【英語コーチ厳選】TOEIC予測スコア・語彙がわかるサービス7選

「TOEICを受験しよう!」と思い立った時に気になるのは、「今現在のスコアはどれくらいなんだろう?」ということではないでしょうか?
現状の予測スコアが分かれば、目標を立てたり目標までのギャップを把握したりできるため、学習が進めやすくなります。
この記事ではTOEICの予測スコアについて以下の疑問点にお答えしていきます。
- TOEIC予測スコアを出す意味は?
- TOEICスコア予測の精度は?
- TOEIC予測スコアがわかるサービスは?
- 予測語彙数がわかるサービスは?
TOEIC予測スコアを出す意味は?
TOEIC予測スコアを出す意味は以下の4つがあります。
- 目標スコアまでに必要な学習時間が分かる
- 今のスコアに合った学習ができる
- 勉強の効果測定ができる
- モチベーションの維持
目標スコアまでに必要な学習時間が分かる
予測スコアを出すことで、目標のスコアまでに必要な学習時間が分かります。
現状のTOEICスコアから目標スコアを取るのにかかる時間はどれくらいなのかを一覧にしました。
→目標のスコア ↓現状のスコア | 350点 | 450点 | 550点 | 650点 | 750点 | 850点 | 950点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
250点 | 200h | 425h | 700h | 950h | 1150h | 1450h | 1750h |
350点 | – | 225h | 450h | 700h | 950h | 1225h | 1550h |
450点 | – | – | 225h | 450h | 700h | 975h | 1300h |
550点 | – | – | – | 225h | 450h | 725h | 1050h |
650点 | – | – | – | – | 225h | 500h | 825h |
750点 | – | – | – | – | – | 275h | 600h |
850点 | – | – | – | – | – | – | 325h |
例えば、現状のスコアが450点で目標が750点の場合、必要な学習時間は700時間程度だと予測できます。
1日に確保できる学習時間に応じた必要な学習期間は以下の表の通りになります。
1日の学習時間 | 750点までにかかる期間 |
---|---|
1時間(週7時間) | 1年11ヶ月 |
1.5時間(週10.5時間) | 1年4ヶ月 |
2時間(週14時間) | 11.5ヶ月 |
3時間(週21時間) | 8ヶ月 |
このように現状の予測スコアが分かれば、目標までにだいたいどれくらいの学習時間がかかるのかが分かるため、学習計画を立てることが非常に容易になります。
今のスコアに合った学習ができる
TOEICで大切なのは自分のレベルに合った学習をすることです。
例えば、現状のスコアが300点なら中学英文法から見直しを、500点なら高校英語の読み・聞きを、750点ならTOEIC模試を、といったようにスコア別に適切な学習プランは大きく変わります。
また、語彙学習でも自分の現状の語彙力に合った単語帳を選ぶのが大切です。
TOEICにおいて語彙数は非常に大切で、目標のスコア×10倍の語彙数が目安です。
例えば、現状の語彙力が4000語で目標スコアが600点の場合、語彙数は6000語を目指すと良いでしょう。
このように現状のスコアを予測することで、自分に最適なレベルで学習を進めることができます。
勉強の効果測定ができる
定期的に予測スコアを出すことで、日々の学習の成果がきちんと現れているかを確認することができます。
毎月TOEICを受験するのは精神的にも金銭的にも負担が大きいため、TOEICスコア予測ツールを使うことで簡易的に英語力の伸びを確認することができます。
例えば、1ヶ月間文法学習に力を入れた結果、Part5のスコアが伸びていれば学習の効果が正しく出ていることになりますし、もしそうでなければ「なぜ結果に繋がっていないのか?」を振り返るきっかけになります。
このようにTOEICのスコア予測を定期的に行うことで、日々の学習へのフィードバックを得て、より効率的な学習へ舵切りができるようになります。
モチベーションの維持
社会人の英語学習はモチベーションを維持するのが難しいです。
学生時代は、小テスト、定期テスト、模試、入試など自分の学力を数値化される機会が自然と用意されており、モチベーションなど考える間もなく学習を進める必要がありました。
しかし、社会人の場合自分でテストの申込みをしない限り、テストを受ける機会はなくなります。
ある程度の頻度でテストがあることでモチベーションを維持しやすくなるため、社会人の方には定期的にテストを受験することをおすすめします。
TOEICを頻繁に受験する方や、あまりテストによってモチベーションが上がらない人以外は、ぜひスコア予測を活用してモチベーションの維持向上に役立てましょう。
TOEICスコア予測の精度は?
TOEICスコア予測の精度はどれくらいなのか?気になりますよね。
このセクションでは以下の2点を解説していきます。
- 精度は約95%
- 問題数が多いほど精度は高くなる
精度は約95%
TOEICのスコア予測の精度は約95%でスコアで言うと、±50点程度の誤差で自分の現状のスコアを知ることができます。
スコア予測はあくまで予測で、TOEIC本番の200問に比べると圧倒的に少ない問題数でスコアを確認できます。
200問解いたときと比べると誤差はありますが、±50点の誤差で現状のスコアを確認できるというのは非常に大きなメリットであると言えるでしょう。
問題数が多いほど精度は高くなる
予測スコアを出す際は、TOEIC形式の問題をいくつか解いてスコアの予測をします。
解答する問題数が多いほど負担も大きくなりますが、その分精度も高くなります。
例えば、10問解いて予測スコアを出すよりも、100問解いて予測スコアを出したほうが高い精度が出せるでしょう。
TOEIC予測スコアがわかるサービスは?
TOEIC予測スコアがわかるサービスは以下の5つです。
- abceed(アプリ)
- Santaアルク(アプリ)
- 公式問題集(テキスト)
- English Test – TOEIC(アプリ)
- TOEIC L&R TEST 弱点診断(Webサイト)
abceed(アプリ)

abceedはTOEIC対策の参考書が使い放題のサブスク型のアプリです。
公式によると、スコア予測の精度は誤差±6%(±60点)となっており、自分の現在地をかなり正確に把握することができます。
予測スコアと本番のTOEIC®︎公開テストスコアとの誤差は、約±6%となっております。
https://globeejphelp.zendesk.com/hc/ja/articles/4402996865433-%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%B2%BE%E5%BA%A6
全パートを満遍なく学習するのもいいですが、スコア診断を通して自分の苦手なパートに多く時間を使うことで効率よくスコアアップを狙うことができます。

abceedのオンライン模試とはTOEIC形式の問題を30~200問(トライアルユーザーは30問のみ)解くことができる機能です。
30問の模試でも誤差6%(±60点)の精度でスコアを正確に予測できるためぜひ受験してみてください。
受験後は以下のように自分の現状を正確に可視化することができます。(再掲)


はじめにテストを受けて自分の現時点のスコア、パート別の得点率を把握することで学習の指針を立てるのに非常に有効です。
私もイチ推しするabceedの仕様・料金や使い方については以下の記事で詳しく解説しています。

Santaアルク(アプリ)
Santaアルクは「キクタン」や「究極の模試」など数々の英語学習参考書を世に送り出してきた出版社アルクが運用するオールインワンTOEIC対策アプリです。
利用者数800万人以上のデータを活用して、高精度のAIがTOEIC対策をサポートしてくれるのが特徴です。
このSantaアルクは初回利用時に12問の診断テストで95%の精度でTOEICスコアを予測することができます。
こちらの画面から「レベルテストを受ける」を選択します。

レベルテストの受験には無料会員登録が必要になります。
お好きな方法で会員登録をしましょう。

12問の回答を終えると以下のようにTOEIC予測スコアが確認できます。
回答の際にはリスニング問題の有無を選べますが、リスニングの予測スコアも正確に出すために音声を聞ける状況で受験することをおすすめします。

例えば、上の結果を見るとリスニングが435点、リーディングが400点の合計835点が現在の予測スコアであることが分かります。
さらに受験前に目標スコアを設定することで以下のように、より詳細なスコアレポートを見ることができます。




現在の自分の位置を可視化し、現状特に弱い部分が一目瞭然です。
また、目標スコアとのギャップを埋めるために優先して取り組むべき出題パターンや学習項目をレコメンドしてくれるため、学習計画の立案に大きく役立ちます。
公式問題集(テキスト)

TOEICには過去問は存在しませんが、市販の予想問題集や模試はたくさんあります。ただ、その中でもTOEICを開発するETSが発行しているのは「公式問題集」というシリーズのみです。
2016年のアップデート以降、2024点時点で11冊が刊行されており、各刊2回分の模試を収録しています。
はじめてTOEICを受ける場合は必携の一冊となりますので、ぜひ最新版を購入しておきましょう。(1冊3,300円税込み)
実際に模試を解いて出題傾向や初回のテストまでの自分の学習方針を立てるのに役立てましょう。
TOEICはリスニング・リーディングそれぞれ100問の計200問出題されますが、公式問題集の巻末には正当数から予測スコアを導く対応表が載っていますのでぜひ自己採点して自分の現状のスコアを知りましょう。
公式問題集を解くときは、120分時間を測って通しで実施しましょう。リスニングとリーディングを分けて実施したり途中で休憩を入れる、時間を測らない、といった本番と違う環境で解くのは予測スコアに影響が出るのでNGです。

English Test – TOEIC(アプリ)

「English Test – TOEIC」は海外製のTOEIC対策アプリで、5000問以上のTOEIC形式の問題を模試形式にして解くことができます。
価格:iOS→800円、android→無料となっており、androidユーザーは無料で模試を大量に解くことができます。
iPhoneユーザーも800円を支払えば同じように利用できるので、コストパフォーマンスに優れた模試アプリだと言えます。
「English Test – TOEIC」については以下の記事で詳しく解説しています。

TOEIC L&R TEST 弱点診断(Webサイト)

TOEIC L&R TEST 弱点診断はブラウザ上でTOEICの苦手パートの診断ができる無料サービスです。
これまで紹介してきたサービスでは具体的なスコアが表示されますが、こちらではスコアの代わりに弱点が可視化できます。
会員登録も不要で、テスト画面のUIも非常に分かりやすいため、気軽に弱点を診断できます。
テストは「TOEIC600点突破を目指す方」「TOEIC900点突破を目指す方」の2種類あり、自分のレベル感に合わせてどちらを受験するか決めるとよいでしょう。
リスニング・リーディング合わせて25問回答することで、自分の弱点が分かります。

例えば上の画像は結果の一例ですが、リスニング力に比べて読解力に大きな穴がありそうだと分かります。
またそれぞれの項目についてもアドバイスが出ており、語彙力の項目では「ビジネス語を習得しましょう!」という学習がおすすめされています。
予測語彙数がわかるサービスは?
TOEICの予測スコアを出す際は、同時に予測語彙数も出すのがおすすめです。
語彙数というのはどれだけの英単語の意味を知っているか、という数値です。
TOEICでは語彙数がスコアに大きな影響力を持ち、目安としてスコア×10倍の語彙力が必要となります。
例えば、目標スコアが750点の人は7500語の語彙を目指すことになります。
予測語彙数が分かれば、自分が取り組むべき単語帳のレベルが分かります。
例えば、現状の語彙数が6500語で目標のスコアが800の場合、8000語の語彙が必要です。
この場合はキクタンTOEIC L&Rテスト SCORE800などが適切なレベル感と言えます。
おすすめのTOEIC単語帳については以下の記事で解説しています。

ここではTOEICの予測語彙数を出すために使える無料のWebサイトを2つ紹介します。
- Test your English vocabulary
- Weblio語彙力診断テスト(総合診断)
Test your English vocabulary
現在の語彙数はTest your English vocabularyというサイトで5分程度でチェックすることができます。

回答を終えると以下のように結果が表示されます。例えば以下の場合だと語彙力は10,436語あることになります。

意味が分かる英単語にチェックを入れていくだけで語彙力が簡単に測定できます。いろいろ試しましたがこちらのサイトは割と正確だと思います。
Weblio語彙力診断テスト(総合診断)
Weblio語彙力診断テストは、4択の問題にチェックを付けて回答していくタイプの語彙診断テストです。
「問題に正解したかどうか」、「回答にどのくらい時間がかかったか」の2点で診断され、出題内容が随時変化していく仕組みになっています。

25題の回答が終わると、以下のように診断結果を見ることができます。

すでに紹介したTest your English vocabularyと両方受けて予測語彙数を出すのもいいでしょう。
TOEIC予測スコア・語彙がわかるサービスまとめ
この記事ではTOEIC予測スコア・語彙がわかるサービスについて以下の疑問に答えてきました。
- TOEIC予測スコアを出す意味は?
- TOEICスコア予測の精度は?
- TOEIC予測スコアがわかるサービスは?
- 予測語彙数がわかるサービスは?
TOEIC予測スコアを出す意味は以下の4つです。
- 目標スコアまでに必要な学習時間が分かる
- 今のスコアに合った学習ができる
- 勉強の効果測定ができる
- モチベーションの維持
TOEICスコア予測の精度は約95%で、問題数が多いほど精度は高くなります。
TOEIC予測スコアがわかるサービスは以下の5つです。
- abceed(アプリ)
- Santaアルク(アプリ)
- 公式問題集(テキスト)
- English Test – TOEIC(アプリ)
- TOEIC L&R TEST 弱点診断(Webサイト)
予測語彙数がわかるサービスは以下の2つです。
- Test your English vocabulary
- Weblio語彙力診断テスト(総合診断)
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