語知ってるよ〜」と思っていても意味が瞬間的に出てこなかったりします。
TOEICはリーディングの時間制限が厳しかったり、リスニングでは意味を考えている暇がないので頑張れば思い出せるレベルではなく瞬間的に単語の意味が浮かぶレベルまで定着させなければないけません。
紙の単語帳では瞬時に意味が出てこない化石化した単語も「知っているつもり」でサラ〜っと飛ばしてしまうのですが、TEPPANでは1周目はすべての単語に強制的に触れるのでこういった穴を埋めることができます。
TEPPANを使うデメリット
ここからは実際にTEPPANを使った私だから言えるこの機能のイマイチな点を挙げていきます。
全員に当てはまるわけではありませんが、期待しすぎて裏切られたと感じないようにデメリットもしっかり見ておきましょう。
TEPPANを使うデメリット
- 4択だから本当は覚えていない単語も正解してしまう
- 例文が少ないからイチから覚えるには不向き
- 絶対量が足りない(1500語)
4択だから本当は覚えていない単語も正解してしまう
これはアプリだから仕方のないことなのですが、TEPPANでは4つの選択肢の中から正しい単語の意味を選択します。
つまり、選択肢を見てから単語の意味を考えてしまうのです。
これだと本当に単語の意味をしっかり自分で思い出せていたのか?という点が不明確になります。
試験本番ではもちろん選択肢などはなく、自分の頭の中でしっかりと単語のイメージができていないと意味がありませんから、この点は注意が必要です。
対策としては選択肢を見る前に自分で瞬間的に単語の意味が頭に浮かんだかどうかというのを確かめておく、ということがあります。
また、正解しても10単語終わった後に「後で復習する単語」に登録しておけばもう一度復習できるので問題ありません。
例文が少ないからイチから覚えるには不向き
TEPPANは単語を「覚える」ための機能ではありません。
確認するための機能だと思ったほうがいいです。
アプリは復習機能が優れていたり、学習の心理的ハードルを下げたりはしてくれますが初めて触れる単語を覚えるのには不向きだと感じています。
このアプリも例にもれず例文が短く、例文数も少ないので記憶に残りづらいです。
また派生語や関連語などの併記もないので、このアプリで単語を覚えようとするのはナンセンスかと思います。
あくまで知っている単語の確認や知らない単語があった場合の穴埋めに使うのがいいかと思います。
絶対量が足りない(1500語)
見出しにある通り、TEPPANに収録されている英単語数は1500語です。
これは紙の単語帳にも言えることですが、一冊終えたからと言って語彙力が十分になるということはありません。
特にこのアプリは派生語や関連語が表示されないこともあり、収録語数は少ないです。
「このアプリさえやればTOEICの単語は完璧!」と期待してしまうと後悔することになるので注意です。
結論:単語の確認には使えるが、イチから覚えるのには向かない
ここまでスタディサプリの英単語学習機能TEPPANについてメリット・デメリットの両方を見てきました。
結論から言うとTEPPANは「TOEIC700以上の人が単語の確認に使える」という感想を持ちました。
TOEIC700以下の場合はまだ語彙数そのものが足りていない事が多いので、普通に単語帳を使って例文や派生・関連語一緒に覚えたほうがいいと思います。
ちなみに私のこのアプリを使用した時点のTOEICスコアは860ですが、1周目終わった時点で単語の正答率は95%でした。
それでも前回受験からブランクがあるので「結構知らない単語あったな」と感じました。
ですからある程度の語彙を覚えた後に見直しや漏れの確認程度には十分使えると思います。
どのアプリや学習方法もいいところがあれば今ひとつなところはありますが、要は自分にとって必要か?というのを判断の軸にしていけば上手に活用できると思います。
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