英語多読サービス「多読の森」を1ヶ月利用した感想

皆さんは普段の英語学習に多読を取り入れているでしょうか?

多読は文字通り多くの英語の文章を読むという学習方法で、英語の総合力を高めるのにうってつけです。

しかし、多読にはデメリットがあります。

それは「書籍の費用がかかる」ことです。

多くの本を読むことが避けられないため、どうしても多読学習は費用がかさみます。

できることなら多読学習を安く済ませたいですよね?

そこで今回は私が実際に多読学習に利用した英語多読教材の読み放題サービス「多読の森」をレビューしていきたいと思います。

目次

「多読の森」のサービス概要

「多読の森」はコスモピア株式会社が提供する月額制の多読用教材読み放題サービスです。

1000冊を超える児童書や語彙制限が加えられた洋書をブラウザ上で好きなだけ読むことができます。

語彙制限本とは本の中で使用される語彙に制限がかけられている本で、全体的にやさしい単語で書かれています。

洋書と違い、語彙力が足りない学習者でも読めるようになっているので語彙の完成を待たずして多読に取り組めるということで英語学習者たちに愛読されています。

kindleなどで電子書籍を利用したことがある方はそのイメージでいいと思います。

ここからは実際にサービスを利用してみて感じたメリットとデメリットについてお伝えしていきます。

「多読の森」を利用して感じたメリット

まず、「多読の森」を利用したメリットについてお話していきたいと思います。

私は有料会員として登録していたのですが、無料会員の方はこれらのメリットをすべて享受することはできないので注意してくださいね。

月額料金が安い

一番のメリットは月額料金が安いことです。

単月契約で月額税抜800円、年間契約で月額600円で利用できます。

多読教材は一冊800〜1000円くらいするので、月に1冊読めば元が取れてしまいます。

私は一ヶ月で10冊読んだので、一冊あたり約80円で多読学習ができた事になります。

これは凄いですよね。

ある英語学習論では、本格的な多読の前に50冊ほどの語彙制限本や児童書を読むことを推奨していました。

50冊すべてを書店で購入した場合、1冊900円として900×50で45000円ほどかかります。

しかし、「多読の森」を利用すれば、月に8冊読めば7ヶ月5600円で済みます。

約8分の1で済むわけです。

これは大きいですよね。

英語学習でお金がかかるのってほとんどが多読と英会話ですから、その片方が8分の1で済ませられれば英語学習にかかるお金がかなり浮きます。

4万円あればちょっとした旅行とかできますし。

電子書籍だから持ち運びに困らない

普通に書店で多読教材を買って学習する場合、多読教材は常に持ち運ぶ必要があったり、読み終わった本が家で場所をとったりします。

移動中など出先で多読学習を行いたい場合、電子書籍ならスマホやタブレットで読めるのでいちいち持ち運ぶ必要がありません。

また、多読はたくさんの英語教材が必要になるため50冊読んだらその分本棚や部屋が本で埋め尽くされます。

一人暮らしなどで部屋が広くなかったり、引っ越しの可能性がある人にとっては家に置く書籍は最小限にしたいですよね。

「多読の森」はWeb上で読めて、場所も取らないのでこういった心配がありません。

多読した語数がひと目で分かる

「多読の森」ではマイページから過去に読んだ本の一覧や現在多読した語数が分かります。

マイページ内に読了したたくさんの本が並んでいたり、読んだ語数がどんどん増えていくのは英語学習のモチベーションを保つ上で大きな存在です。

また、英文を読むスピードを測定する機能がついているため、時間あたりに読める英文の量が増えて成長を感じることができます。

これは電子書籍ならではの機能と言えますね。

音声やクイズがついている

「多読の森」ではすべての英文に朗読音声がついています。

これはかなり大きいです。

音読教材として使用したり、リスニングの練習にもなります。

また、各書籍の読み終わりに内容確認のクイズや要約の練習ができる機能もあります。

独学だと知らずしらずのうちに内容理解がおろそかになっていたりしますから、ありがたい機能ですね。

ラダーシリーズが読める

私がこのサービスを利用し始めた1つの理由がラダーシリーズが読めるからなんです。

ラダーシリーズというのは語彙制限本の中でもかなりメジャーなレベル別シリーズです。

ラダーシリーズは書店でも普通に購入できるのですが、いくつか読みたい本があったのでこのシリーズを読めるサービスを探していたんです。

学習者の間でも人気の高いこのラダーシリーズが読めるだけでもサービスを利用する価値はあると思います。

「多読の森」を利用して感じたデメリット

サービスのメリットだけ聞いても不安が残りますよね。

ここからは私が実際に利用したからわかった「多読の森」のデメリットをお伝えします。

メリットと同様すべての利用者に当てはまるわけではありません。

「私にとってはそこまでデメリットに感じない」というものも含まれるかと思いますのでご自身の事情を考慮した上でご判断ください。

物語以外の文章が少ない

物語以外の文章というと伝記や論説文のような文章があります。

「多読の森」は児童書を中心に物語文がメインなので物語以外の文章を読もうと思うと冊数が物足りなく感じました。

レベルによる冊数の偏りが大きい

私の場合は児童書だと簡単すぎたので少しレベルが高めのラダーシリーズなどを読むことにしていました。

しかし、文章のレベルで検索ソートをかけるとレベルが高めの本はあまり揃っておらず、一ヶ月もしないうちに読了してしまいました。

児童書などの本当に入門的な本から読み進めたい人には1000冊以上の冊数は魅力的ですが、ある程度英文を読める人が多読をするには物足りなさを感じるかもしれません。

会員登録する前に公式HPで利用可能な本を確認できるので一度見てみましょう。

https://e-st.cosmopier.com/er/

ビューアーで文字が選択できないので辞書が使えない

本を読むときのファイル形式はpdf?のようなもので字の選択や辞書機能はありません。

多読の際には辞書を使わないようにと勧める団体もありますが、私は気になった単語くらいは調べたかったのでこういった機能がついていないのは少し残念でした。

ラダーシリーズの巻末のボキャブラリストはついているのですが、ページをただpdfにしている感じなのでいちいち自分でページを捲って索引探して、となると煩雑すぎてやる気が無くなります。

本当に読む以外の機能は一切ついていないのでハイライトや辞書などの機能は期待しないほうがいいです。

専用のアプリが無い

kindleなど電子書籍リーダーと違って「多読の森」には専用のアプリがありません。

個人的にはアプリでパッと開きたいのですが、いちいちブラウザからログインして読みたい本までたどり着くまでかなりタイムロスがあるのでこれは少しマイナスです。

また、時間切れで自動ログアウトされるので毎回ログインし直さないといけないのもストレスです。

「多読の森」をおすすめできる人

ここまで私が実際に「多読の森」を利用して感じたメリット・デメリットを紹介しました。

どのサービスも必ずメリット・デメリットはありますから、自分にとってメリットが多いかということを軸にサービスを利用するかどうかを決めていただければと思います。

では「多読の森」はどのような人におすすめできるでしょうか?

「多読の森」がおすすめな人

  • TOEIC600点以下の学習者
  • 多読未経験の小中学生や高校生
  • とにかく安く多読をしたい人

全体的に易しめの本の冊数が多いのでこれからTOEIC600点以上を目指そうとしているなど英文を読んできた量が足りない学習者にはぴったりだと思います。

また、各文章にクイズや音声がついているので、しっかりと内容理解できているかを確認できたり音読教材として利用できるので学生の利用にもおすすめできます。

そしてなんと言っても月額800円はコスパ抜群です。

ある程度のレベルの文を読みたい学習者の場合2ヶ月だけ利用して、読みたい本がなくなったら退会する、というのもありだと思います。

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この記事を書いた人

現役の英語コーチ・講師が英語学習に関するお役立ち情報を発信中!
TOEIC985・英検1級保有

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