試験で役立つ!TOEIC L&R Part2出題内容と試験で使えるテクニックを解説

この記事ではPart1に引き続き、TOEICのPart2の出題内容と試験本番で使えるテクニックについて解説していきます。

Part1の解説をまだ読んでいない方は試験で役立つ!TOEIC L&R Part1出題内容とテクニックを解説を読んでみてくださいね。

目次

TOEIC L&R Part2の出題内容

TOEICのPart2はQ7~31までのリスニング25題で構成されます。

Part1は問題冊子にある写真を見て解答しますが、Part2では音声だけを聞いて解答します。

問題文が1つ流れた後、それに応答する文章が3つ読まれます。
この中から適切な応答となる選択肢を1つ選びます。

イメージとしてはこんな感じです。※実際は音声だけなので、スクリプト(英文)は読めません!

(問題文)
Where did you go yesterday?(昨日どこへ行ったんですか?)

(応答文の選択肢)
A. So did I.(私もそうでした。)
B. Actually I was sick in bed.(実は病気で寝込んでいたんです。)
C. I want to go to the library.(私は図書館に行きたいです。)

このようにまず疑問形式で問題文が1つ流れます。
ここでは「Where did you go yesterday?(昨日どこへ行ったんですか?)」と聞かれているので、その後流れる選択肢の中から会話が成立するものを選べばいいわけです。

B:実は病気で寝込んでいたんです。」は行き先が示されていませんが、会話が成立するので正解になります。

A:私もそうでした。」は前の文とつながらないので不適切です。
C:私は図書館に行きたいです。」は昨日行ったところを聞かれているのに、未来の話をしているのでNGです。

これで1題です。
Part2は前述の通り25題で構成されているのでこれを1セットとして25回繰り返すことになります。

TOEIC L&R Part2の特徴

Part2はかなり出題に癖があります。

最初は解いていて「こんな答えアリなのか!」と驚くこともあります。
逆に言えば特徴を予め抑えておくことで試験本番で落ち着いて対処できます。

TOEIC Part2の特徴

  • 音声が短く、一度しか流れない
  • 疑問詞に対応していない応答が正解になることがある
  • 疑問文での応答が正解になることもある

1つずつ詳しく見ていきましょう。

音声が短く、一度しか流れない

TOEICのリスニングは一度しか英文が読まれないため、聞き直しができません。
さらに、Part2は問題文、応答文ともに英文が1文で完結するため前後の文からの類推ができません。

他のリスニングパートと異なるのは「問題文が聞き取れなかったら解答できない」という点です。
他のパートでは選択肢や図表の先読みで英文の内容が予想ができたり、選択肢を目で見て確認できますがPart2だけは舗装される音声以外にヒントが一切ありません。

問題文と選択肢を自分で聞き取った上で適切な応答を選ばなくてはいけません。
選択肢の文章を聞き取れなかった場合は消去法が使えます。
しかし、問題文が聞き取れなかった場合はその後の選択肢の文章が聞き取れても解答ができなくなります。

疑問詞に対応していない応答が正解になることがある

Part2の問題文ではよく「what, where, when, who」などの疑問詞が用いられます。
それぞれ「具体的なもの、場所、時、人」などを答えるのが普通ですが、TOEICでは必ずしも疑問詞に対応した応答文が正解になるわけではありません。

例えばこちらをご覧ください。(再掲)

(疑問文)
Where did you go yesterday?(昨日どこへ行ったんですか?)

(応答文の選択肢)
A. So did I.(私もそうでした。)
B. Actually I was sick in bed.(実は病気で寝込んでいたんです。)
C. I want to go to the library.(私は図書館に行きたいです。)

問題文では場所を尋ねる疑問詞「where」が使われています。
通常、答えとなる文章では具体的な場所が答えになることを予想しますよね。

しかし、実際にはB. Actually I was sick in bed.(実は病気で寝込んでいたんです。)が答えになります。
Bの文章では具体的な場所は答えていません。
ですが、「どこへ行ったのか?」という質問に対して「病気だったからどこへも行っていない」という応答は自然です。

このようにTOEICでは「whereが使われたから場所が答えになる」という発想が通用しません。

疑問文での応答が正解になることもある

通常、疑問文で聞かれたら疑問文で返すことはありませんよね。
疑問文には2択で聞かれたら「Yes, No」、疑問詞で聞かれたら「場所や時間」を答えましょう、と習ってきていますよね。

しかし、TOEICのPart2では疑問文に対して疑問文で応答している文章が正解になることがあります。

例えばこちらの文章。

(問題文)
What should I prepare for tomorrow’s meeting?(明日の会議に向けて何を準備したらいいでしょうか?)

(応答文の選択肢)
A. Let’s meet in front of the station.(駅前で会いましょう。)
B. Either will do.(どちらでも結構です。)
C. Why don’t you ask Alice?(アリスに聞いてみたらどうでしょうか?)

この問題では「What should I do for tomorrow’s meeting?」という問題文に対して「C. Why don’t you ask Alice?」が正解になります。

疑問文に疑問文で答えているため、違和感があるかもしれませんが「明日の会議に向けて何を準備したらいいでしょうか?」という質問に対して「アリスに聞いてみたらどうでしょうか?」とアドバイスをしているのは自然ですよね。

TOEICではこの手の「疑問文返し」が正解になることは多々あるので気をつけましょう。

TOEIC L&R Part2で使えるテクニック

ここからはTOEICのPart2の得点を今すぐ上げるテクニックを解説していきます。
実際に僕が試験や模試を解くときに使っているテクニックです。

TOEIC Part2で使えるテクニック

  • 疑問詞と動詞だけ聞き取る
  • TOEICの出題パターンを頭に入れておく
  • 聞き取れなかったら消去法を使う

1つずつ解説していきます。

疑問詞だけ聞き取る

Part2の問題文は非常に短いので、一つの単語を聞き取れないだけで命取りです。

しかし、最低限冒頭の疑問詞さえ聞き取っておけば正答率を上げることができます。
Part2の解答の選択肢は3つですから、疑問詞を聞き取るだけでも明らかにおかしい選択肢を削ることができます。

例えば次のような問題。

(問題文)
When is your business trip to Miami?(マイアミへの出張はいつですか?)

(応答文の選択肢)
A. It was a nice trip.(いい旅でした。)
B. Around early December.(12月の下旬です。)
C. By plane.(飛行機で行きます。)

問題文の後半が聞き取れなくても冒頭の疑問詞「when」さえ聞き取ればなんとか正解できます。

前述の通り、TOEICでは独特の出題パターンが存在するため疑問詞に対応していない文が答えになることもあります。
しかし、この問題では「時」に関する答え方としておかしくないものを選んでおけば正答率は高くなります。

「問題文は疑問詞whenが入っていたな。Bは時期を答えているからこれっぽいな。」
くらいの感覚です。

もちろん問題文すべてを聞き取るのが一番ですが、試験本番ではどうしても聞き逃しが起きるものです。

そういった場合にこういったテクニックを知っておくと小さな得点を積み上げられます。

TOEICの出題パターンを頭に入れておく

前節でTOEICの出題パターンを紹介しました。
中でも次の2つはTOEICの癖とも言える独特な出題パターンです。

  • 疑問詞に対応していない応答が正解になることがある
  • 疑問文での応答が正解になることもある

Where did you go yesterday?(昨日どこへ行ったんですか?)」という「場所」を尋ねる問題文に対して「Actually I was sick in bed.(実は病気で寝込んでいたんです。)」というように直接場所を答えていない応答が正解になることがあります。

また、「What should I do for tomorrow’s meeting?(明日の会議に向けて何を準備したらいいでしょうか?)」という問題文に対して「Why don’t you ask Alice?(アリスに聞いてみたらどうでしょうか?)」というように疑問文で返している応答が正解になることもあります。

このように受験英語ではあまり答え慣れていないパターンがTOEICでは頻出です。
これらのパターンを知っておくことで試験本番で「なんかwhereに対して場所で答えてないけどおかしいかな?」や「え、疑問文が答えになっていいのかな?」ということで不安にならずに済みます。

聞き取れなかったら消去法を使う

Part2では選択肢が3つしかありません。
つまり耳を塞いでいても3分の1の確率で正解できるわけです。

ですから、どうしてもわからない時は消去法を使うことをオススメします。

1つ聞き取れなくてもその後明らかに違う選択肢を2つ削れれば100%正解できますし、1つ削れるだけでも50%の確率で正解できます。

もし、本番で1つ聞き取れなくても焦る必要はありません。
すぐに「消去法モード」に頭を切り替えて他の選択肢を死守しましょう。

まとめ

この記事ではTOEIC L&RテストのPart2について出題内容や特徴、試験で使えるテクニックを解説しました。

TOEIC Part2のまとめ

  • 疑問文が1つ流れた後、その後読まれる3つの英文から適切なものを選ぶ形式が25問出題される
  • 音声が短く、一度しか流れない
  • 疑問詞に対応していない応答が正解になることがある
  • 疑問文での応答が正解になることもある
  • 疑問詞と動詞だけ聞き取る
  • TOEICの出題パターンを頭に入れておく
  • 聞き取れなかったら消去法を使う

Part2は短い英文がテンポよく読まれていくパートです。

一喜一憂していると後の問題に影響が出てしまいますから、鉄の心で問題のテンポに合わせていきましょう。

特に出題の癖がかなり強いパートなので、ぜひこちらの記事の内容が参考になれば幸いです!

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この記事を書いた人

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TOEIC985・英検1級保有

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