自動詞と他動詞の違いって?一発で見分ける方法

英語の動詞には自動詞他動詞があります。

この2つの違いは「直後に目的語を取るかどうか」です。

この記事では、自動詞と他動詞の簡単な見分け方とその覚え方、そして文法問題で狙われやすいポイントを解説していきます。

目次

自動詞と他動詞の見分け方&覚え方

他動詞はすぐ後ろに目的語をとりますが、自動詞は目的語の前に前置詞が必要です。

逆に言うと、直後に目的語をとっていれば他動詞、前置詞を挟んで目的語をとっていれば自動詞であるといえます。

  • I didn’t reply to her letter目的語.【自動詞】
  • answered her letter目的語.【他動詞】

 replyは自動詞なので目的語の前に前置詞toが必要ですが、answerは他動詞なので直後に目的語をとっています。

私は文法のイメージを掴むため、自動詞は「立している動詞」という覚え方をしています。

自立しているから後ろに目的語の支えが無くても大丈夫。

前置詞を挟んで親(目的語)が自立した子供(自動詞)を遠目から見守っているイメージです。

一方、他動詞は「の支えが必要な動詞」という覚え方です。

まだまだ自立できない子供(他動詞)が親(目的語)に寄っかかっているイメージです。

自動詞と他動詞どちらにも用いる動詞

自動詞と他動詞の区別はつけられるようになったでしょうか?

しかし、「この動詞は自動詞、その動詞は他動詞」というように分類できるわけではありません。

同じ動詞でも後ろに前置詞を挟んで目的語が来れば自動詞に、直後に目的語が来れば他動詞になります。

ここでは1つの動詞が自動詞・他動詞になる代表的なxパターンを紹介します。

同じ動詞が前置詞の有無で意味が変わる場合

1つの動詞が前置詞をとる場合ととらない場合で意味の違う場合があります。

  1. He called on his mother at five.【自動詞】
    (彼は5時に母の元を訪れた。)
  2. He called his mother at five.【他動詞】
    (彼は5時に母に電話した。)

1の文でcallは前置詞onを伴って自動詞として用いられています。

このときcall onの意味は「〜を訪れる」になります。

一方2の文でcallは直後に目的語his motherを伴って他動詞として用いられています。

このときcallは「〜に電話する」という意味になります。

同じ動詞が似た意味で自動詞・他動詞に使われる場合

同じ動詞が似た意味で自動詞になる場合と他動詞になる場合があります。

  1. Pineapples grow in a warm climate.【自動詞】
    (パイナップルは温暖な気候で育つ。)
  2. Mary grows her hair long.【他動詞】
    (メアリーは髪を長く伸ばしている。)

上の2つの文でgrowはそれぞれ「育つ」「伸ばす」という似た意味を持っています。

しかし、1では自動詞、2では他動詞として用いられている点に注意です。

  1. This book has sold five hundred thousand copies.【自動詞】
    (この本は50万部売れた。)
  2. This store sells classy cars.【他動詞】
    (この店舗は高級車を売っている。)

こちらも同様に1つの動詞sellが、自動詞としては「売れる」他動詞としては「売る」という意味を持っています。

自動詞と勘違いしやすい他動詞

日本語の影響で、本来他動詞として使うべき動詞の後に前置詞を入れて自動詞として用いてしまうミスが多くあります。

試験問題でも頻繁に問われるので典型的なパターンを覚えておきましょう。

誤ってto, intoを入れがちな他動詞

前置詞to, intoは「〜に」と訳されることが多いため、他動詞のあとに誤って置いてしまいがちです。

(誤)He resembles to his mother.
(正)He resembles his mother.
(彼は母親に似ている。)

(誤)We reached to the station in two hours.
(正)We reached the station in two hours.
(私達は2時間でその駅に到着した。)

(誤)A man approached to the child.
(正)A man approached the child.
(男はその子供近づいた。)

(誤)Many people attended to the meeting.
(正)Many people attended the meeting.
(たくさんの人がその会議出席した。)

(誤)The professor answered to his question.
(正)The professor answered his question.
(その教授は彼の質問答えた。)

(誤)He entered to the store.
(正)He entered the store.
(彼はその店入った。)

誤ってwithを入れがちな他動詞

前置詞withは「〜と」と訳されることが多いため、他動詞のあとに誤って置いてしまいがちです。

(誤)My sister married with her childhood friend.
(正)My sister married her childhood friend.
(私の姉は幼馴染結婚した。)

誤ってaboutを入れがちな他動詞

前置詞aboutは「〜について」と訳されることが多いため、他動詞のあとに誤って置いてしまいがちです。

(誤)They discussed about the problem at the meeting.
(正)They discussed the problem at the meeting.
(彼らは会議でその問題について議論した。)

(誤)You must consider about your future.
(正)You must consider your future.
(君は将来について考えなくてはいけない。)

他動詞と勘違いしやすい自動詞

ここまでは他動詞として用いるべき動詞を自動詞としてしまうミスを紹介しましたが、反対に自動詞として用いるべき動詞を他動詞としてしまうミスも多くあります。

(誤)We hope your success.
(正)We hope for your success.
(私達はあなたの成功を祈っています。)

(誤)He objected her going to the party.
(正)He objected to her going to the party.
(彼は彼女がそのパーティーに行くのに反対した。)

(誤)I apologized him for not doing my homework.
(正)I apologized to him for not doing my homework.
(私は宿題をやっていないことについて彼に謝った。)

(誤)She agreed me on that point.
(正)She agreed with me on that point.
(彼女はその点について私に賛成した。)

(誤)We didn’t have anything to complain the decision.
(正)We didn’t have anything to complain of the decision.
(私達はその決定について不満はなかった。)

(誤)He looked our schedule.
(正)He looked at our schedule.
(彼は私達の予定を見た。)

(誤)She often listens the radio.
(正)She often listens to the radio.
(彼女はよくラジオを聞く。)

おさらい

この記事では自動詞・他動詞の見分け方とよくあるミスを紹介しました。
学習のポイントをおさらいしましょう。

自動詞と他動詞まとめ

  • 見分け方は「目的語を直後にとっているか」
  • 同じ動詞でも自動詞になったり他動詞になったりする
  • 自動詞として用いるべき動詞、他動詞として用いるべき動詞を覚える

自動詞、他動詞の見分け方や用法は文法問題でよく問われるポイントです。

しっかり学習して使いこなせるようにしましょう。

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この記事を書いた人

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