【英語コーチ解説】TOEIC Part5が伸びない3つの原因とは?

TOEICのPart5は短時間で30問の語彙・文法問題を次々に解答していく必要があり、苦手に感じる人も多いです。

この記事では「参考書に取り組んでもPart5の正答率が伸び悩む⋯」「時間がかかりすぎて長文に時間を回せない⋯」という方のために、以下の疑問に答えていきます。

  • TOEIC Part5が伸びない3つの原因とは?
  • TOEIC Part5の出題パターンとは?
  • TOEIC Part5を速く・正確に解くためのテクニックは?
  • TOEIC Part5の学習におすすめの参考書・アプリは?
目次

TOEIC Part5が伸びない3つの原因とは?

TOEIC Part5が伸びない原因は以下の3つに大別されます。

自分に当てはまる原因を特定して、ボトルネックを解消できるように対策を打ちましょう。

  • 体系的な文法知識が不足している
  • 語彙力が不足している
  • TOEICの問題形式に慣れていない

体系的な文法知識が不足している

「中学英文法で学習する文法項目」「高校英文法で学習する文法項目」を一覧で掲載します。

名前は聞いたことがあるけど説明しろと言われると難しい⋯」「そもそも聞いたことがない⋯」という文法事項がある場合、体系的な文法知識不足がPart5のスコアが伸びない原因の可能性が高いです。

中学英文法では主に以下のような事項を学びます。

  1. 文の基本構造
    • S(主語)+V(動詞)
    • S+V+O(目的語)
    • S+V+C(補語)
  2. 時制
    • 現在形(現在の事実・習慣)
    • 過去形(過去の出来事)
    • 未来形(will / be going to)
    • 現在進行形(~しているところ)
    • 過去進行形(~していたところ)
  3. 助動詞
    • can, will, must, should, may, might など
  4. 否定文と疑問文
    • do, does, did を使った疑問文・否定文
    • be動詞の疑問文・否定文
  5. 命令文
    • 肯定命令文と否定命令文
  6. 名詞と冠詞
    • 可算名詞と不可算名詞
    • 冠詞(a, an, the)
  7. 代名詞
    • 主格・所有格・目的格・所有代名詞(I, my, me, mine など)
    • 指示代名詞(this, that, these, those)
  8. 形容詞と副詞
    • 形容詞の用法(限定用法・叙述用法)
    • 副詞の種類(時・場所・頻度など)
  9. 比較
    • 原級(as~as)
    • 比較級(~er / more ~)
    • 最上級(~est / the most ~)
  10. 前置詞
    • at, in, on, to, for, by, with などの基本的な使い方
  11. 接続詞
    • and, but, or, because, so, when, if など
  12. 疑問詞
    • what, who, which, where, when, why, how など
  13. 不定詞
    • 名詞的用法(~すること)
    • 副詞的用法(~するために)
    • 形容詞的用法(~するための)
  14. 動名詞
    • ~すること(動詞+ing)
  15. 現在完了形
    • 継続(~し続けている)
    • 経験(~したことがある)
    • 完了・結果(~したところだ)
  16. 受動態
    • be動詞+過去分詞(~される)
  17. 関係代名詞
    • who, which, that を使った文
  18. 間接疑問文
    • 疑問詞を含む文の埋め込み
  19. 仮定法(基礎)
    • if ~, would ~ の使い方
  20. 感嘆文
    • What a ~! / How ~!

次に高校で学ぶ主な英文法の項目です。中学の内容を基盤として、より高度な文法や表現を学びます。

  1. 時制の発展
    • 過去完了形(had+過去分詞)
    • 未来完了形(will have+過去分詞)
    • 現在進行形・過去進行形の応用
    • 時制の一致
  2. 仮定法
    • 仮定法過去(If I were ~, I would ~.)
    • 仮定法過去完了(If I had ~, I would have ~.)
    • 混合仮定(If I had ~, I would ~ now.)
  3. 助動詞の発展
    • 助動詞+完了形(must have+過去分詞、might have+過去分詞)
    • 助動詞の推量・義務・禁止の細かいニュアンス
  4. 分詞
    • 現在分詞と過去分詞の形容詞的用法
    • 分詞構文(~ing / ~ed を使った副詞的表現)
  5. 関係詞の発展
    • 関係代名詞(who, which, that, whose)の応用
    • 関係副詞(when, where, why, how)
    • 非制限用法(コンマで区切られる関係詞の用法)
  6. 動名詞と不定詞の応用
    • 動名詞と不定詞の使い分け(remember to do / doing など)
    • 動詞+目的語+不定詞 / 動名詞(advise him to go, enjoy reading など)
  7. 比較の発展
    • 比較級の強調(much, far, a lot, by far など)
    • 否定の比較(no less than, no more than など)
    • 倍数表現(twice as ~ as, three times as ~ as)
  8. 冠詞の発展
    • 無冠詞や抽象名詞の用法
    • 特定の冠詞の使い分け
  9. 動詞の語法
    • 使役動詞(make, let, have)
    • 知覚動詞(see, hear, feel)の使い方
    • 自動詞と他動詞の使い分け
  10. 前置詞の発展
    • 慣用的な前置詞の表現(on behalf of, in spite of など)
    • 形容詞+前置詞の組み合わせ(be good at, be interested in)
  11. 句と節の応用
    • 名詞句・形容詞句・副詞句の機能
    • 名詞節(that節、wh節、if節)
    • 副詞節の種類(時間、理由、条件、譲歩、目的など)
  12. 倒置
    • 否定語を伴う倒置(Never have I seen ~.)
    • 部分否定・全否定表現の違い
  13. 強調構文
    • It is ~ that ~ の使い方
    • Doを用いた強調(I do like ~.)
  14. 省略
    • 主語や動詞の省略(If necessary, ~.)
    • 重複を避けるための省略
  15. 間接話法
    • 直接話法から間接話法への書き換え
    • 時制の一致と人称変化
  16. 助動詞を含む仮定法
    • If I should ~, ~.
    • If I were to ~, ~.
  17. 話法の表現
    • 丁寧な表現(Could you ~? / Would you ~?)
  18. 分裂文(Cleft Sentences)
    • It is ~ that ~.
    • What ~ is ~.
  19. 形式主語・形式目的語
    • Itを使った表現(It is important to ~.)
    • There is / are の応用
  20. 慣用表現
    • 動詞句(take care of, look forward to, put up with など)
    • 固定された表現やイディオム
  21. 高度な文型
    • SVOO(第4文型)、SVOC(第5文型)の応用
    • 複雑な文構造の理解
  22. 文の種類の発展
    • 複文と重文の区別
    • 省略や挿入を含む複雑な構文

中にはPart5では直接問われない知識もありますが、他のPartの理解に必要な項目ですので学習しておくことをおすすめします。

目安としてTOEIC400未満の方は中学英文法から、TOEIC400〜700程度の方は高校英文法を体系的に学習するのがおすすめです。

語彙力が不足している

TOEICでは文法知識に加えて語彙力、つまりどれだけ多くの英単語の意味を知っているかが求められます。

文法が完璧でも、同じ品詞が選択肢に並んでいる問題では語彙力がないと正答することは難しいでしょう。

語彙力の目安としては、目標のTOEICスコア×10倍です。

例えば750点が目標なら7500語の語彙数が目安となります。

現在の語彙数はTest your English vocabularyというサイトで5分程度でチェックすることができます。

Test your English vocabularyで語彙力測定テスト受験中の画面のスクリーンショット

回答を終えると以下のように結果が表示されます。例えば以下の場合だと語彙力は10,436語あることになります。

Test your English vocabularyで語彙力測定テスト結果表示画面のスクリーンショット

意味が分かる英単語にチェックを入れていくだけで語彙力が簡単に測定できます。いろいろ試しましたがこちらのサイトは割と正確だと思います。

TOEICの問題形式に慣れていない

Part5の正答率が伸びずに悩む方のほとんどは、語彙・文法の知識が不十分であることが原因です。

ただし、TOEIC800点を超えた上級者で「パート5で失点してしまう」「パート5で時間使ってしまう」という方はTOEICの問題形式に慣れていないことが伸び悩みの原因かもしれません

TOEIC Part5の出題パターンとは?

TOEIC Part5の出題パターンは大きく8つに分類できます。

それぞれPart5全30問中どれくらいの出題数かを併記しています。
実施回によってそれぞれ変動はありますが、語彙・品詞問題で全体の6割ほどが構成されています。

  1. 語彙問題ー11問程度
  2. 品詞問題ー7問程度
  3. 動詞問題ー3問程度
  4. 前置詞問題ー2問程度
  5. 接続詞問題ー2問程度
  6. 代名詞問題ー2問程度
  7. 関係詞問題ー2問程度
  8. 比較級問題ー1問程度

1つ1つ解き方と一緒に解説していきます。

語彙問題ー11問程度

出題数11/30問程度
見分け方選択肢の品詞が同じで意味が異なる
解き方文の意味を考える

Part5は文法のイメージが強いですが、実は一番出題数が多いのは語彙問題です。

——- you come home, don’t forget to wash your hands and rinse your mouth.

  1. Because
  2. Although
  3. Once
  4. When
https://kakomonn.com/TOEIC

例えばこちらの問題は選択肢がすべて「従属接続詞」の用法を持つため、品詞や文法知識から正解を導くことはできません

英文を読んで、4つの選択肢の中から意味的にもっとも適切なものを選ぶしかないため、選択肢の語句や問題文の語句で未知のものがあると苦戦しやすいです。

上の問題では「あなたが帰宅〇〇、忘れずに手洗いうがいをしてね。」という意味になるので、「〜したらすぐに」の意味を持つ「Once」が適切になります。
ちなみにwhenだと「家に着くと同時に」となるため、不適です。

このように選択肢の品詞が同じで意味が異なる語句が並ぶ語彙問題は、英文の意味を取って解答するしかありません

品詞問題ー7問程度

出題数7/30問程度
見分け方選択肢の品詞がバラバラ
解き方文の構造から考える

語句問題の次に出題数が多いのは品詞問題です。

The National Bank supports the community by contributing to ——– activities.

  1. local
  2. locate
  3. locally
  4. localize
https://kakomonn.com/TOEIC

例えば、こちらの問題は選択肢が同じ意味を持つ単語で品詞がバラバラになっていることがすぐに分かります。

選択肢の単語の意味は同じなので、意味から正解を導くことはできません

今回だと、空欄直前のtoが前置詞、空欄直後のactivitiesが名詞ですから、形容詞のlocalが入ります。
ちなみにcontribute toではtoが不定詞ではなく前置詞になる、という文法知識も必要ですね。

このように品詞問題は選択肢を見ればすぐに気づくことができ、英文の意味を考える必要もないため瞬時に解くことができます

品詞問題は英単語の品詞を理解していないと解けませんが、英単語を覚える時に品詞を意識することに加えて、品詞と接尾辞のルールを知っておくことで選択肢が未知語でも正答しやすくなります

こちらが品詞と接尾辞のルールの一覧になります。

接尾辞品詞意味・役割
-al形容詞「~の性質を持つ」cultural(文化の), natural(自然の)
-ic形容詞「~に関する」artistic(芸術的な), historic(歴史的な)
-ous形容詞「~の性質を持つ」famous(有名な), dangerous(危険な)
-ive形容詞「~の傾向がある」active(活動的な), creative(創造的な)
-ful形容詞「~に満ちた」beautiful(美しい), powerful(力強い)
-less形容詞「~がない」careless(不注意な), homeless(家のない)
-able / -ible形容詞「~できる」comfortable(快適な), visible(見える)
-ly副詞「~のように」quickly(速く), happily(幸せに)
-ment名詞動詞を名詞化development(発展), agreement(合意)
-ness名詞形容詞を名詞化happiness(幸福), kindness(親切)
-tion / -sion名詞動詞を名詞化information(情報), decision(決定)
-er / -or名詞人・職業teacher(教師), actor(俳優)
-ist名詞専門職・主義者artist(芸術家), scientist(科学者)
-en動詞形容詞・名詞を動詞化strengthen(強化する), darken(暗くする)
-ize / -ise動詞「~化する」realize(実現する), organize(組織する)
-ify動詞「~化する」simplify(簡単にする), classify(分類する)

また空欄の位置によって入ることができる品詞が以下のように決まっています。

品詞の種類パターン
名詞冠詞 + ~ + 前置詞
冠詞 + 形容詞 + ~ + 前置詞
他動詞 + ~ + 前置詞
前置詞 + ~ + 前置詞
形容詞冠詞 + ~ + 名詞
冠詞 + 副詞 + ~ + 名詞
be動詞 + 副詞 + ~
副詞have / has / had + ~ + 過去分詞
主語 + ~ + 述語動詞
完全文 + ~ .
自動詞 + ~ .
助動詞 + ~ + 原型動詞
be動詞 + ~ + 形容詞
be動詞 + ~ + 分詞(ing / ed)
be動詞 + 過去分詞 + ~

動詞問題ー3問程度

出題数3/30問程度
見分け方動詞の部分が空欄になっている
解き方形や意味から考える

動詞問題は文章の動詞の部分が空欄になっており、

  • 時制
  • 三単現
  • 能動態or受動態

といったポイントから正解を導いていきます。

Bill ——– his mother for four years when she died of a lung cancer at the age of 65.

  1. didn’t see
  2. hadn’t seen
  3. haven’t seen
  4. don’t see
https://kakomonn.com/TOEIC

例えば、この問題は選択肢を見るとすぐに動詞部分の時制が問われていることが分かります

まず形から考えていくと、後ろにwhen節があり時制は過去なので現在完了形の「haven’t seen」と現在形の「don’t see」は候補から外れます。

次に意味から考えると「母が65歳でガンで亡くなったとき、ビルは4年間彼女と会っていなかった」となるわけですから、これは過去の一時点までの継続を表すので「hadn’t seen」が正解になることが分かります。

このように動詞の問題は形と意味の両面からアプローチしていくことが多いです。

前置詞問題ー2問程度

出題数2/30問程度
見分け方選択肢が前置詞
解き方句動詞や前置詞のイメージから考える

I have known him ——- my childhood.

  1. since
  2. from
  3. for
  4. before
https://kakomonn.com/TOEIC

こちらは選択肢がすべて前置詞用法を持っているため、句動詞になっていないか、や前置詞のイメージから考える必要があります。

今回は現在完了形とセットで使えるsinceが答えになります。

特に句動詞になっていない場合は、前置詞のイメージから場面に応じて適切な選択肢を選ぶ必要があります。

英語の前置詞は単語ごとにコアイメージがあり、それを理解すると使い方が直感的になります。以下に代表的な前置詞のイメージと意味を一覧にしました。

位置・場所を表す前置詞

前置詞コアイメージ意味例文
in内部~の中にin the box(箱の中に)
on接触~の上にon the table(テーブルの上に)
at一点~で(場所・時間)at the station(駅で)
by / besideそば~のそばにby the window(窓のそばに)
under~の下にunder the bridge(橋の下に)
over~の上に(覆うように)over the table(テーブルの上方に)
above~の上に(直接触れていない)above the clouds(雲の上に)
below~の下に(直接触れず)below sea level(海面下に)
between2つの間にbetween two buildings(2つの建物の間に)
among3つ以上の間にamong the trees(木々の間に)
inside内部~の内部にinside the house(家の中に)
outside外部~の外にoutside the shop(店の外に)

方向・移動を表す前置詞

前置詞コアイメージ意味例文
to目的地~へgo to the park(公園へ行く)
into内部へ~の中へgo into the room(部屋に入る)
onto接触へ~の上へjump onto the bed(ベッドの上に飛び乗る)
from出発点~からcome from Japan(日本から来る)
out of外へ~の外へget out of the car(車から出る)
toward(s)方向~の方へwalk toward the station(駅の方へ歩く)
through通過~を通ってgo through the tunnel(トンネルを通る)
along直線的移動~に沿ってwalk along the river(川沿いを歩く)
past通り過ぎる~を過ぎてdrive past the school(学校を通り過ぎる)
around周囲~の周りをwalk around the city(街を歩き回る)

時間を表す前置詞

前置詞コアイメージ意味例文
at一点~に(時間)at 7 o’clock(7時に)
on日付~に(特定の日)on Monday(月曜日に)
in期間~の中で(長めの時間)in April(4月に)
by締切~までにfinish by Friday(金曜日までに終える)
until / till継続~まで(ずっと)stay until 10 PM(10時までいる)
since開始点~以来since 2020(2020年以来)
for期間~の間for two hours(2時間の間)
during特定の期間~の間にduring the meeting(会議の間に)
from ~ to範囲~から~までfrom Monday to Friday(月曜から金曜まで)
after~の後にafter lunch(ランチの後に)
before~の前にbefore sunrise(日の出の前に)

手段・方法を表す前置詞

前置詞コアイメージ意味例文
by手段~で(交通・手段)by car(車で)
with道具~を使ってwrite with a pen(ペンで書く)
withoutなしで~なしでwithout a map(地図なしで)
about話題~についてtalk about the movie(映画について話す)
of所有~のa friend of mine(私の友達)
like似ている~のようにact like a teacher(先生のように振る舞う)
as役割~としてwork as a doctor(医者として働く)
because of原因~のせいでlate because of traffic(渋滞のせいで遅れる)
due to原因~のためにcanceled due to rain(雨のために中止された)

接続詞問題ー2問程度

出題数2/30問程度
見分け方選択肢が接続詞
解き方意味から考える

接続詞問題は選択肢に接続詞が並んでおり、意味から適切なものを考える必要があります。

ちなみに同じ意味の前置詞と接続詞が並ぶ場合は後ろに節が来るのか、名詞が来るのかで判断できます。

——– she is inexperienced as an instructor, Rachel had the ability to speak fluently in public.

  1. Although
  2. If
  3. When
  4. Whether
https://kakomonn.com/TOEIC

こちらの問題はすべての選択肢が接続詞ですから、意味から適切なものを考えます。

前半の節は「彼女はインストラクターとして未熟だ」、後半の節は「レイチェルは人前で流暢に喋る力があった」と反対の内容になっていますから、「Although」が正解になることが分かります。

接続詞には「等位接続詞」「従属接続詞」「相関接続詞」があります。

これらの用法と意味を抑えておくことで、接続詞問題は比較的簡単に解くことができます。

等位接続詞 (対等な関係をつなぐ接続詞)

接続詞意味例文
andそして / ~とI like coffee and tea.(私はコーヒーとお茶が好きです。)
butしかしShe is kind, but strict.(彼女は優しいが厳しい。)
orまたはYou can have tea or coffee.(お茶かコーヒーをどうぞ。)
nor~もまた~ないHe can’t swim, nor can I.(彼は泳げないし、私も泳げない。)
for~という理由で(フォーマル)He stayed home, for he was sick.(彼は病気だったので家にいた。)
yetそれにもかかわらずIt’s late, yet I’m not sleepy.(遅いのに眠くない。)
soだから / それでIt was raining, so I stayed inside.(雨が降っていたので家にいた。)

従属接続詞 (主節に従属する節を導く接続詞)

用法接続詞意味例文
時間when~するときCall me when you arrive.(到着したら電話して。)
while~している間にShe read while I cooked.(私が料理している間、彼女は読書した。)
before~する前にWash your hands before eating.(食べる前に手を洗いなさい。)
after~した後にWe left after the meeting.(会議の後に出発した。)
until / till~するまでStay here until I return.(私が戻るまでここにいて。)
since~して以来I’ve been happy since I met you.(あなたと出会って以来幸せです。)
理由becauseなぜならI stayed home because I was sick.(病気だったので家にいた。)
as~なのでAs it was raining, we stayed inside.(雨が降っていたので家にいた。)
since~なので(理由)Since he was tired, he went to bed early.(彼は疲れていたので早く寝た。)
条件ifもし~ならIf it rains, we’ll stay inside.(雨が降ったら家にいる。)
unless~でない限りDon’t go out unless it’s necessary.(必要でない限り外に出るな。)
譲歩although / though~だけれどもAlthough it was cold, she went out.(寒かったが、彼女は外出した。)
even though~にもかかわらずEven though he is rich, he is not happy.(彼は金持ちなのに幸せではない。)
目的so that~するためにSpeak loudly so that everyone can hear.(みんなが聞こえるように大きな声で話せ。)
結果so … thatとても~なので…It was so cold that I couldn’t go outside.(とても寒くて外に出られなかった。)
比較as … as~と同じくらいShe is as tall as her brother.(彼女は兄と同じくらいの背の高さだ。)
than~よりもHe is taller than me.(彼は私より背が高い。)

相関接続詞 (セットで使われる接続詞)

接続詞意味例文
either A or BAかBのどちらかYou can have either tea or coffee.(お茶かコーヒーのどちらかを選べます。)
neither A nor BAもBも~ないNeither he nor I like sushi.(彼も私も寿司が好きではない。)
not only A but also BAだけでなくBもShe is not only smart but also kind.(彼女は賢いだけでなく優しい。)
both A and BAもBも両方I like both tea and coffee.(私はお茶もコーヒーも好きです。)
whether A or BAであろうとBであろうとI don’t know whether he will come or not.(彼が来るかどうかわからない。)

代名詞問題ー2問程度

出題数2/30問程度
見分け方選択肢が代名詞で格がバラバラ
解き方格から考える

代名詞問題は選択肢に代名詞が並び、それぞれ格が異なるため空欄の位置に応じて適切なものを選ぶ必要があります。

Mr. Chang was named COO in March, and there are 120 subordinates in ——– department.

  1. he
  2. his
  3. him
  4. himself
https://kakomonn.com/TOEIC

上の問題では、空欄の直前に前置詞in、直後に名詞departmentが来ていますから、所有格の「his」が入ることが分かります。

代名詞問題では、主格・目的格・所有格・所有代名詞・再帰代名詞をそれぞれしっかり分類できるようにしておくことが必須です。

英語の代名詞を格ごとに整理した一覧表を作成しました。

主格・目的格・所有格・所有代名詞・再帰代名詞

種類単数複数
主格 (主語になる)I(私) / you(あなた) / he(彼) / she(彼女) / it(それ)we(私たち) / you(あなたたち) / they(彼ら・彼女ら・それら)
目的格 (目的語になる)me(私を) / you(あなたを) / him(彼を) / her(彼女を) / it(それを)us(私たちを) / you(あなたたちを) / them(彼らを)
所有格 (名詞の前につく)my(私の) / your(あなたの) / his(彼の) / her(彼女の) / its(それの)our(私たちの) / your(あなたたちの) / their(彼らの)
所有代名詞 (名詞なしで使う)mine(私のもの) / yours(あなたのもの) / his(彼のもの) / hers(彼女のもの) / its(※ほぼ使わない)ours(私たちのもの) / yours(あなたたちのもの) / theirs(彼らのもの)
再帰代名詞 (~自身)myself(私自身) / yourself(あなた自身) / himself(彼自身) / herself(彼女自身) / itself(それ自身)ourselves(私たち自身) / yourselves(あなたたち自身) / themselves(彼ら自身)

関係詞問題ー2問程度

出題数2/30問程度
見分け方選択肢に関係詞が含まれる
解き方格、先行詞、用法や後続の文から考える

関係詞問題はwhich, what, whenなど関係代名詞や関係副詞が選択肢に登場する問題です。

解く際には

  • 主格 or 目的格
  • 先行詞が人 or 動物
  • 制限用法 or 非制限用法
  • 後続が完全文 or 不完全文

といったポイントから解くことができます。

In this company, there are many employees, some of ——- are freshmen.

  1. which
  2. whom
  3. those
  4. what
https://kakomonn.com/TOEIC

例えば上の問題では、選択肢を見て関係詞の問題だと判断できます。

コンマを見て、接続詞を使わずに二文を繋いでいるので非制限用法を有する「which」か「whom」が残ります。

次に先行詞がemployeesなので、「whom」が答えになると判断できます。

関係詞は苦手に感じている方も多いですが、正しい知識を持っていれば問題は機械的に解くことができます。

関係代名詞と関係副詞は最低限抑えておきましょう。


関係代名詞

関係代名詞は、主語・目的語・所有格として名詞を修飾します。

関係代名詞用法例文
who人に対して使う(主格・目的格)The boy who is running is my brother.(走っている少年は私の弟です。)
whom人に対して使う(目的格、フォーマル)The girl whom I met yesterday is my friend.(昨日会った少女は私の友達です。)
whose人や物の所有を表す(所有格)The man whose car was stolen is angry.(車を盗まれた男性は怒っている。)
which物や動物に対して使う(主格・目的格)This is the book which I bought.(これは私が買った本です。)
that人・物のどちらにも使える(主格・目的格)The car that he drives is new.(彼が運転する車は新しい。)
what「~するもの」「~すること」I don’t know what she wants.(彼女が何を望んでいるのかわからない。)

補足

  • whom はフォーマルな場面で使われるが、会話では who がよく使われる。
  • thatwhich / who の代わりに使えるが、カンマ(,)の後では使えない。

関係副詞

関係副詞は、前置詞+関係代名詞の代わりに使われます。

関係副詞用法例文
when時を表すI remember the day when we met.(私たちが出会った日を覚えている。)
where場所を表すThis is the house where I was born.(ここは私が生まれた家です。)
why理由を表すThat is the reason why he left.(それが彼が去った理由です。)

比較級問題ー1問程度

出題数1/30問程度
見分け方選択肢にas~as、比較・最上級が含まれる
解き方後続のthan, in, ofを確認する

比較級問題は一問程度の出題で、ルールを適用すれば簡単に解けるものが多いです。

空欄のあとに比較級のthanが続くのか、最上級のin, ofが続くのか、や比較対象が2つなのか、3つ以上なのかといった基本的な比較のルールを知っていればいいでしょう。

Taking a taxi on the corner of Green Avenue is the ——– way to go back to our office.

  1. ease
  2. more easily
  3. easiest
  4. most easily
https://kakomonn.com/TOEIC

例えばこちらの問題では、空欄の直前が冠詞のthe、直後がwayという名詞ですから、形容詞が入ります。

さらに、直前にtheがありますから最上級である「easiest」が正解になります。

このように比較で求められる知識は単純なものが多いので、不安な方は文法テキストで復習しておきましょう。

原級:〜と同じくらい

構文意味例文
as + 形容詞/副詞 + as~と同じくらいShe is as tall as her brother.(彼女は兄と同じくらい背が高い。)
not as (so) + 形容詞/副詞 + as~ほど…ではないThis movie is not as interesting as the book.(この映画は本ほど面白くない。)

比較級:〜よりも

構文意味例文
形容詞/副詞 + er + than~よりも…This car is faster than that one.(この車はあの車より速い。)
more + 形容詞/副詞 + than~よりも…(3音節以上の単語)This book is more interesting than that one.(この本はあの本より面白い。)
less + 形容詞/副詞 + than~ほど…ではないHe is less careful than you.(彼は君ほど注意深くない。)

ポイント

  • 短い単語(1~2音節) → -er をつける(例: fast → faster, tall → taller)
  • 長い単語(3音節以上) → more をつける(例: interesting → more interesting)

最上級:〜の中で最も

構文意味例文
the + 形容詞/副詞 + est最も~This is the fastest car.(これは最も速い車です。)
the most + 形容詞/副詞最も~(3音節以上の単語)She is the most beautiful girl.(彼女は最も美しい少女です。)
the least + 形容詞/副詞最も~でないThis is the least expensive option.(これは最も高価でない選択肢です。)

ポイント

  • 比較級と同じルール(短い単語は -est, 長い単語は most
  • the を忘れずに!

TOEIC Part5を速く・正確に解くためのテクニックは?

TOEIC Part5を速く・正確に解くためのテクニックは以下の3つです。

  • 選択肢から出題パターンを見極める
  • 形から解く
  • 時間を測って解く

選択肢から出題パターンを見極める

Part5の問題に答えるとき、いきなり問題文を読み始めるのではなく(A)〜(D)の選択肢を見て出題パターンを見極める事から始めましょう

はじめに出題パターンを判断することで、素早く解答できるようになります。

形から解く

Part5は形から解くことで素早く・正確に解答することができます

選択肢から出題パターンを見極めて、全文を読んで意味を考えなくてはいけない問題以外は品詞・文法から問題を解くようにしましょう。

例えば、空欄が「冠詞 + ~ + 前置詞」のパターンであれば、文の意味を考えずに形容詞が答えになることが瞬時に分かります。

すべての問題の意味をとると安心感はありますが、体力・時間ともに消費してしまうため、形から解ける問題は形から解きましょう

時間を測って解く

Part5の演習をする際は常に時間を測って制限時間を設定して解答するようにしましょう。

Part5は30問の出題で、目安の解答時間は10分です。

600秒÷30問で、一問あたり20秒で解き続ける必要があります

普段から時間を意識していないと、本番でうまく時間配分ができなくなってしまいます。

TOEIC Part5の伸び悩みを打破する勉強方法は?

TOEIC Part5の伸び悩みを打破する勉強方法は以下の6つです。

  • 中学・高校英文法の学習
  • 優先順位を付けて学習する
  • 語彙学習
  • 問題数をたくさんこなす
  • 参考書は一冊を繰り返す
  • 解答の根拠を説明できるようにする

中学・高校英文法の学習

TOEIC Part5の伸び悩む方は中学・高校の文法知識に不安がある場合が非常に多いです。

TOEIC700点以下の方は、十中八九、体系的な文法学習から学習を始めることを強くおすすめします。

この記事の前半で中学・高校で学習する文法項目を一覧で表示しています。

すべての項目がTOEICで出題されるわけではありませんが、中学・高校英文法は英語の基礎ですから優先的に学習しましょう。

目安としてTOEIC400未満の方は中学英文法から、TOEIC400〜700程度の方は高校英文法を体系的に学習するのがおすすめです。

優先順位を付けて学習する

出題パターンを知ることで、解答スピードや正確性が向上するだけでなく、自分の弱点に合わせた対策を取りやすくなります。

例えば、現在30問中21問正解できているとしましょう。
間違えた9問のうち、語彙力が必要な問題でのミスが多ければ語彙学習を、関係詞の問題でのミスが多ければ関係詞について文法テキストで復習するといいでしょう。

もちろん、他のPartの底上げの意味もあるので、イチから体系的に学習することをおすすめしますが、時間がない方や大きな弱点がある場合は、そちらの文法項目を優先的に学習するといいでしょう。

語彙学習

TOEICのPart5では語彙力がないと正答できない出題パターンがあり、この種の問題はPart5の4割弱を占めます
実にPart5の30問中11問程度が語彙問題になるということです。

同じ品詞の単語が並ぶ語彙問題は単語の意味を正確に知らないと正解を導くことはできません。

Part5の対策=文法学習、というイメージがあるかもしれませんが、実は文法よりも語彙力がネックになっている可能性が高いのです。

TOEICでは目標のスコア×10倍の語彙数が目安となります。
もし現在のスコアが500点で目標が700点ならば、語彙を2000増やすことで自然とPart5の正答率が上昇する可能性が高いです。

語彙学習としては、単語帳の学習がもっとも効率的です。
以下の記事ではTOEICの英単語帳の選び方・効率的な使い方を解説しています。

問題数をたくさんこなす

中学・高校英文法の体系的な学習が修了しているTOEIC800オーバーの方は、TOEIC形式の演習問題をたくさんこなすといいでしょう。

文法知識があっても、TOEICでは様々なパターン・角度から出題されるため、慣れていないとなかなか知識を発揮することができません。

しっかりと文法知識があれば、演習メインのTOEIC参考書の簡易的な解説でも十分独学できるため、後で紹介する参考書「出る1000」などで対策をしましょう。

参考書は一冊を繰り返す

参考書はあれこれ手を出さずに、一冊を繰り返しやり込みましょう。

参考書は一周目より二周目、二周目より三周目、というように周回を重ねるごとに理解が深まっていきます
これは周回数が増えるにつれて、前提知識が積み重なっていき、以前は理解できなかったことも吸収しやすくなるためです。

参考書をコロコロ変えてしまうと、せっかく積み重なりつつあった知識がリセットされてしまうので避けましょう。

また、完璧主義にならずに「一周目は30%、二周目は60%、三周目は80%理解できればOK」くらいのつもりで繰り返し一冊を学習しましょう。

すでに述べましたが、一周目では理解できなかったことも二周目、三周目になるにつれて知識が積み重なって理解できるようになります

目安としては一つの参考書を最低三周は繰り返すようにしましょう。
また、100%理解しようとするといつまで経っても参考書の学習から離れられないため、「三周したらあとは演習の中で疑問が出たら戻ってこよう」という気持ちを持ちましょう。

解答の根拠を説明できるようにする

文法問題の演習のときに意識してほしいのが、解答の根拠を説明できるようにすることです。

具体的に言うと、一つの問題につき「この選択肢が正解になるのはなぜか。他の3つの選択肢が不正解になるのはなぜか。」をきちんと説明できるまで解説を読み込みましょう。

特に問題数が増えると、「答え合わせをして間違えた問題だけさらっと解説を確認する」という雑な勉強になりがちです。

演習の時点で正解・不正解は関係ありません。
「確実な根拠をもって正答できているか?」を考えてそれ以外の問題は、正誤問わず解答の根拠を説明できるまで解説を読み込みましょう。

TOEIC公式HPよりPart5のサンプル問題をスクショして引用
TOEIC公式HPより引用

例えば、上の問題で考えてみましょう。

「なんかtwo years agoってあるし、現在完了だからsinceかな?よし!正解!次の問題に行こう!」ではいけません。

一問から最大限の学びを得るためには、次のような思考回路で解けるように復習しましょう。

空欄の後ろが文章の形になっているため、前置詞の(A), (D)は☓。
(B)exceptは接続詞用法で、except thatの形で「〜であること以外には」「〜ということがなければ」という意味になり、意味的に繋がらない。
(C)は前置詞・接続詞用法のどちらもあり、意味的にも通るためこれが正解。

このような復習をすることで、例えば(A)~(D)の単語が前置詞用法だけなのか、接続詞用法もあるのかを学ぶことに繋がり、同じ問題を解答しても得られる知識量に差が出てきます

こういった知識は応用が効き、積み重ねていけば初見の問題でも根拠を持って速く・正確に解答できるようになります。

TOEIC Part5の学習におすすめの参考書・アプリは?

TOEIC Part5の学習におすすめの参考書・アプリは以下の3つです。

  1. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
  2. Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]
  3. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版の商品画像
Amazonでの商品画像より引用
教材名中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
媒体紙の参考書・電子書籍
対象レベル中1〜中3
ページ数328ページ
サイズA5
定価2530円(税込)
発売日2022年3月8日
著者等監修・ 山田 暢彦

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版は、中学英文法の内容を親しみやすいフルカラーのイラストともに丁寧に説明してくれるテキストです。

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版の紙面の一例
Amazonの商品サンプル画像から引用

難しい用語による解説もなく、「中学校時代英語が嫌いだった」という方も取り組みやすい参考書になっています。

練習問題も多く掲載されているため、一冊仕上げれば中学英文法を完璧に仕上げることができます。

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版の紙面の一例
Amazonの商品サンプル画像から引用

サイズはA5、厚さは328ページとかなり重量も場所も取るため、持ち運びには不向きですがkindle版も利用できます。

Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]

Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]の表紙画像
Amazonの商品画像より引用
教材名Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]
媒体紙の参考書・電子書籍
対象レベル中学〜高校基礎
ページ数212ページ
サイズA5
定価1650円(税込)
発売日2009年4月24日
著者等Evine

Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]は名前の通り中学レベルと高校基礎レベルの橋渡しができる文法参考書です。

23の項目別レッスンのすべてが中学レベルから始まり、そのまま高校レベルの解説に進めるスタイルを取っています。
問題演習もしっかりできる一冊です。
中学レベルはほとんど問題ないけど、高校英文法が怪しい」という方にはピッタリの一冊です。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の表紙画像
Amazon商品画像より引用
教材名TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
媒体紙の参考書・電子書籍・アプリ
対象レベルTOEIC初級〜上級
ページ数656ページ
サイズA5
定価2530円(税込)
発売日2017年6月10日
著者等TEX 加藤

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問、通称出る1000はTOEICパート5のあらゆる形式の出題をカバーした1049問が収録された演習メインの参考書です。

圧倒的な問題数を演習することで、TOEICの出題形式に慣れPart5でスコアアップを狙うことができます。
見開きの問題左側に問題、右側に解答・解説がついているため、演習即復習がしやすいレイアウトになっています。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問の紙面画像
Amazon商品画像より引用

また、出る1000はabceedというTOEIC参考書が使い放題のサブスクアプリ内で紙面ではないアプリ版で利用することができます
kindle版もスマホやタブレットで学習できますが、アプリ版だと電子機器での学習に最適化されているのが特徴です。

上の画像左はabceedアプリ内での出る1000の出題画面、右は解答・解説画面の一例です。

選択肢はワンタップで選べて、その後すぐに答え合わせと解説を読むことができるので非常に勉強しやすいです。

間違えた問題もあとで一覧にできるので、復習の際にも便利です。

TOEIC Part5が伸びない原因と対策まとめ

この記事ではTOEIC Part5が伸びない原因と対策について以下の疑問に答えてきました。

  • TOEIC Part5が伸びない3つの原因とは?
  • TOEIC Part5の出題パターンとは?
  • TOEIC Part5を速く・正確に解くためのテクニックは?
  • TOEIC Part5の学習におすすめの参考書・アプリは?

TOEIC Part5が伸びない原因は以下の3つに大別されます。

  • 体系的な文法知識が不足している
  • 語彙力が不足している
  • TOEICの問題形式に慣れていない

TOEIC Part5の出題パターンは大きく8つに分類できます。

  1. 語彙問題ー11問程度
  2. 品詞問題ー7問程度
  3. 動詞問題ー3問程度
  4. 前置詞問題ー2問程度
  5. 接続詞問題ー2問程度
  6. 代名詞問題ー2問程度
  7. 関係詞問題ー2問程度
  8. 比較級問題ー1問程度

TOEIC Part5を速く・正確に解くためのテクニックは以下の3つです。

  • 選択肢から出題パターンを見極める
  • 形から解く
  • 時間を測って解く

TOEIC Part5の伸び悩みを打破する勉強方法は以下の6つです。

  • 中学・高校英文法の学習
  • 優先順位を付けて学習する
  • 語彙学習
  • 問題数をたくさんこなす
  • 参考書は一冊を繰り返す
  • 解答の根拠を説明できるようにする

TOEIC Part5の学習におすすめの参考書・アプリは以下の3つです。

  1. 中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
  2. Mr.Evineの英文法ブリッジコース[中学修了→高校基礎]
  3. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

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この記事を書いた人

現役の英語コーチ・講師が英語学習に関するお役立ち情報を発信中!
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